Kurtz, Manny
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エリントンのすごさは、決して曲を「単なるアドリブの素材」として提供しないところにある。普通だと「この曲をどう "cook" するか」がジャズメンの課題だが、デュークはそれを裏返す。「この曲の中で、どういうソロをとらせるか、そして曲をどう完成させるか」このアプローチをとったのは、デューク以後はミンガスしかいなかった。30年代、既にクーティ・ウィリアムス、ローレンス・ブラウン、ファン・ティゾール、ホッジス、ハリー・カーネイ等のエリントニアンが集結し、気分はもう昔の全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル」。デュークの猛獣使いぶりも見事です。(2002/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120589 |
グッドマンは言うまでもなく上手い。クラリネットという難しい楽器でやはりここまでの逸材は出ない(その証拠にモダン期にはバディ・デフランコ一人が気を吐くのみ)。フルバンのグッドマン、これは明らかに「横綱相撲」なのですね。美味しいところだけ吹いている。ま、グッドマンを堪能したいならコンボになりますが、横綱相撲の愉しさは「豪華」「陽気」「スマート」というところ。ここではベイシー額案のオハコの「ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド」なんぞもやったりして、余裕のヨッチャンです。このフルバンを再現してそれでダンパをやってみたい。すっごい贅沢!(2004/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120677 |