ギスランツォーニ, アントニオ(1824-1893)
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名テノール、ユッシ・ビョルリンク(1911-60)が1936年から44年にかけて、母国スウェーデンで録音したアリアと二重唱集です。この「ユッシ・ビョルリンク・コレクション」の第1集と第2集には、1930年代前半のスウェーデン語訳詞による録音が収められていました。第3集では欧米各地で活躍し始めた時期を反映して、イタリア語とフランス語による歌唱が収められており、スウェーデン以外のすべての聴衆にとって、より耳に親しみやすい響きとなっています。30歳前後の澄んだ歌声とバランスの良さで、ビョルリンクの絶頂期を記録した1枚です。(山崎浩太郎)(2004/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110754 |
天分の美声、そして決して卑近に陥らない歌いまわし。ビョルリンクの魅力は突き詰めればその二点に集約されるでしょう。そしてその魅力は彼のキャリアが終わりに近づいたこのCDを録音した頃においても、減ずるどころかよりいっそう輝いていたのでした。伸びやかな高音、旋律線に対する率直なアプローチは、「永遠の青年テナー」を思わせます。中でも「真珠採り」のデュオは必聴の美しさ。リリック・テナーとはかくあるべきであるという、歴史に残る名唱といっても過言ではない録音です。ヴェルディの「オテロ」や「運命の力」で見せる過剰にならない力強さも、聞き逃せない箇所でしょう。(2004/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110788 |
Orfeoレーベルでおなじみのブルガリアの歌姫、クラッシミラ・ストヤノヴァ。NAXOSでは彼女の初アルバムとなるのが、プッチーニの珍しい歌曲集です。リヒャルト・シュトラウスや宗教曲で強い存在感を示している彼女、現在最も注目しているのが、ヴェリズモ・オペラだと語っていましたが、このプッチーニもその時代に属し、アリアとはまた違う細やかな感情表現と強靭な声が要求される、歌手にとって大層手応えのある歌曲集なのです。世俗的な曲、サロン風の曲、神聖な曲まで、彼女は全ての歌を絶妙な歌唱で表現し、普遍的な愛の心から、国家の賛美と言った大掛かりな世界までを見事に表現しています。また「ベアタ・ヴェスケラ」と「王の御旗は進み」の2曲では、自身でメゾ・ソプラノ・パートを歌う(多重録音)ことで、この1枚を完璧な仕上がりにしています。(2017/03/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573501 |
【プッチーニ没後100周年記念、シャハトナーによる管弦楽伴奏歌曲をカストロノヴォの美声で聴く】19世紀後半から20世紀初めにかけて活躍したイタリアのオペラ作曲家たちの多くはまとまった数の歌曲を残していますが、プッチーニの場合は生前に出版された歌曲は11曲だけで、それらもまとまった作品としてではなく、キャリアの初期から後期にかけて散発的に書かれたものでした。2010年に出版された最初の校訂版「歌曲集」には16曲が収められており、当CDにはそのピアノ・パートを大オーケストラのための管弦楽伴奏に編曲したものを収録しています。編曲を手掛けたのは1985年ドイツ生まれの作曲家・指揮者ヨハネス・クサヴァー・シャハトナー。楽譜は2020年にBoosey & Hawksから出版され、これが初録音となります。プッチーニの歌曲は基本的にベルカントのスタイルで書かれており、ピアノはシンプルな伴奏に留まることが多いのですが、シャハトナーはプッチーニのオペラでのオーケストレーションを参考にしつつも、時に大胆かつ独創的なアレンジを施しています。今を時めくテノール歌手の一人、カストロノヴォの力強く輝かしい歌唱がこの録音の魅力を一層高めています。稀少なオーケストラ作品を併録。(2024/01/12 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900349 |
20世紀後半まで、オペラファンのみならず、同業のオペラ歌手にも仰ぎ尊敬され、ある者は目標とさえみなしていたポンセル。美声であったことはいうまでもなく、なにより具現の人の耳目を集めたのは、彼女のフレーズの歌いこなし、役割にあった融通無碍な唱法の多彩さにあります。このCDに収められているのは、彼女がメト・デビューを果たした「運命の力」を含めたヴェルディ作品のみですが、軽やかさを要求される「シチリア島の夕べの祈り」、胆力勝負の「アイーダ」、繊細な叙情が求められる「オテロ」と、性格の異なる至難のアリアが含まれおり、それらを歌いこなす彼女の卓越した能力を窺い知ることが出来ます。(2002/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110728 |
イギリス、ウェールズに生まれ、モーツァルト歌手として一世を風靡したソプラノ、マーガレット・プライス(1941-2011)の名唱集です。トリニティ・カレッジではメゾ・ソプラノとして勉強、1962年にウェルシュ・ナショナル・オペラで「フィガロの結婚」ケルビーノ役でデビュー。その後イギリス全土で名声を高めていきます。ソプラノに転向してからは、モーツァルトを中心に、リートやコンサート歌手としても活躍し、晩年になって声が深みを帯びた頃には、ヴェルディやR・シュトラウスなどにも挑戦。素晴らしい歌唱を聴かせました。このアルバムは全て初出音源で、1977年から1991年の絶頂期の彼女の清楚で明快な歌声を捉えたものです。得意としたモーツァルト、ヴェルディだけでなく、チレアやウェーバー、ロッシーニ、そしてベッリーニまで彼女の知られざるレパートリーを聴くことができます。録音 1977,1981,1986,1991年ミュンヘン放送管弦楽団「日曜コンサート」より(2011/06/08 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900305 |
(2003/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110744-45 |