ムソルグスキー, モデスト・ペトロヴィチ(1839-1881)
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Steinway and Sonsレーベル初の「子供向け」のコンピレーション・アルバムの登場。演奏はレーベルを代表する名手ジェニー・リンによるもので、もちろんお子様からその親、祖父母の世代まで、全ての人々にお楽しみいただける内容です。朝起きてから夜眠るまで、一日ずっとステキなメロディに包まれていたい・・・そんな人にもオススメします。珍しい曲もありますが、全て解説(英語)が付けられています。(2016/10/28 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30043 |
ドイツ・リートとは全く違う世界観を有するロシアの歌曲たち。これらは、聴き手の心を直接揺り動かし、極めて素朴な感情を沸きあがらせるのです。チャイコフスキーの甘き慕情、ラフマニノフの疼くような痛みを伴った感傷、リムスキー=コルサコフの歌に吹きすさぶ風の音、そしてムソルグスキーの優しい愛撫。この蕩けるように美しい歌たちには、確かに狂おしいまでの魅力があるようです。ここで演奏するのは、双子のクシュプラー姉妹です。メゾ・ソプラノのゾルヤーナ、ピアノのオレナ、2人はウクライナに生まれ、母親から最初の音楽の手ほどきを受けました。各々違う道を歩みつつも、このような共演では見事なまでに息のあった名演を披露してくれます。(2010/07/14 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5039 |
2019年、ウィーン国立歌劇場およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任したヴァイオリニスト、フョードル・ルディンの最新作。「Heritage(遺産)」と題されたアルバムには、ルディンの祖父であり20世紀半ばに活躍したエディソン・デニソフの作品を中心に、ショスタコーヴィチとプロコフィエフの作品が収録されており、モスクワに生まれてパリで育ったルディン自身のポートレートと言えるアルバムになっています。デニソフは社会主義リアリズム路線に反抗し、前衛的な作品を書いたことで知られるとともに、西側の作品を研究しながら独自の作風を模索し物議をかもした人。このアルバムに収録されたドビュッシーの未完の歌劇《ロドリーヌとシメーヌ》からの前奏曲と二重唱も、デニソフ自身がオーケストレーションを施したものですが、ここでは更にルディン自身がヴァイオリンとピアノ用に編曲、演奏しています。十二音技法で描かれたソナタも聴きものです。アンコールとしてラフマニノフが編曲したムソルグスキーの「ゴパーク」が置かれています。(2021/11/19 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100183 |
【アブドゥライモフが聴かせる「小品の万華鏡」】1990年ウズベキスタンの首都タシュケント生まれのベフゾド・アブドゥライモフ。2009年にロンドン国際ピアノ・コンクールで優勝し、Deccaから2枚のアルバムをリリース、驚異的なテクニックで世界中のピアノ・ファンを虜にしました。その後プロムスにデビューするなど、日本を含む世界各地の演奏活動で深みを増した彼が、ALPHAレーベルからアルバムをリリースします。第1弾はドビュッシー、ショパン、そしてムソルグスキーによる人気作品を集めた贅沢な一枚。いずれも小さな曲を集めた作品で、隣り合う曲同士の類似と相違の関係性が織りなす色彩感を万華鏡のように楽しむことをテーマとしています。豊かな経験による成長を感じさせる軽やかさの中に、高い技術力に裏打ちされた高度な表現を聴かせ、時折挟む、ちょっとしたテンポの揺れなどもたいへん魅力的です。なお、『展覧会の絵』はバウアー版あるいはラヴェル編曲版の影響か、「ビドロ」は弱音で始まり5つ目の「プロムナード」は省略しています。ALPHAからは数枚のアルバムが予定されており、今後の展開が楽しみなところです。(2021/01/15 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA653 |
1989年モスクワに生まれ、現在はロンドンに拠点を置く若手ピアニスト、アレクサンドル・パンフィロフ。6歳から音楽のレッスンを始め、グネーシン音楽院を経て、モスクワのチャイコフスキー音楽院でアンドレイ・ディーヴェから指導を受けました。2012年からはイギリスに留学、数多くの国際コンクールで入賞を果たしましたが、中でも2016年に開催された第58回ハエン国際ピアノコンクールでのグランプリ獲得は彼の存在を世界中に印象付けました。優勝記念としてリリースされたこのアルバムでは、刺激的なドビュッシーの「版画」とガムランを思わせるエキゾチックな響きを多用した、コンクールのための新作「アナモルフォシス」とスペイン情緒漂う「港」を演奏。最後は、表情豊かなムソルグスキーの「展覧会の絵」で締めくくるというプログラムで、その素晴らしい才能を提示しています。(2018/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573846 |
楽器への強いこだわり、そして作品への強い思い入れ。この2つで知られるドイツのピアニスト、ユラ・マルグリス。これまでにもリストやシューベルトの作品で主張の強い演奏を披露し、多くのファン(楽器マニアも含め)を獲得しています。今回は作品への思い入れが強く表明されたアルバムをリリース。声楽のための作品や、弦楽四重奏曲などを自由自在にピアノ独奏曲へと変貌させています。そして彼が2台ピアノのために編曲した「禿山の一夜」で共演しているのは、マルタ・アルゲリッチ。激しく、そして蠱惑的な世界が目の前に開けます。(2016/01/27 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC453 |
昨今の、そつのない定型化された演奏とは一線を画す、強烈な個性に彩られたクーセヴィツキーのタクトさばきが如実に現れた一枚です。バルトークの悲歌での哀切、終曲でのリズムの巧みさ、「展覧会」における色彩感の豊富さ、クライマックスの華々しさ。そしてなにより曲全体をたゆまなく構成し、劇的な展開を繰り広げていく、そのスケールの大きさ。ヴィルトゥオーゾ指揮者と言っても過言ではないでしょう。ノイズも少なく良好な音質。加えて、バルトークでは現在ではあまり演奏されない初稿が用いられているのも着目されます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110105 |