ニールセン, カール ニルセン(1865-1931)
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デンマークから一人だけ作曲家を選ぶならやはりカール・ニールセンになるでしょう。その後のデンマーク音楽の支柱となったのは勿論、交響曲は国際的にスタンダード化しました。そのせいか他のジャンルが今ひとつ人気を獲得できない、室内楽もそうでした。しかし当盤の冒頭を聴けば、インパクト大のオープニング以下、シンフォニックで骨太、ぎっしり中身の詰まった音楽に驚かされます。「第4番」の方は、抽象度の高い音楽を好む方に強くアピール、時折登場するトリルの幽霊っぽさや、第2楽章の宗教的な祈りが聴き物。ナクソスでは既にグリーグが大好評のノルウェーのグループの演奏です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553907 |
デンマークが生んだ国際的交響曲作家ニールセンの、初期の弦楽四重奏曲2曲をお届けします。いつも肩が凝るくらい真面目に音楽を構築する彼の本領が発揮され、共に古典的な四楽章形式をとり、ベートーヴェンやブラームスのシンフォニーの延長上にあるような趣きの、力のこもった、男のロマンを滲ませた佳品です。特に「ヘ短調」の熱血のフィナーレなどは、出色の出来栄え。なお、作曲と出版の前後の関係で、四重奏曲の番号とOp.番号の順序は逆になります。ノルウェーの主要管弦楽団で首席を務める若き奏者たちの熱演も聴き物です。(2000/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553908 |
ニルセンの室内楽作品集です。ここに収録された作品の作曲時期は1883年から1920年と広範囲に渡り、18歳の時に書かれた「ピアノ・トリオ」はまるでモーツァルトを思わせる古典的な曲。若き作曲家の意欲に溢れた微笑ましい作品です。55歳の作品「モデルン組曲」の渋い曲調も極めて魅力的です。そして、収録曲の中でもとりわけ有名なのは管楽五重奏曲OP.43でしょう。1920年から22年にかけてコペンハーゲン管楽五重奏団のために作曲されたこの曲は、有名な交響曲第5番と同じ時期の作品で、軽妙で独自の和声を持つユニークな作品です。(2007/10/17 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226064 |