ニールセン, カール ニルセン(1865-1931)
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リコーダーの名手ミカラ・ペトリとギタリスト、ラース・ハンニバル。彼らは1992年の夏、スペイン、アンダルシアのLa Cartuja de la Sierra修道院で最初のコンサートを開催して以来、ヨーロッパ、アジア、中米を中心に1500回以上のコンサートを行っています。後期ルネサンス、初期バロック、古典派、ロマン派、そして彼らのために書かれた現代曲までとレパートリーは幅広く、曲に応じて自由な編曲を行うなど、常に果敢な挑戦を行い、聴衆を楽しませる彼ら、今回のアルバムは北欧作品を中心としたレパートリーを披露しています。まるでガーデン・パーティに招待されたかのような心地よさ。親密な雰囲気の中に、鳥の声が聞こえてきたり、爽やかな風が吹いてきたりと、心の底から楽しめるアルバムです。(2017/11/29 発売)
レーベル名 | :OUR Recordings |
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カタログ番号 | :6.220619 |
デンマークの偉大なる交響曲作曲家、カール・ニルセンは、もともとヴァイオリン奏者としてオケなどで活躍、その時に管弦楽法を体得したと言われていますが、彼が集中してピアノ曲に取り組んだ事はあまり知られていないようです。デンマーク王立音楽院でピアノの魅力に開眼したものの、技術的にはプロとしてやっていくには不十分でしたが、求める技巧を曲に盛り込むことは自由自在に出来たのです。この2枚組には彼のピアノ作品の全てを収録。素朴な曲から亡くなる年に書かれた深遠な曲まで、「もう一つの顔」が堪能できます。(2008/12/10 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777413-2 |
現在フランクフルト放送交響楽団の首席フルート奏者を務めるクララ・アンドラーダ。スペインで生まれ、ジュネーウ音楽院ではエマニュエル・パユの指導を受け、ロンドン・ロイヤルカレッジ・オブ・ミュージックで学んだ経験もある実力派です。このアルバムには彼女がソロを務める3曲の近代フルート協奏曲を収録。合唱協奏曲風の味わいを持ち、他パートの楽器との掛け合いが楽しいニールセン、斬新さと洒脱さを併せ持つイベール、多彩な技巧が凝らされたアーノルド(この曲では指揮も担当)と、三者三様の作品をアンドラーダの華麗な演奏でお聴きいただけます。また指揮者ハイメ・マルティン自身も優れたフルート奏者であるため、ソリストとの絶妙なタイミングをはかりながら、作品の本質を見極めた素晴らしい伴奏を付けています。(2020/01/24 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1340-2 |
ノルウェーのハルヴォルセンとデンマークのニールセン。そして同じくノルウェーのスヴェンセン。北欧の3人の作曲家のヴァイオリン作品を集めた1枚です。もともと優れたヴァイオリニストとして活動していたハルヴォルセンは、1907年の春、いくつかの新聞のインタビューで「私は今、ヴァイオリン協奏曲を作っている」と応えたため、ノルウェーの音楽界は作品の完成を熱望していました。しかし、独学で作曲を学んだ彼は作品を仕上げる自信が持てず(それまでに編曲や小品は手掛けていたにもかかわらず)結局のところ、なかなか協奏曲を発表できなかったのです。しかし、当時17歳の才能溢れるカナダの女性ヴァイオリニスト、キャスリーン・パーロウの演奏を聴いたハルヴォルセンは、その名技に感銘を受け、ようやく1908年の秋に協奏曲を完成。その翌年彼女の演奏により初演されたのです。聴衆たちは作品に大絶賛を送りましたが、パーロウ以外の奏者はこの曲を演奏することもなく、そのうちほとんど忘れられてしまいました。ハルヴォルセンは1929年に引退した際、多くの譜面を燃やしてしまったのですが、パーロウが保存していた写譜をもとに、今回のクラッゲルードの演奏で曲が甦ったのです。(2017/02/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573738 |
【ペトリとの共演によるハンニバル作品集、2人の娘たちも参加!】ギター奏者、リュート奏者として精力的に活動し、作曲家、編曲家としても幅広く活躍しているラース・ハンニバルの音楽活動50周年を記念するアルバム。積年のパートナーであるリコーダーのミカラ・ペトリとのデュオを中心に、デンマークの自然の美しさや厳しさ、人々の優しさを感じさせるオリジナル作品と、デンマークの作曲家たちによる味わい深い歌曲の編曲、いずれも聴きやすい曲ばかりを収録しています。フォーク・ソングのスタイルで書かれたオリジナルの3つの歌では、彼らの次女アマーリエが柔らかく美しい歌声を聴かせるほか、長女のアウニーテも習い始めて2年目というチェロを披露。彼らの繋がりの温かさを感じるアルバムです。(2020/11/27 発売)
レーベル名 | :OUR Recordings |
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カタログ番号 | :8.226914 |
実力派ソプラノ歌手、マルリス・ペーターゼンが取り組むユニークな歌曲の世界。「Dimensionen」と題されたシリーズには私たちを取り巻く全ての事項が内包されています。第1作のモティーフは“世界”(SM274)でしたが、第2作の今作では「Anderswelt=異世界」がテーマ。選ばれた曲を見てわかるとおり、この世のものではない不可思議な者たちが主人公です。いつの時代にも芸術家たちは、伝説の世界に住む人魚、妖精、目に見えぬ霊魂などを絵や音、詩で捉えようと試みを重ねてきており、ペーターゼンは官能的な歌唱で彼らに命を吹き込んでいます。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM294 |
2016年に開催された「カール・ニールセン国際ヴァイオリン・コンクール」で韓国のイ・ジユンと第1位を分け合ったブルガリア生まれのヴァイオリニスト、リヤ・ペトロヴァ。アルゲリッチにも認められ「アルゲリッチと仲間たち」の演奏会にも招待された彼女は、既に多くの室内楽プロジェクトで確かな実績を残しており、以前にリリースされたサン=サーンスの作品集にも参加、ヴァイオリン協奏曲第1番で流麗な演奏を披露しています。このアルバムではニールセンとプロコフィエフの協奏曲を演奏、両方の作品の根底に流れるロマティックな雰囲気を表出、とりわけニールセンは独自の表現が高く評価されました。イ・ジユンのアルバムも同じくOrchid Classicsから発売されており(ORC100079)、2人の音楽性の違いを確かめることもできます。
(2018/10/31 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100086 |
『SOLO ALONE AND MORE』は、コペンハーゲンのデンマーク王立音楽アカデミーで学び、パリ音楽院を卒業した若きクラリネット奏者ヨナス・フローントを紹介する初のアルバムです。アルバムを作成するにあたり、彼は様々なクラリネット…一般的なB♭管、A管だけでなく、A管バセット・クラリネット、B♭管バス・クラリネットを用いることで、聴き手が多彩な音色を楽しめるように工夫を凝らしています。プログラムには、彼が「あらゆる現代音楽の起源」と考えるワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》からの旋律や、ストラヴィンスキーの「3つの小品」、ソリストに打楽器の演奏までを要求するステーン=アナセンの「深き淵より」の他、フローントのために書かれたメテ・ニルスンの「アローン」も含まれています。(2023/08/18 発売)
レーベル名 | :OUR Recordings |
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カタログ番号 | :6.220681 |