ニールセン, ルドルフ(1876-1939)
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19世紀後半から20世紀初頭にデンマークの作曲家によって書かれた“ロマンス”を集めたアルバム。未出版などの理由でほとんど知られていない曲ばかりですが、どれも北欧の民謡を思わせる美しい旋律をヴァイオリンがロマンティックに歌い上げていて印象的です。デンマーク国立図書館が所蔵していた楽譜などを発掘し、世界初録音を4曲含んでいます。演奏はデンマーク出身の女性ヴァイオリニスト、クリスティーナ・オストラン。4歳よりスズキメソードでヴァイオリンを学び、24歳の若さでデンマーク国立交響楽団のリーダーに就任、現在もその地位で活躍を続けるほか、夫でピアニスト、パー・サロとの室内楽の演奏でも広く知られています。(2020/12/25 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220652 |
”もうひとりのニールセン”ルドルフの音楽は、ロマン性と北欧情緒がほどよく融合した節度ある上品さが持ち味です。このような控え目な性格のため、デンマークでもあまり知られていないルドルフですが、じっと耳を傾ければ、静かな、しかし確固としたメッセージが伝わってきます。弦楽四重奏曲第2番は、どことなく北欧の淋しい街並みや曇り空を思わせる哀感がじんと迫ります。第3番は4つの楽章で人生を描いたもので、「私のルーツ、青春、苦悩、新しい生活と希望」というありがちな展開をしますが、全体に清澄な叙情が流れていて、ベートーヴェンのような大仰さがないのが好ましく感じられます。アロス四重奏団は1994年に結成された若い団体で、全員女性というのもひとつのウリです。(2002/12/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999698-2 |