トセッリ, エンリコ(1883-1926)
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「ランツァ」の表記で日本でも親しまれてきたランザは、映画や放送の世界で活躍し、不世出の名歌手・カルーソーの再来と騒がれた2枚目のテノール歌手です。MGMと契約し、その3作目となる『ザ・グレート・カルーソー』(邦題は『歌劇王カルーソー』)のサウンドトラックLPの売上げは100万枚を突破。日本では「カルーソーを歌う」というタイトルで歌劇のアリアはCD化されたことがありますが、当盤にはローサスのワルツ《波濤を越えて》を基にアーロンソンが編み上げたとろけるような《うるわしの宵》など、いかにもハリウッド調のナンバーがしっかりと収録されている点もお見逃しなく。ランザのストレートな快唱が楽しめるアルバムです。(2003/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120668 |
19世紀の終わりから20世紀の初め頃、まだまだ放送や録音が未発達の時代において、ヨーロッパ中で大変ポピュラーだったのが、当盤に聴くような小編成の室内オーケストラによる作・編曲の演奏です。時代が進むにつれ、クラシック業界の中で音楽の持つ娯楽性が肩身を狭くしていく中、失われてしまった「古きよき」風習ともいうことができるでしょう。この一枚を聴いていけばどなたでもきっと、おなじみのあの旋律、あるいは題名はよくわからなくてもどこかで耳にした懐かしい旋律を耳にされることと思います。重厚長大な交響曲やソナタももちろん結構ですが、たまにはリラックスしてこういった気楽な音楽を、肩の力を抜いて楽しむのもオツなものです。(2000/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554756 |
(2009/09/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.578003-04 |
ベニアミーノ・ジーリ(1890-1957)の第4集は、電気録音初期のビクター盤をオバート=ソーンが覆刻したものです。ジーリがポスト・カルーソーの時代のメトロポリタン歌劇場で大人気を集めていた頃の録音で、ティッタ・ルッフォ(1877-1953)とジュゼッペ・デ・ルーカ(1876-1950)という、当時のメトを代表する2人のバリトン歌手との二重唱も収められており、《運命の力》と《ボエーム》では同じ曲での聴き比べが楽しめます。「ドリゴのセレナード」として知られる〈愛の夜曲〉など歌曲での美唱も魅力です。(山崎浩太郎)(2004/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110265 |
両大戦間期に最高の人気を誇ったイタリアのテノール、ベニアミーノ・ジーリ(1890-1957)。このCDにはミラノ・スカラ座デビューから1年後の19年ミラノ録音と、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場へのデビューから6週間後の21年カムデン(フィラデルフィア近郊)での録音、そしてその後に行なわれた22年までのニューヨーク録音が収められています。デビュー直後からこれだけの録音が行なわれたことは、ジーリの人気の高さの証明でしょう。なお本CDはROMOPHONE盤の再発ですが、リマスタリングを施しています。(山崎浩太郎)(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110263 |
1911年スウェーデンに生まれ、わずか49歳の若さでなくなったビョルリンク。テノール歌手としての偉大な業績は、その甘く透き通る美声によるものと言っても過言ではりません。オペラにおいては、アンドレア・シェニエのタイトルロール、ラ・ボエームのロドルフォなどのリリックな役でとりわけ高い評価を得ました。このCDではポピュラー・ソングが収録されていますが、ビョルリンクのまた別の一面が伺えることでしょう。美声が堪能できることはもちろん、リラックスした中にも、彼のもう一つの資質であった品格ある歌い回しを聞いて取ることができるでしょう。(2003/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110740 |