バルデラーバノ, エンリケス・デ(1500-1556)
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ギター、リュート奏者リー・サンタナと、ヒレ・パールとの間の愛娘マルテ・パールなどのユニット「Music from the Acoustic Neighbourhood」による、16世紀スペインのラヴ・ソングをメインとしたアルバム。ビウエラなどのスペイン系撥弦楽器とガンバの響きの中にエレキ・ギターの参加が異彩を放ち、電気的な振動で弓によるボウイングに似た効果を出す「e-bow」なども駆使して、ポップスからアヴァンギャルドまで世界を大きく広げています。収録作品の中ではよく聴かれる「どこから来たのか、山の女たち」は、ワールとサンタナによる2種の編曲を収録しています。(2018/12/07 発売)
レーベル名 | :Carpe Diem |
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カタログ番号 | :CD-16319 |
一部の古楽ファンの間で、高い人気を誇る歌姫ラケル・アンドゥエサの歌声が楽しめる1枚。おなじみの下降音型に彩られるストロッツィの「パッサカリア」からその魅力が炸裂します。清らかさの中に垣間見える妖艶さ。この絶妙なバランス感覚は彼女ならのものでしょう。アルバムタイトルの「Yr a oydo」とはスペインの奮い言葉で「心で行く」という意味。若きスペインの奏者たちによるアンサンブル、モレ・イスパノのユニークで確信に満ちた演奏です。最後のトラックの自由な即興にこそ、彼らのコンセプトが凝縮されていると言えるでしょう。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Carpe Diem |
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カタログ番号 | :CD-16279 |
【「若き楽器」チェンバロと撥弦楽器の思わぬ組み合わせで、ルネサンスの真相へ!】世代交代が進む21世紀のヨーロッパ古楽シーン。TactusやStradivariusなどイタリアの古楽レーベルで、筋の通ったバロック録音を数多くリリースしてきたマウリツィオ・クローチも、彼のアンサンブル「ペガッソ」やマルコ・ビズリー率いる「アッコルドーネ」などで確かな撥弦さばきを聞かせてきたエヴァンジェリーナ・マスカルディも、明敏な古楽リスナーにとっては新譜が見逃せない存在。この二人が妥協なくルネサンス音楽と向き合った今回の録音は、撥弦と鍵盤の共演がルネサンス期の音楽においても意外なまでに可能性に満ちていたことを、理屈抜きに伝える期待通りの仕上がりです。舞台は16世紀。大国スペインは群雄割拠のイタリア半島にまで覇権を伸ばし、ミラノもその勢力圏に収めます。そこでスペイン貴族のもと行われた、撥弦楽器と鍵盤とが妙なる対話を聴かせたという音楽会の再創造が本盤のテーマ。スペインで愛されていた撥弦楽器ビウエラと、撥弦楽器の作法を手本に独自のスタイルを確立しつつあったチェンバロとの対話がくりひろげられます。曲によって二重奏と独奏を描き分け、イタリア半島でも聴かれたスペインのさまざまな秘曲の世界へ……両奏者の精妙な音楽性、直接音と空気感のバランスも素晴しい自然派エンジニアリングも魅力。ビウエラの妙音のかたわら、木製管オルガンや16世紀モデルのチェンバロの音色にも惹かれます。(2020/10/09 発売)
レーベル名 | :Arcana |
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カタログ番号 | :A481 |
こちらは、ギターの仲間の楽器である「ビウエラ」のために書かれた16世紀周辺の音楽集です。ルネサンス期のイベリア半島、イタリアの一部、そして中南米で用いられたこの弦楽器は、もともとヴィオラと源を同じにするものであり、中世のフィドルが祖先といわれています。この楽器のための曲集は、ルイス・デ・ミランのものが良く知られていますが、ここではエンリケス・デ・バルデラバーノとミゲル・デ・フエンリャーナの作品が中心に収録されています。崇高な精神と繊細な対位法、そして内省的な繊細さが入り混じった美しく儚い音楽です。(2015/03/25 発売)
レーベル名 | :Contrastes Records |
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カタログ番号 | :Contrastes2201405 |