レニャーニ, ルイジ(1790-1877)
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GFA(Guitar Foundation of America=アメリカ・ギター財団)国際ギター・コンクールにおける、初のアジア人優勝者となったギタリスト、エカチャイ・ヤラクールのリサイタル・アルバムです。彼は1987年に生まれ、13歳からギターを学び始めました。そして奨学金を得て、マヒドン大学に入学。ここでポール・チェザルツキに学び、学士号を取得します。以降、ザルツブルクのモーツァルテウムでマルコ・タマヨに師事、2003年から2014年まで、世界16カ国以上で演奏しています。このアルバムでは、自身の編曲によるヴァイスの端正なリュート曲から、古典作品、ジャズ風の作品までの音による時間旅行を楽しむことができます。そして注目は、2011年に彼が3人のギタリストに編曲を依頼した「タイ国王の作品」です。国王は優れたサックス奏者であり、ベニー・グッドマンやスタン・ゲッツなど主要なジャズ・アーティストとも共演しているというツワモノ。ジャズ要素あり、タイの民俗音楽要素ありと、なかなか聴き応えのある曲となっています。(2015/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573481 |
2011年11月にタイで開催されたタイ国際ギター・コンクールで第1位を獲得した中国のギタリスト、カン・ユンホン。このアルバムの録音時、わずか14歳という驚くべき才能です。すでに世界中で活躍を始め、様々なコンサートホールで好評を博しています。四川音楽院でのコンサートでは、ペペ・ロメロとマヌエル・バルエコと共にステージに登場、ここでも素晴らしい演奏を聞かせました。またドイツで開催された第23回イーザーローン国際ギター・シンポジウムではオープニング・コンサートに出演し、ここでもその才能を見せつけました。彼の演奏の特徴は、とにかく繊細な音色と若さ溢れる楽天的な表情にあると言えるでしょう。若干の線の細さは今後の成長によってカヴァーできるはず。とにかく、この若さに賭けてみたい。と思わせてくれるギタリストです。(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573432 |
ミラージュ(mirage)とは「蜃気楼」や「幻影」。古典期に始まり、フランスの香気を纏ったスペイン作品、狂悦と苦悶?相反する感情が交錯する現代作品に至るまで、形を変え発展を続けるソナタの変容を自然体で描ききったギタリスト、井本響太のデビューアルバムです。「間」の取り方と歌い込みからは、彼の非凡な才能を感じずにはいられない。音の美しさ、ppからffまでの表現の幅など、この若さですでに際立った資質が充分にみられる。これから先の活躍が本当に楽しみなギタリストだ。 荘村清志井本 響太 Kyota Imoto1994年生まれ、東京都出身のギタリスト。東京音楽大学付属音楽高等学校、東京音楽大学を経て、2016年2月にパリ国立高等音楽院の入学試験にて審査員満場一致で合格し2019年に第一課程修了。2020年より同音楽院第二課程へ進学し2022年6月の卒業試験において審査員満場一致の首席で修了。同年7月に完全帰国。これまでに、第36回GLC学生ギターコンクール高校生の部第1位、第6回J.S.バッハ国際ギターコンクール第1位、第45回日本ギターコンクール【オヌール部門(プロフェッショナル)】第1位、国際古楽コンクール2016 アンサンブル部門に山田唯雄と19世紀ギターを使用したギターデュオで出場し、1位2位無しの第3位入賞し、2016年都留音楽祭に出演。アントニー国際ギターコンクール2021(仏)では第1位と併せて最優秀課題曲演奏賞、聴衆賞も受賞。2016年MUZAニューイヤー・コンサート「大谷康子の音楽おせち」に出演し大谷康子、エマニュエル・ヌヴー両氏とサラサーテ作曲のカルメン幻想曲にて共演。クラシックの分野だけに留まらず、朗読劇「盲目のジェロニモとその兄」、舞台「カルメン ドン・ホセの告白」にてギター演奏を担当等幅広く活動している。2018年にNHK-FM「リサイタル・ノヴァ」にかねてから秋田勇魚、山田唯雄と共に活動しているギターアンサンブルグループ「へっぽこどりぃむ」として出演している他、2022年にはNHK- FM「リサイタル・パッシオ」、第16回Hakujuギター・フェスタ「旬のギタリストを聴く」のコーナーにも出演した。これまでに荘村清志、江間常夫、松尾俊介、上谷直子、オリヴィエ・シャッサン、ジアニ・カセロット各氏に師事。(2022/12/23 発売)
レーベル名 | :Virtus Classics |
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カタログ番号 | :VTS-020 |
1989年生まれのフランスのギタリスト、アルメン・ドネイアンは6歳からギターを始め、最初はアレクサンドル・ジェラール、ダニエル・ラヴィアールに師事、パリ地方音楽院に入学してからはラモン・デ・エレッラの下で学び、2008年に1等賞を獲得しました。その後も数々の名教師に学び、ソロ、室内楽の研績を積み、また数多くの国際コンクールでも良い成績を収めています。2012年にはイギリスの「アイヴァー・メイランツ国際コンクール」で第1位、2014年にはイタリアの「ステファノ・ストラータ・コンクール」で第二位と聴衆賞を獲得、そして2015年にはギター・コンクールの最高峰「GFA(GITAR FOUNDATION OF AMERICA)国際ギター・コンクール」で銀メダルを受賞、今後の活躍が嘱望されています。そんなドネイアンの多彩な才能が感じられるこのアルバム、選ばれた作品はハンガリー、ポーランド、イタリア、スペイン、キューバ、ブラジルと多岐に渡ります。ハンガリー民謡、フラメンコ、タンゴ・・・様々な雰囲気を纏った作品は、どれも高い技術と音楽性を要するものばかり。(2016/10/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573591 |
2012年の第45回ミケーレ・ピッタルーガ国際ギターコンクールの優勝者ラサール・シェルアーナのNAXOSデビュー・アルバムです。彼は1988年にフランスのヴィエンヌに生まれ、6歳からギターを学び、リヨンの国立コンセルヴァトワールでペルーの名奏者ヘセス・カストロ=バルビに教えを受けます。やがてマドリット王立コンセルヴァトワールに進み、ミゲル・トラパーガに師事。最優秀の成績で卒業し、現在はザルツブルク・モーツァルテウムでマルコ・タマヨの元で学んでいます。数多くのコンクールを制覇しながら、室内楽と古楽の勉強を続けている彼の演奏は、瑞々しい音色と確かな技巧、そして溢れる歌心に満ちています。このアルバムではラモーの作品で見事な編曲の腕前も披露しています。(2013/09/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573226 |
イタリア、フェラーラ生まれのレニャーニは、若い頃オーケストラの弦楽器奏者として訓練を受けましたが、突然歌手デビューを果たし、ロッシーニ、ドニゼッティの歌劇で優れたテノール歌手として活躍。並行してギタリストとしても名声を博し、1822年にウィーンで開催されたコンサートでは大成功を収めたとされています。彼は鬼才ヴァイオリニスト、パガニーニの友人でもあり、「24のカプリース」に触発されて作曲した「ギターのための36のカプリース」はレニャーニの代表作の一つです。1850年代には歌の世界から引退し、ギター、ヴァイオリンの製造を始め、優れた楽器を何台も製造し、そのいくつかは現在でも大切に受け継がれています。このように多才なレニャーニでしたが、前述の「36のカプリース」以外にはあまり作品が演奏されることがなく、このアルバムに収録されている曲も全てが世界初録音という貴重なものです。どれも歌心に恵まれたレニャーニらしい装飾的な旋律が特徴の美しい作品です。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573728 |
イタリアのギタリスト、シンガー、作曲家、弦楽器製作者ルイジ・レニャーニ。ヨーロッパ全土でギターの「リーディング・プレイヤー」として活躍した彼は、同時代に活躍したヴァイオリンの名手パガニーニからも賞賛されるほど、演奏技術の高さで知られていました。レニャーニが得意としていたのは歌劇の名旋律を独奏ギター用に編曲することで、このスタイルは19世紀の人々に大変好まれていたもの。この一連のロッシーニ作品の編曲でも、当然、息を呑むようなギターの超絶技巧が要求されますが、非常に華やかな演奏効果が得られます。変奏曲形式の作品はレニャーニのオリジナルであり、熟練の作曲技法もたっぷり味わえます。イタリアの名手ファントーニの演奏で。(2017/07/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573721 |