テイラー, ヘレン
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僕、タマにはこういうのをダラダラ聴くのは嫌いでないです。「帰れソレントへ」とか「サンタ・ルチア」とか、気持ちイイですよね。ジョセフ・ロックという人、北アイルランドの生まれだそうで。何故か、音楽というのは「偏縁系」の人の方が上手いのだな。男らしい女、女々しい男、そして種々の民族的・文化的な背景。という訳で、こういう「美声」でストレートに歌い上げられると結構恥ずかしくも気持ちイイ。絶妙のポルタメントとフェルマータ。最近、こういう色気のある歌手って居なくなったよな、とお嘆きの貴殿にこの1枚。(2001/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120549 |
【ドイツ新時代の名歌手、懐かしき故郷レーゲンスブルクの名門合唱団とのクリスマス】古楽器オーケストラとの共演から近現代まで幅広いレパートリーで活躍、オペラと歌曲の双方で高い評価を博している新時代ドイツの名歌手ベンヤミン・アップルが歌うクリスマス名曲集。共演は彼の故郷レーゲンスブルクで中世に遡る歴史を持つ名門聖歌隊で、彼が少年時代に初めて本格的な歌唱経験を積んだのもこの団体でのことでした。ミュンヘン放送管弦楽団も加わっての古典的名曲をはじめとするアップルの歌唱はどのトラックでも豊かな温もりにあふれ、清廉な荘厳さをもって曲ごとの特質に合った精緻な解釈をみせるレーゲンスブルク少年合唱団との相性も抜群。ツィターやシュタイアー式アコーディオンが加わるナンバーでのトラッド的躍動感もたまりません。ドイツ各地の古都のクリスマスマーケットのような賑わいと伝統の確かさに貫かれた、馥郁と本場の魅力を感じられる1枚です。(2024/11/01 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1079 |
20世紀前半に活躍したテノールは美声の持ち主と決まっていましたが、なかでも声の甘さでぬきんでていたのはジーリでした。(ほんのわずかに発声の頭に「あや」をつけるのも魅力の一つでありました。)カルーソー亡き後、長らくイタリア系のテノールのトップの一人として、メトのちにヨーロッパを中心に活躍し、第2次世界大戦中の一時引退の後、歴史的カムバックを果たし、1957年に亡くなる2年前まで現役として君臨しました。このCDに収録されているのはそのカムバックの後のもので、音質的にも優れ、彼の美声をよりよく伝える一枚といえましょう。ポピュラーソングにおいても歌い崩すことのないところに、彼の歌に向かう実直な姿勢も見て取れます。(2006/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111101 |
世紀の名テノール、ジョン・マッコーマックのコレクション第10集です。ここでも彼の芸術の汎用性を感じることができるでしょう。どの曲も完璧なる息のコントロールととろけるような声を楽しめますが、中でも、彼が愛したヘンデルのオペラ・アリアは潔さと高潔さを兼ね備えた素晴らしい歌唱です。また愛らしく美しい「ロンドンデリーの歌」、ブラームス、メーリケ、シューベルトなどのドイツ・リートも聴きものです。今回のアルバムには、ロッティ、シューベルト、サリヴァン、ブラームスなどの一部の曲には未発表音源も含まれています。(2013/11/20 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111401 |