ゲイ, ノエル(1898-1954)
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British greatest cheer-up comedienne と呼ばれたグレイシー・フィールズの傑作集です。しかし、昔の人は「芸の基本」というのが本当にできてるね。戦前の日本のショウビズでは、まず男ではエノケンありき、だが、女性のヴォードビリアンというのは発達しなかったんですね。だから柳橋の芸者連れてきて歌わせたりしてた。グレイシー・フィールズは、芸風は違えど、言うなれば「かしまし娘」の歌江ねえさん、みたいな軽やかな貫禄です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120503 |
僕、タマにはこういうのをダラダラ聴くのは嫌いでないです。「帰れソレントへ」とか「サンタ・ルチア」とか、気持ちイイですよね。ジョセフ・ロックという人、北アイルランドの生まれだそうで。何故か、音楽というのは「偏縁系」の人の方が上手いのだな。男らしい女、女々しい男、そして種々の民族的・文化的な背景。という訳で、こういう「美声」でストレートに歌い上げられると結構恥ずかしくも気持ちイイ。絶妙のポルタメントとフェルマータ。最近、こういう色気のある歌手って居なくなったよな、とお嘆きの貴殿にこの1枚。(2001/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120549 |
ニコやかな笑みをたたえ、バンジョー・ウクレレなるユニークな楽器をかき鳴らしながら歌うジョージ・フォームビーは、ロンドンで大活躍した偉大なシンガー&コメディアン。英国ではコメディ映画のスターとしても大人気で、あのビートルズのジョージ・ハリスンもファンだったそうですが、日本での知名度は残念ながら今ひとつ。しかし、陽気だけどどこかシニカルで、庶民的なたくましさに満ちたフォームビーの歌は、どうしてなかなか奥が深い。<ザ・ウィンドゥ・クリーナー>、<アンディ・ザ・ハンディ・マン>など、調子のよいトボけた声とジャカジャカジャカというバンジョー・ウクレレの快活な音色を耳にすると、とにかく元気が出てきます。(2001/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120554 |
スウィンギーでノリのよいコーラスを繰り広げるミルス・ブラザースの第2集は、1934年から1938年の録音を収録。ハーモニー的には、シンプルなコーラスワークでありながら、ちっとも古びた感じがしないのには、まったくもってまいりました!〈ライムハウス・ブルース〉、〈ルルが町にやって来る〉、〈キャラヴァン〉といった後にモダン・ジャズのプレイヤーが愛奏することになるナンバーも、イタリア産の〈フニクニ・フニクラ〉も、彼らが歌うとなんと楽しげに響くことでしょう!サーヴィス精神旺盛なルイ・アームストロングと共演した4曲では、洗練されたセンスと泥臭いノリが互いに混ざり合い、独特のエンターテインメント感覚が醸し出されています。(2005/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120680 |
ホットクラブ五重奏団の録音を聴いていると、ヨーロッパという土地はジャズを「輸入」していたのではなく、殆ど同時並行的に「創造」していた、ということに気付きます。厳密にいえば、グラッペリのヴァイオリンのイディオムは、彼の「手癖」というよりもヨーロッパ流のブルーノートと聞こえるし、ともあれジャンゴと同等レベルでギターを表現に使えるアメリカ人ミュージシャンは居なかったのだから、これは欧州オリジナルの音楽なのです。心して聴くべし。(2004/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120707 |
【ロイヤル・マリーンズ・バンド、年に一度のお祭りのためのサウンドトラック盤】2020年3月7日、コロナウイルス禍によりロックダウンとなる直前のロイヤル・アルバート・ホールで行われた、「マウントバッテン音楽祭2020」。この時のプログラムを事前に録音したサウンドトラック・アルバムがこちら。アイーダ・トランペット隊を加えてアレンジされた、リヒャルト・シュトラウス「ウィーン・フィルハーモニーのためのファンファーレ」で華々しく始まり、お馴染みのレパートリーやクラシックとラテンの名曲、サイモン&ガーファンクルのヒット曲などバラエティに富んだ内容で楽しませてくれます。そして何よりその演奏技術の高さ、各署のバンドが集まった合同バンドの迫力は圧倒的です。(2020/06/19 発売)
レーベル名 | :MPR |
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カタログ番号 | :CHVCD52 |
エリントンはいつも新しい。1938年にもなると、かつてのジャングル・サウンドよりずっと洗練された音を出してます。エリントニアンも勢揃い。猛獣使いの真価もますます発揮されますな。ここでの聴き物は、何と言っても、エリントンサウンドの進化形、というか、50年代、60年代に通じるオーケストレーションの雛形が既に示されていることでしょうな。ジョニー・ホッジスが例の「風呂上がり奏法」で歌い、ハリー・カーネイは相変わらずサックス・セクションの中で一番デカい音で響きを支え、クーティ・ウィリアムス、ローレンス・ブラウン、バーニー・ビガードがくねる、あーたまりません。アイヴィー・アンダーソンの歌も入ってお買い得!(2004/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120706 |
ブリティッシュ・ライト・ミュージック(軽音楽)の第一人者として知られる指揮者イアン・サザーランド。もともとヴァイオリン奏者であった彼は、1966年にBBCスコティッシュ放送交響楽団の指揮者に就任、1973年からは名物ラジオ番組「金曜の夜は音楽の夜」に定期的に出演し、ライト・ミュージックの普及に尽力しました。このアルバムは40年以上に渡るラジオ放送のアーカイブから、彼が振る「フィルハーモニー・コンサート管弦楽団」のライヴを集めた1枚です。どの曲もロンドン市民にはおなじみのもので、多くはロンドンのランドマークにちなんでおり、聴いているだけで、ウェストミンスターやピカデリー広場、そしてテムズ川のほとりなどでくつろいでいる気分になれるというとても楽しいアルアバムです。(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0117 |