ドゥシェク, フランツ・クサヴェル(1731-1799)
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鍵盤奏者としての業績で名前が残っているボヘミア出身のドゥシェク(より有名な、姓が似ているヤン・ラディスラフ・ドゥシークとは別人)。彼が残した多数の交響曲から、ここに聴く3曲はいずれも、これぞ正統的18世紀交響曲という美しい形式を誇ります。18世紀音楽にも力を注ぐナクソスで、ヴァンハル、ディッタースドルフ、ホフマンらと聴き比べてみてください。ドゥシェクが彼らとどう違うか、そして同時代のハイドン、友人モーツァルト、その後の音楽界で革命を起こすベートーヴェンらにも想いを巡らせば、音楽史を眺めるのがずっと楽しくなるでしょう。女性指揮者オシャッツが設立したピリオド楽器を使うアンサンブルによる溌剌演奏で。(2002/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555878 |
チェコ生まれの作曲家、チェンバロ奏者フランツ・クサヴァー・ドゥシェク(1731-1799 ヤン・ラディスラフ・ドゥシークとは別人です)のシンフォニア集です。彼はモーツァルトの友人であり、当時のプラハにおける管弦楽作品の主要な作曲家でした。彼の作品はホフマン、ディッタースドルフなどと同等の影響力を有していたもので、まさに“正統派18世紀音楽”たる風情を醸し出しています。各々の楽器の使い方も特徴的で、この独特な響きはモーツァルト作品にはあまり見られないものでしょう。彼の作品は8.555878でも「3つのシンフォニア」が聴けますが、オーケストラ、指揮者の違いが際立つところがとても面白く、この点での聴き比べも興味深いところです。(2012/08/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572683 |