ルクレール, ジャン・マリー(1697-1764)
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伸びやかで大らかな音楽だけど、実はとても技巧的。フランス=ベルギー・ヴァイオリン楽派の始祖ルクレール(1697-1764)のヴァイオリン・ソナタ第2巻の続編です。彼の特徴はイタリアの開放的な明るさとフランスの抒情を合わせ持つことであり、この時代では先進的な音楽語法であったのです。彼のヴァイオリン・ソナタのうちこの第2巻は1827年に出版されましたが、譜面の中にはかなり演奏困難な部分も多く、演奏家にとっても試練の場となったようです。何より第1巻のいくつかの作品はフルートでも演奏できますが、こちらの第2巻はヴァイオリンでなければ演奏できない数々の技法が含まれています。不幸な最期を遂げたルクレールですが、彼の作品はどれも豊かに歌う弦の特性を活かし切った上品な美しさが満ち溢れています。第2巻はこの盤で全曲完結となります。(2013/10/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572867 |
【フランスのヴァイオリン芸術の源流へ!カフェ・ツィマーマンの名手が聴かせる充実録音】フランス18世紀前半を代表するヴァイオリン音楽の大家ルクレールの作品に、フランス語圏の古楽器奏者がじっくりと取り組んでその魅力に迫ったアルバム。コレッリやヴィヴァルディに連なるイタリアのヴァイオリン音楽が全欧州で大人気だった18世紀初頭、ルクレールはかの南国の流儀を吸収した後、フランス特有の様々なスタイルを掛け合わせ、この国ならではの弦楽作法の確立に大きく寄与しました。ここで素晴らしい演奏を聴かせるプランティエは、当初アンサンブル415、のちにカフェ・ツィマーマンで数々の名録音のソリストもつとめ、自らもレ・プレジール・デュ・パルナスやデュオ・タルティーニといったアンサンブルの主宰者として存在感を高めつつあります。彼は、初期から後期までルクレール芸術の発展史を端的に示す5曲を厳選。コレッリ流儀の面影が残る「第2巻」からロココ期の香気漂う「第4巻」まで、この作曲家に特有な装飾音や重音を鮮やかに弾きこなし、イタリア的語法がどのようにフランス的な機知や筋の通った堅固さと融合してゆくか、聴くほどに味わい深い解釈で伝えてくれます。解説もプランティエ自らが多角的な洞察とともに詳述。ArcanaのガッティやChannel Classicsのポッジャー、Audaxのプラムゾーラーにも通じる、本格派バロック・ヴァイオリニスト会心の一作です。(2021/11/12 発売)
レーベル名 | :Ricercar |
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カタログ番号 | :RIC431 |
バロック音楽の作曲家であり、18世紀フランスのヴァイオリン演奏における巨匠、ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764)の没後250年を記念して制作されたアルバムです。彼の音楽はまさにロココのエレガンスを極めたものであり、上品さと軽妙さ、そして程よい装飾性を帯びた魅惑的で眩惑的なものです。演奏しているのは1986年に創設されたピリオド楽器による「ザ・フォー・ネイションズ・アンサンブル」。17世紀から18世紀にかけての作品を的確な解釈で演奏し、アメリカを中心に高い人気を誇っています。(2013/07/19 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100032 |
(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Melodiya |
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カタログ番号 | :MELCD1002580 |