ネルーダ, フランツ(1843-1915)
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パウエルの演奏全集、第3巻はいまやめったに耳にすることのない、しかし魅力に満ち溢れた小品の数々が中心です。サン=サーンスの「白鳥」やシベリウスの「悲しきワルツ」などは今もレパートリーに残っていますが、かつてはヴァイオリンのためには膨大な数の小品が書かれ、パウエルを含む演奏史上に名をとどめている大家たちも、それを実に魅力的かつ個性的に弾くことを楽しんだのでした。パウエルの魅力はその特長あるポルタメントと、ときおり意図的に伴奏に対しわずかにずらす発音。彼女は曲に息吹を与えるため、絶妙なタイミングをもってこの効果を用いています。(2002/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110963 |
18歳でニューヨーク・デビューを果たしたパウエルは、欧州を回り、1892年に再びニューヨークに戻った後、自らの弦楽四重奏団を全米の女性としては初めて持ち、これを活動の拠点に、一方で独奏者としても幅広い音楽活動を行いました。彼女の優れた才能は、女流としてだけでなく、当時まだ欧州優勢だった芸術音楽の時代において、米国においても優れた音楽家が生まれ育つことを立証したのでした。過度なビブラートやポルタメントを排し、楽曲に対し率直なアプローチを試みた彼女の姿勢は、メニューインを初めとした後輩の多くのヴァイオリニストたちにも高く評価されていました。(2005/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110993 |