ミュッセ, アルフレード・ド(1810-1857)
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【ベル・エポックの立役者の一人、アーンの独唱歌曲107曲を収録!】フランス歌曲の世界で有名といえばまず、ショーソン、デュパルク、ドビュッシー、フォーレやプーランクなどが挙げられますが、それらの中でひときわ愛らしい個性が光り、控えめながらも一部で根強い人気を誇る作曲家といえば、レナルド・アーンであると言えます。「ロマン派の時代」と「狂騒の20年代」を繋ぐ「ベルエポック」を象徴する歌曲を書いた彼は、マルセル・プルーストの恋人であり、そして何よりも、わずか12歳の頃に作曲された彼の最も有名な作品「私の詩に翼があったなら」(DISC2-2)を初め、多くの親しみやすい歌曲を発表しています。しかし、歌曲の専門家たちが口を揃えてアーンの作品が持つ素晴らしい個性を認めていながら、驚くべきことに彼の歌曲の3/4ほどはこれまで録音されたことがないか、ごく小さなレーベルに私的に録音されただけなのです。この状況を憂いたパラツェット・ブリュ・ザーネ(ロマン派フランス音楽センター)は、独唱とピアノのために書かれたアーンの歌曲の全曲録音を計画、タシス・クリストヤニスとジェフ・コーエンの積極的な協力を得、この素晴らしいアルバムが誕生することとなりました。(2019/12/20 発売)
レーベル名 | :Bru Zane |
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カタログ番号 | :BZ2002 |
スペインの民族音楽のエッセンスをうまく取り入れた数多くのピアノ作品が知られるアルベニス。このアルバムには、1998年にピアニストのアントン・カルドと音楽学者のヤシント・トーレスが監修したアルベニスの「声楽曲全集」がそのまま収録されています。彼の歌曲は、どれも既存の作曲技法と民族的要素を融合させ、予期せぬリズムや、時には無調に近い音列などが用いられており、その革新的なスタイルは聴き手に刺激的な体験をもたらします。息の長い旋律は官能的であり、歌を彩るピアノ伴奏は大胆なハーモニーを奏でます。ニューヨーク・タイムズ誌で絶賛されたメゾ・ソプラノ歌手マグダレーナ・リャマスは、時には地声も駆使し、表現豊かに作品を歌い上げます。(2019/09/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574072 |
2019年はクララ・シューマンやスッペとともに、オペレッタの神ともいうべき異才オッフェンバックの生誕200周年でもあるところ、この作曲家の作風の機微をあざやかに伝える注目盤がAlphaから登場します。エリザベート王妃国際コンクールでの受賞を機にわずか数年で世界から注目を集める歌手となったジョディ・ドヴォが、オッフェンバックの膨大な作品群から有名・無名作を問わず超絶技巧がきわだつアリアを厳選、「シャンゼリゼのモーツァルト」の綽名のもと絶大な人気を博したかの作曲家の作風を縦横無尽、巧みな選曲で味あわせてくれます。国内仕様は詳細解説・歌詞の訳も添付。2、3の有名作以外は多くの人が意外に知らないオッフェンバック芸術を、フランス19世紀の希少作品蘇演でも確かな実績を築いてきた南仏の才人指揮者カンペローネのタクトとともにじっくり味わえる1枚です。(2019/02/13 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA437 |
ベルギーのオルガニスト、作曲家ジョゼフ・ジョンゲン。幼いころから楽才を発揮、13歳で作曲を始め、24歳の時にベルギー王室主宰の「ローマ賞」を獲得。作曲家、教師として活躍を始めました。数多くの作品を残しましたが、現在ではオルガン曲や室内楽曲が良く知られています。歌曲も数多く手掛けており、2016年にはソプラノ歌手、サラ・デフリースが、ジョンゲンの私的な資料から未公開の歌曲を20曲以上発掘し「アルマン・シルヴェストリの詩による7つの歌」などの世界初録音を含むその何曲かをこのアルバムで披露しています。サラ・デフリースとイギリスのピアニスト、グレイグ・ホワイトによる繊細で美しい歌の数々は、器楽曲とは違ったジョンゲンの世界を存分に楽しめます。(2019/12/20 発売)
レーベル名 | :Musique en Wallonie |
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カタログ番号 | :MEW1993 |
イギリスの現代作曲家ロイ・ヒートン・スミス(1928-)の作品集。リチャード・ホールから作曲、ウィリアム・ウォルトンの弟ノエルからピアノを学んだ彼は、ロイヤル・アカデミーから奨学金を得て学んでいた時に、自作で「ロイヤル・フィルハーモニー賞」を獲得するなど、早くからその動向が注目されていました。しかし教育に専念し、以降の作品は公開することがなかったため、長い間彼の作品を聞く事はできなかったのです。この2枚組に収録された作品は全て世界初録音であり、このモダニストの真の姿を知ることができます。CD2の最後に置かれたボーナス・トラックの「ディヴェルティメント」は1958年のBBCラジオの貴重な記録で、「シューベルトのドイツ舞曲」にインスパイアされた作品であるとスミスが語っています。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA21228 |
TIMPANIレーベルの中でも、とりわけ重要な位置を占めているのがピエルネ(1863-1937)の作品です。彼の音楽は世紀末の退廃的な雰囲気と、ロマン派の甘美さを併せ持ち、ものすごく難解な曲があるかと思えば、「小さなお友だち」向けのかわいらしい曲もあり、このギャップを味わうのもピエルネを聴く楽しみと言えるでしょう。この歌曲集にもそれは顕著に顕れており、初期の作品である「3つの歌」(1880年)での愛らしさと、後期の作品である「6つのフランス風バラード」(1921年)を比べることで、その作風の変遷を感じていただけるのではないでしょうか?バリトンのドリーは若干荒削りな声ですが、それが却って曲の魅力を引き立てているようです。(2014/02/05 発売)
レーベル名 | :Timpani |
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カタログ番号 | :1C1209 |