グリーン, ジョニー(1908-1989)
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いつも関心するのは、テディ・ウィルソンのイントロ出しの上手さ。僕等は、大抵アル・ヘイグとかトミー・フラナガンのイントロに感心するのだが、原点はここにある。(そして、この至芸はおそらくナット・キング・コールに伝達され、モダン期に花開いている。)ま、ワン・パターンと言えばそうだが、これだけ可憐なイントロの出せる若手はそうはいない。勿論、オブリガードもアドリブ・ソロも素晴らしい(ついでに言えば、ピアニストとして見れば左手が群を抜いて素晴らしい)。ここは、頭を垂れて聴き入るのみ。(2003/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120665 |
ジャンゴとグラッペリの相性はいつもながら凄い。異なる楽器のコンビというのは得てして音楽的方向性が違ってくるもので、パーカーとガレスピー、マックス・ローチとクリフォード・ブラウン、ドルフィーとブッカー・リトル等といった素晴らしい例はあるものの、相棒の早すぎる死によって途絶するか、そうでなければ、チャールス・トリバーとスタンリー・カウエルのようにコンビ解消に至ってしまうものなのですね。で、ジャンゴとグラッペリ。この2人は離れていても同じメシを食っていたのではないか、と思えるほどに相性抜群。しかも、馬場=猪木、盛田=井深、トリュフォー=ネストル・アルメンドロス、くらいの相互補完性の高さ。つくづく勉強になります。(2004/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120686 |
ビリー・ホリデイって苦手なんです。私、カーメン・マクレエとかは良く聴いてるんだけどさ。ビリー・ホリデイのあの暗さとか、荒んだ感じが苦手なんだよなあ。とは言え、暗い時にマントラとか聴いてられないっスからねえ。と言うわけで、第3集。聴いてみたら・・・意外と素直で好感が持てます。きっと幸せだったんだねえ・・・と「巨人の星」の明子ねえちゃんの顔が脳裏をよぎります。曲も大スタンダードばかり。ベニー・カーター楽団やら、テディ・ウィルソン楽団やら、旦那のレスター・ヤングやら、バックも豪華で堪能できます。(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120701 |
昔、一緒にバンドやってた先輩が言ってた。「ギターっていう楽器はいじけた楽器なんだよな」。何となく判る。ジャズの歴史上、オリジナルのイディオムを開発したのはチャーリー・クリスチャンというが、例の名盤ナントカで必ず紹介される「ミントンズ・ハウス」って面白くない。私は、どうでもよいがギターのCDは、タウナー、アバークロンビー、ウォルフガング・ムースピール、そしてメセニーしか持っていません。で、ここでのジャンゴ。さすがです。ソロを取っても管に負けない。寧ろ、フレージングのダイナミックさでは勝っている。全然いじけていない。脱帽です。隠れた聴き物は、ジャズ・ハーモニカのパイオニア、ラリー・アドラーが聴けること。(2005/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120740 |
(2005/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120773 |
「いい男はいつもワンパターンだ」と言ったのは誰だったか。G・馬場の16文キック、林家三平の「どーもすみません」、ジャズ界でも同様である。この音盤でのジャンゴは色々な編成での吹き込みだが、全く自分のペースを変化させない。ホット・クラブ五重奏団も、ここではクラリネットやドラムまで入ってるが、なかなかに良い雰囲気。何となく、絶対に関係は無いのだが、後年のチコ・ハミルトン・クインテットを想起させる編成と演奏ではある。ヨーロッパのバンドマンはなかなかに器用である。聴き物は、ジャンゴのヴァイオリン。あまりハイテク型ではないが、いいです。(2007/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120822 |
(2006/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120826 |
1959年に行われたベニー・グッドマンのヨーロッパ・ツアーから、アニタ・オデイをフィーチャーしたドイツはフライブルクでのライヴ盤。SWR JAZZHAUSの大ベストセラーが待望の再登場です。グッドマン・オーケストラの鉄壁のアンサンブルと軽快なスウィング、それと一体となったアニタ・オデイの素晴らしいヴォーカルが冴え渡った一夜の記録。モノラルながら非常にクリアで質感のあるサウンドも特筆出来るもので、大いに盛り上がるホールの様子もよくわかります。(2021/10/08 発売)
レーベル名 | :SWR Jazzhaus |
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カタログ番号 | :JAH-404 |
(2017/03/24 発売)
レーベル名 | :SWR Jazzhaus |
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カタログ番号 | :JAH-423 |