芥川也寸志(1925-1989)
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芥川也寸志と言えば、作家・龍之介の子であることや、ダンディな外見なら有名でしたが、肝心の作品は音楽愛好家にも意外と知られていません。最初期の「交響三章」は、彼の憧れであるソ連に持参して大作曲家達の目に止まり、当地で出版されるという快挙を成し遂げた記念作。その迷いの無い前進の眩しさが勇気と感動を与えます。「エローラ交響曲」の随所で聴ける激しい爆発系サウンドは、知らなきゃ損というもの(細かいトラック付けにも注目)。芥川ファンには「ラプソディ」の音源は貴重です。当盤のような立体的なサウンドがあってこそ、芥川の音楽は目映いばかりの光を放ち、永遠の命を与えられるのです。(2004/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555975 |
ナクソスの埋もれた名曲発掘の旅、いよいよ日本へ。世界へアピールできるクオリティを持ちながら、その存在を本格的に誇示し得なかった日本の管弦楽曲が、まるで"逆・黒船"とでも言うべき使命感をもって海外へと紹介されます。民衆のエネルギー、宮廷の典雅さ、細密の美学、叙情と哀愁の織りなす感興などを、アイデアに満ちたオーケストレーションで昇華。シリーズ第一弾は日本における民族主義をテーマに、あらためて20世紀音楽史の中における日本の存在を問いかける一枚です。(2001/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555071 |