リルケ, ライナー・マリア(1875-1926)
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デンマークの作曲家エーリク・ノアビ(1936-)の作品集です。彼の音楽は後期ロマン派の流れを汲む重厚な音色と、洗練された作風を併せもつもので、「虹色のヘビ」の冒頭は、一瞬ドビュッシーを思わせるような“美しき混沌”の世界が広がります。この作品はデンマーク放送交響楽団(現デンマーク国立交響楽団)の創立50周年記念のための委嘱作で、「虹になったヘビが干ばつで苦しむ人々」を救うという古代アメリカ先住民の伝説に触発された交響詩です。こちらも美しい「リルケ歌曲集」と、ムンクの絵にインスパイアされた壮大な音による絵画「ムンク三部作」も強い印象を残します。(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226096 |
「マンチェスター楽派」に属するイギリスの現代作曲家バートウィッスル(1934-)の声楽作品集です。もともと劇音楽の分野で知られる彼だけに、声の扱いには長けており、ここでも個性的で神秘的な作品を数多く聴くことができます。1970年に作曲されたイギリスの名ソプラノ歌手ジェーン・マニング(とりわけ現代作品を得意とする)から委嘱された「オルフェウスの死」を聴いただけで、その特徴的な作風は理解できるでしょう。オルフェウスの悲劇的な死を暗示するように、まるでつぶやくように、また語りかけるように歌う声に纏わり付く器楽アンサンブル。ここに広がる異なる時間、異なる世界はベリオの「ゼクエンツァ」を想起させます。知名度が高いのに、録音の少ない作曲家のため、このアルバムはファンにとっても喜ばしいものです。トラック17では、マイアーによるインタビューで彼自身が興味深いことを語っています(英語のみ)(2015/08/26 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0281 |
【注目の若手メゾ アデル・シャルヴェ、名手スーザン・マノフのサポートを得てデビュー!】2017年にヴェルビエ音楽祭アカデミーで最優秀賞を得たほか数々の受賞歴を誇り、ジョディー・デヴォスのオッフェンバック作品集(ALPHA437/国内盤:NYCX-10039)へのゲスト参加やヨーロッパ各地の歌劇場への出演、ル・ポエム・アルモニークやピグマリオンとの共演、ガーディナー指揮『ヴェンベヌート・チェッリーニ』公演への参加など、活動の場を広げているメゾ・ソプラノ、アデル・シャルヴェのソロ・デビュー盤。親交の篤いスーザン・マノフの伴奏を得て、アメリカとイギリスの近現代歌曲を収録しています。歌劇場での活発な活動のなか歌曲への強い情熱も持ち合わせているシャルヴェは、マノフと共演するデビュー盤作成にあたり、幼い頃ニューヨークで過ごした記憶という共通点を拠りどころとして、アメリカの王道的なレパートリーからキャバレー・ソング、そしてイギリスにもちょっと寄り道するといったプログラムを構成しました。アメリカの片田舎の風景から教会のゴスペル、裏町の猥雑さまで、様々な情景が目に浮かぶような素晴らしい表現力を堪能することが出来ます。(2019/12/20 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA556 |
アメリカ合衆国の女性作曲家メアリー・ハウの歌曲集。幼い頃からピアノを学び、ピーボディ音楽院に入学。ここで出会ったピアニスト、アン・ハルとデュオを結成し1920年から1935年までリサイタル・ツアーを行いピアニストとして活躍しました。しかし、女性としては当時稀であった作曲の学位を取得していた彼女の関心は、作曲へと移っていきます。初期には専らピアノ曲を書いていましたが、次第に管弦楽作品も手掛けるようになり、ドビュッシー、マーラー、リヒャルト・シュトラウスを思わせる後期ロマン派のスタイルによる作品を発表。自然をモティーフにした『砂』や『星』はレオポルド・ストコフスキーの指揮によって演奏され、高い評価を得ています。彼女は音楽のパトロンとして知られるエリザベス・スプレイグ・クーリッジと室内楽協会を設立するとともに、ワシントンではエイミー・ビーチと協力し、全米女性作曲家協会を組織しました。1933年にはフランスに行き、短期間とは言えナディア・ブーランジェに作曲を師事、最先端の音楽を吸収して腕を磨いています。このアルバムには円熟期の歌曲と二重唱曲を収録。英語、フランス語、ドイツ語を自在に駆使し、時には詩の内容に合わせ、積極的に不協和音を使用するなど心のままに書かれた歌曲は、どれも魅力的です。(2022/02/18 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0634 |