ポンセ, マヌエル・マリア(1882-1948)
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マヌエル・ポンセ(1882-1948)はメキシコの作曲家、音楽教師であり、その作風は後期ロマン派風の作曲様式と新古典主義の中庸に位置しています。日本では、ハイフェッツが編曲した歌曲「エストレリータ(小さな星)」や、いくつかのギター曲が良く知られていて、どちらかというと「ギターの作曲家」として位置づけられていますが、実は彼自身が優れたピアニストであり、その作品にもピアノ曲がかなりの数を占めていることが知られていないのは、本当に残念です。彼の音楽の持つ魅力的なハーモニーとロマンティックな雰囲気、そしてメキシコ民謡。これらが上手く絡み合ったピアノ曲は、熱帯の空気が持つ独特の官能性と、幾許かの気怠さが感じられるステキなものばかりです。ロマンティックな彼を楽しみたければ、「エストレリータ」(これは作曲家自身によるピアノ版)や「間奏曲」、モダンな曲を楽しみたければ、「メキシコ風舞曲」ガオススメです。(2013/05/22 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP638 |
メキシコ近代を代表する作曲家マヌエル・ポンセ。彼の作風は後期ロマン派風の作曲様式と新古典主義の中間に位置しています。日本では、ハイフェッツが編曲した歌曲「エストレリータ(小さな星)」や、いくつかのギター曲が良く知られていて、どちらかといえば「ギターの作曲家」として位置づけられていますが、実は彼自身が優れたピアニストであり、その作品にもピアノ曲がかなりの割合を占めています。全8巻が予定されるポンセのピアノ作品全集、この第3集には、ピアニストとして自身の技巧を誇示するための「演奏会用練習曲」など超絶技巧を駆使した若い頃の作品、メキシコの民謡や踊りなど伝統的な旋律を独創的なピアニズムで翻案した壮年期の作品、そして「夕べの歌」や「5月」「マズルカ」などロマンティシズム溢れる個性的な作品が収録されており、これらにはポンセの3つの側面が表れていると言えるでしょう。まばゆいばかりの「ペルサグリエリ」も聴きものです。(2022/05/20 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP772 |
2011年のミケーレ・ピッタルーガ国際クラシック・ギター・コンクール優勝者、セシリオ・ペレーラのリサイタル・アルバムです。彼は1983年にメキシコのユカタン州で生まれ、9歳からギターを学び始めました。12歳の頃には幅広いレパートリーを習得、キューバでピアノも学び、総合的な音楽家としての資質を開花させるべく2005年からはヨーロッパにも留学し、多彩な音楽様式を身に着けた人です。このアルバムでは彼が最も得意とする南米の音楽を演奏。ポンセやブローウェルを始め、ソーホの「ベネズエラの5つの小品」と世界初録音となるオリーバの「タンゴマニア」と言う選曲は、この若者の将来を指し示すかのように光り輝くばかりの美しさと柔軟性を誇っています。(2012/10/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573025 |
982年生まれのギタリスト、コベスによるラテン・アメリカ・ギター作品集です。彼は1997年から伝説のギタリスト、ペペ・ロメロに学び、その後世界中で演奏旅行を行い、多くのオーケストラとも共演しています。2008年にはモスクワのチャイコフスキー音楽院からルービンシュタイン・メダルを授与されていますNAXOSにはバロモの録音(8.570420)があり、こちらも好評を博しています。この演奏、お聴きいただければわかる通り、粒立ちのはっきりした明晰な音と、迸るような情熱に満ちた表情が素晴らしく、思い切り感情移入できそうです。おすすめはトラック14の「アルフォンシーナと海」。泣けます。(2011/03/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572527 |
若手ギタリストの登竜門として知られる「ミケーレ・ピッタルーガ国際ギター・コンクール」。1968年からジェノヴァ近郊のアレッサンドリアで、この町出身のギター研究家の名を冠して開催されている権威あるコンクールです。1977年、第10回コンクールの優勝者は日本を代表するギタリストの一人、山下和仁でした。2007年からは優勝者のリサイタル・アルバムがNAXOSから発売されることもコンクールの魅力の一つとなっています。このアルバムは2006年から2015年までの優勝者のアルバムからコンパイルしたもの。多彩な曲と優れた演奏は、このコンクールのレヴェルの高さを雄弁に物語っています。/(2017/09/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573850 |
映画音楽作曲家、パトリック・ガワーズを父に持ち、幼い頃から音楽的な環境で育ったキャサリン・ガワーズ。ユーディ・メニューイン音楽院で、日本にルーツを持つ名教師でありヴァイオリニストのデヴィッド・タケノに師事、才能を開花させました。ナイジェル・ケネディのツアーに参加したり、ジャズ・アンサンブルに参加するなど幅広い活動をしていますが、このアルバムではモンティの「チャールダッシュ」やポンセの「小さな星」など、誰もが耳にしたことのある名曲を次々に演奏。聴き手を魅了する術を知っている彼女ならではの見事な演奏を楽しめます。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD064 |
ORCHID CLASSICSレーベルの創立者である、イギリスのヴァイオリニスト、マシュー・トラスターの初の協奏曲録音です。ロージャもコルンゴルトもハイフェッツが初演した作品ということで、3つの小品も含め「名手へのオマージュ」というコンセプトに沿った聴き応えたっぷりの1枚です。ロージャのヴァイオリン協奏曲は、最初からハイフェッツに演奏してもらうことを夢見て書かれたものです。ロージャ自身はハイフェッツとは面識がなかったものの、彼の伴奏者であるエマニュエル・ベイを知っていたため、この曲を聴いてもらう機会を得たそうです。この曲を気に入ったハイフェッツは、若干の譜面の変更を依頼し、1956年1月に初演、続いてRCAに録音もして、この曲を紹介することに力を尽くしたのです。一方、コルンゴルトの協奏曲は、ハリウッドの作曲家として人気を得たウィーン生まれの作曲家の心の底にずっと溜まっていた「純音楽への思い」が結実した名作として知られています。甘くとろけるようなメロディと、官能渦巻くオーケストラの融合は20世紀のヴァイオリン協奏曲の中でも一際輝く魅力を放ち、こちらもハイフェッツの演奏が長らくBESTと称されていました。最近ブームを迎え、様々な演奏家たちがこの曲を取り上げていますが、このトラスターの演奏は1711年製のストラディヴァリをハイフェッツ自身が使用したの弓の1つを使っているところが聴きどころです。(2010/01/27 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100005 |
2011年の「タイ国際ギター・コンクール」において僅か11歳で優勝、現在は巨匠マヌエル・バルエコに師事し研鑽を重ねる中国出身のカン・ユンホンをソリストに迎えたギター協奏曲集。誰もが知っているロドリーゴの「アランフエス協奏曲」、メキシコ生まれの国際的作曲家ポンセの「南の協奏曲」に加え、ユンホンに捧げられたジェラルド・ガルシアの「チャイナ・シングス」の3曲を収録しています。「チャイナ・シングス」は、中国で人気の2つの曲を元にした抒情的な雰囲気を持つ作品で、トレモロを多用した中国琵琶風の美しい音色をお楽しみいただけます。バックを務めるのは、第50回ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝者、ダレル・アン。チェコのオーケストラからそれぞれの曲に相応しい色彩的なサウンドを引き出す手腕が光ります。(2020/07/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579053 |