プロコフィエフ, セルゲイ(1891-1953)
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セルゲイ・プロコフィエフの全作品の中でも、広く愛されている『ロミオとジュリエット』と『シンデレラ』の2作のバレエ曲。1950年代、ボリショイ劇場のクラリネット奏者ブロニスラフ・ブロルヴィチは2作から各4曲をクラリネットとピアノのためにアレンジしました。これらのアレンジはこれまでに録音されたことがありません。今回のアルバムではロイヤル・バレエ・シンフォニアの首席クラリネット奏者を務めるイアン・スコットとプロデューサー、マルコム・マクミランがオリジナルのオーケストラ版から新たに12曲をアレンジ、先の8曲を併せてこれまでにない見事な組曲を作り上げました。 原曲でクラリネットがフィーチャーされている曲が選ばれていることもあり、クラリネットのサウンドを活かしつつ、全く新しい角度からプロコフィエフ作品を楽しめる1枚に仕上がっています。(2022/11/25 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25232 |
現在、プロコフィエフ(1891-1953)の全作品の中でもとりわけ愛されているのが、この「ロメオとジュリエット」でしょう。もともとの台本はハッピーエンドで終わることになっていて、その理由は「死者は踊ることができない」というものでした。しかし、悲劇的な結末でも、踊りで表現することで、原作通りの結末に変更したというものです。初演は酷評でしたが、プロコフィエフ自身はこの曲を大層気に入っていたようで、管弦楽組曲の他、ピアノ独奏組曲までも作られています。このヴィオラ版を作ったのは、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の演奏で知られる「ベートーヴェン弦楽四重奏団」のヴィオラ奏者、ボリソフスキー(1900-1972)を中心にした仲間たち。彼らは作曲家もうなるであろうほどの名編曲で、この名作に新たな光を当てたのです。(2011/10/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572318 |
プロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」は、当初レニングラード・バレエ学校創立200年祭で上演される予定でしたが、あまりの酷評のために契約を撤回されてしまったほどの問題作。現在の人気ぶりからは、そのような経緯は想像もできません。全曲は52曲からなりますが、このハイライト版でも聴きどころは外すことなく、この濃厚な世界を味わうことが可能です。録音 1994年9月2-12日 キエフ ウクライナ放送コンサート・ホール(2012/09/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572928 |
1987年ジュネーヴ生まれのフルーティスト、セバスチャン・ジャコー。彼は8歳でフルートを始め、イザベル・ジローに師事、15歳の時にはジュネーヴ高等音楽院に入学を受け入れられ、名手ジャック・ズーンの下で研究を続け、2010年に教育学とソリストのディプロマを得ています。その間に2002年と2004年にはスイスの青少年コンクールで第1位を獲得、2005年には「Jmanuel und Evamaria Schenk財団」から年間ソリスト賞を獲得しています。なんと言っても彼の知名度を上げたのは2013年の神戸国際フルート・コンクールで最優秀賞と観客賞を得たことであり、日本の聴衆にもソノ名前が広く知れ渡ったのです。その後は第5回カール・ニールセン国際フルート・コンクールでも第1位を獲得、そのカリスマ性と音楽性、技術力が高く評価されました。すでにアバドが指揮するマーラー室内管で演奏したり、ストックホルム放送交響楽団、フィンランド放送交響楽団などと共演、2008年のサイトウキネンでは首席を務め、また世界各国でリサイタル、マスタークラスを開催するなど、その将来が期待されている奏者です。(2016/09/21 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100057 |
【フランチェスカ・ヘイワードと英国ロイヤル・バレエによる、映画版『ロミオとジュリエット』サウンドトラック盤】2020年3月より日本国内でも順次公開されている、英国ロイヤル・バレエによる映画版『ロミオとジュリエット』。映画版『キャッツ』への出演で話題となった同バレエ団プリンシパル、フランチェスカ・ヘイワードの演じるジュリエットは、その可憐な演技でバレエ・ファンのみならず、多くの人々の心をつかんでいます。ロミオを演じるのは気品のある演技で人気急上昇のウィリアム・ブレイスウェル、振付はケネス・マクミラン、監督はバレエ・ボーイズのマイケル・ナンという豪華な映画のサウンド・トラック盤が登場。音楽はプロコフィエフの名曲を損なうことなく、スピード感溢れる映画のストーリー展開に沿ってウィリアム・トレヴィットが中心となり見事に縮約、再構成しています。演奏は英国ロイヤル・バレエ音楽監督コーエン・ケッセルス指揮のコヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団。同楽団にとり久々のスタジオ録音となった本収録はそれぞれのシーンが目に浮かぶようなツボを心得た演奏で、映画の感動を蘇らせてくれます。(2020/12/18 発売)
レーベル名 | :Opus Arte |
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カタログ番号 | :OACD9047D |
シェイクスピアの最も有名な戯曲「ロメオとジュリエット」。この物語にインスパイアされた音楽は数多くありますが、中でも最も高い人気を誇るのがプロコフィエフのバレエ音楽でしょう。シェイクスピア学者、演出家ラドロフ、ギリシャ劇の権威ピオトロフスキー、振付師ラブロフスキーらの協力を得て最初に完成させた台本は、当時の慣習「死者は踊ることができない」に基づいて「ジュリエットが死ぬ前にロメオが到着、ハッピーエンド」を迎えるというものでした。しかし、それでは物語の本質を伝えることができないと考えたプロコフィエフは再度人々と相談の上、結末を悲劇に変更。現在の形になりました。演奏会組曲の形で上演されることも多いのですが、全曲を通して聴くとプロコフィエフの意図がしっかり伝わります。指揮は、ウィーン放送交響楽団の次期首席指揮者就任が決定したマリン・オルソップ。プロコフィエフの交響曲全集を補完する2枚組です。(2018/03/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573534-35 |
1984年モスクワ生まれのピアニスト、ギルトブルグによるプロコフィエフ(1891-1953)の3つの「戦争ソナタ」集です。5歳の時に母からピアノを学び、幼い頃にテルアヴィヴに移り住んだ彼は、そのままイスラエルでアリー・ヴァルデイに学び、2005年にオーケストラとデビュー、ルービンシュタイン国際コンクールを始めとした数多くのコンクールで入賞歴を誇っています。2007年にはロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールで演奏会を行い、2010年にはBBCプロムスにデビュー。世界的にも活躍しています。2006年にデビューCDをリリースして好評を博していますが、今回のプロコフィエフは更に気合の入った演奏が楽しめます。熱い情熱と怜悧な知性がうまくバランスの取れた見事なプロコフィエフです。(2012/10/24 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100023 |
マレーシアのピアニスト、ボビー・チェン。メニューイン音楽学校と英国王立音楽院で学び、ウィグモア・ホールでのリサイタルを皮切りに、イタリアのファツィオリ・ホール、紫禁城などで演奏し高く評価されました。この2008年に録音されたプロコフィエフは、高度なテクニックを存分に駆使し、華麗な演奏効果を上げることに成功。“ロメオとジュリエット”組曲は、各曲の異なる性格描写を丁寧に描き分け、説得力ある表現を試みています。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD089 |