ラフマニノフ, セルゲイ(1873-1943)
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ラフマニノフと言えばイコール・ピアノというイメージがあります。しかし彼は合唱曲でも永遠の名曲を残しました。ロシア正教の典礼に触発されて書かれた無伴奏混声合唱のための「徹夜祷」、通称「晩祷」です。この曲はLP時代にも代表盤はあったものの、録音は極めて少なかったのですが、デジタル録音時代になり競って取り上げられるようになりました。誰もが作品の素晴らしさに気づいたのです。大地から湧き上がるような壮大な響き、美しいハーモニーの移ろいには、心を大きく揺さぶられます。合唱も盛んな北欧はフィンランドの歌劇場の約70名によるアンサンブルでお届けします。(2004/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555908 |
1940年に設立されたラトヴィア放送合唱団は、ルネッサンスから現代作品までの幅広いレパートリーを持つプロの団体です。首席指揮者を務めるクラーヴァは1987年からこの合唱団を振っており、1992年に今の地位に任命されました。彼は、人間の声の能力の限界を探るべく、基本的なレパートリーを20世紀と21世紀の作品に絞り、常に実験的で創造的な演奏をすべく奮闘しています。このラフマニノフは力強い響きをフルに生かした上で、精緻なアンサンブルを聴かせます。 ( 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1206-5 |
1 ( 発売)
レーベル名 | :ロシアの合唱団の地鳴りのような音色とは違う、徹底的に虚飾を排した清冽な音色もよいものです。 |
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カタログ番号 | :2012.12.19 |
ピアノ独奏曲の優れたレパートリーは星の数ほどあれ、それが2台のピアノ用ということになると、途端に数が減ってしまいます。そんな中、超一流のピアニスト=コンポーザーであるラフマニノフの作品は貴重な存在であり、当然このジャンルでのスタンダードな存在となっています。初期に書かれた組曲第1番、ピアノ協奏曲第2番と同時期に作曲され、より成熟を見せる組曲第2番、晩年の作である交響的舞曲と、それぞれの作品が書かれた時期に応じた特徴を持ちますが、いずれの曲も圧倒的に高度なピアニズムを発揮しながら、2台のピアノがチームプレーでシンフォニックな響きを創出し、濃厚なロシア情緒を紡ぎ出しています。(2007/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557062 |
【ゲニューシャスが作曲家自身のピアノで明らかにする、ソナタ第1番が生まれたときの姿!】ショパン・コンクール、チャイコフスキー・コンクールなどで輝かしい受賞歴を誇るルーカス・ゲニューシャス。アスミク・グリゴリアンとの共演によるラフマニノフに続くALPHA第2弾は、やはりラフマニノフによるピアノ・ソナタ第1番。しかもゲニューシャス自身がロシア国立音楽博物館にコンタクトを取り、そこに保管されているオリジナルの手稿譜を使っての初録音が実現しました。難曲として知られるこの作品ですが、1907年にドレスデンで作曲されるも周囲に受け入れられず、翌年初演を行うピアニスト、コンスタンティン・イグムノフらの提案で大幅なカットが施されています。しかしモスクワに保管されている未出版の手稿譜には元の形が完全に残されており、それは現在演奏されるものより100小節以上も長く、特に第1楽章後半、第3楽章の中盤以降に大きな違いが聴かれ、難易度はさらに上がっています。ゲニューシャスはこの作品に「圧倒的な力強さと壮大さはピアノ協奏曲第3番に並ぶ」と惚れ込んでおり、持ち前の技術力と強靭な表現力でその魅力を最大限に引き出しました。今回はさらに、スイスのルツェルン湖畔に残るラフマニノフの別荘に於いて、彼の60歳の記念にスタインウェイが贈った楽器を使って録音。生誕150年没後80年となる2023年にふさわしい、記念すべき一枚となりました。(2023/10/20 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA997 |
ギャリック・オールソンが「素晴らしい音色とテクニック、独自のスタイルを持つピアニスト」と絶賛するイタリア生まれのピアニスト、サンドロ・ルッソが弾くラフマノフの作品集。ベッリーニ音楽院で学び、ロンドンの王立音楽院に留学、国際的なコンクールで入賞後、2000年からはニューヨークに拠点を移し、世界中で活躍しています。現代作曲家のリーバーマンやモラベックや名手マルク・アンドレ=アムランと交流があり、しばしば彼らの作品の演奏を行うことでも知られています。このアルバムではラフマニノフのピアノ・ソナタや「音の絵」の抜粋と、アール・ワイルドの編曲による4曲の歌のピアノ独奏用編曲、「コレッリの主題による変奏曲」を華麗に演奏しています。(2018/09/21 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30077 |
ラフマニノフ(1873-1943)のビクター録音集もこれで第3集となります。今作は彼が初めて電気的録音を行った1925年から、亡くなる前年の演奏までを収録。全て小品ですが、これらは聴衆から大変愛された作品群であり、またラフマニノフの「完璧主義」が表出された最良の録音でもあります。最も有名な「前奏曲 Op.3-2」での素晴らしい表現や、2つのクライスラー作品の編曲版での、年月を経た表現の熟成など、聴くべきところの多い1枚です。全2作も含め、これら歴史的録音における優れたマスタリングも評価されています。(2013/01/23 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111397 |
1917年、十月革命の結果、ボリシェヴィキ(レーニン率いるロシアの政党)が政権を掌握したロシアを離れることにしたラフマニノフ。彼は所有物をすべて放棄し、新しい人生を始めることとなりました。/スカンジナヴィアからデンマークを経由し、翌年アメリカに渡ったラフマニノフは、優れたコンサート・ピアニストとして活動を始め、家を買う資金調達のために1918年の終わりには4か月に40回ものコンサートを行いましたが、それに目を付けたのがアメリカの新興レコード会社の数々でした。なかでもエジソンレコード社には、これまでローゼンタールが録音した以外は、優れたピアニストの録音がなかったため、ラフマニノフと最初に契約をして、いくつかの録音を行うことが可能でした。しかしエジソンレコード社は、ラフマニノフが承認しなかった録音を販売してしまったため、以降ラフマニノフは、ビクタートーキングマシン社と契約を結び、多くの録音を販売することとなりました。このアルバムには、エジソンレコード社に残る音源が複数テイク収録されております。 (2017/05/26 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111407 |
1917年、十月革命を逃れるために全てを捨ててアメリカに渡ったラフマニノフは、すぐに新しい生活のために資金を調達するコンサートを始めました。それを知ったトーマス・エジソンは彼を出来上がったばかりのレコーディング・スタジオに誘い、多くの録音を行いました。しばらくは良い関係を作っていたラフマニノフとエジソンレコード社でしたが、そのうち、ラフマニノフが承認しなかった録音が発売されてしまったことが原因で関係が決裂、以降、ラフマニノフはビクタートーキングマシンへ移ることとなりました。このアルバムではエジソンレコード社への最後の録音と、ビクタートーキングマシンへの初期の録音を聴くことができます。(2018/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111408 |