ラフマニノフ, セルゲイ(1873-1943)
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ホロヴィッツの録音史(ピアノロールを除く)は1928年から1989年の長きに渡りますが、未だ日の目を見ないものも多数ありました。このCDには待望の未発表録音が3曲収録されており、いずれもホロヴィッツのキャリアのごく初期ものです。「愛の便り」は1929年に2回だけ録音された、その一つ。ショパンの練習曲Op.10-8は12種類ある録音のうち一番最初に録音されたものです。「パガニーニ練習曲集」の「狩」は1930年に2回録音された一つで、中間部のグリッサンドを連打に置き換えるという離れ業を披露しています。(2003/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110696 |
遅れてやってきたロマン派であり、その生命も長いものではないとまで言われたラフマニノフの作品ですが、21世紀を迎えた今、その批判は遂に封殺されたといえましょう。特に代表作であるピアノ協奏曲は、聴衆とピアニストの双方から愛され、これなしでは音楽産業も成り立ちません! 濃厚なロシア情緒とロマンティシズム、そして超絶的なピアニズ ムの最上の出会いがここにあります。青春の息吹を感じさせる第1番、甘美なメロディー満載の第2番、演奏効果満点の第3番、華やかな中に渋みすら見せる第4番、巧みな変奏技法と必殺の第18変奏が光るパガニーニ狂詩曲と、五者五様の魅力を技巧派グレムザーが見事に弾き切ります。*8.550809と8.550810と同音源です。(2005/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.551057-58 |
チャイコフスキーのピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出」は、大ピアニストのニコライ・ルービンシュタインの死を悼んで書かれた作品ですが、若きラフマニノフが大先輩であるチャイコフスキーその人の死に際して、同様の試みを行ったのが、同じ題を持つピアノ三重奏曲第2番です。一方の第1番は、特にその作曲動機が明らかではありませんが、内容的にはやはりこの先達の作品を意識していたことは、ほとんど確かなことだと思われます。両曲とも、ラフマニノフならではの巨匠的なピアノ書法と、濃厚なロシア情緒とロマンティシズムが横溢しており、後の大成を窺わせる素晴らしい内容となっています。(2007/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557423 |
ピアノ音楽ファンなら「第2番」を見逃す手はありません。ロシア風の豪快さと抒情が同居、その演奏効果の高さはあらゆるピアノソナタの中でも眩い光を放ちます。通常は作曲者自身による改訂版で演奏されますが、ここでは改訂で短縮される前の野心に満ちた初版が使用されているのがポイントです。ソナタとしては異例の長さを誇りますが、無視されている「第1番」にも注目してみましょう。確かに冗長さは否めませんが、ラフマニノフでなければ書けなかった胸を抉るメロディを随所に発見、特に終楽章の中間部は最高です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553003 |
ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番は1913年に作曲された作品で、同じ年の12月にラフマニノフ自身によって初演されています。しかし聴衆たちの反応はいまひとつで、「長すぎる」「複雑すぎる」などの意見に従い、1931年に改訂版を作成することとなります(このアルバムにはこちらの改訂稿が収録されています)。この改訂版、確かにすっきりとした音楽になりましたが、もともとあった魅力的なパッセージなども削除されてしまったため、ピアニストによっては2つの稿の折衷版を演奏する人も多く、現在では「どちらも捨てがたいもの」として評価されています。ラフマニノフが愛した鐘の音が聴こえてくる魅力的なソナタです。主題と20の変奏からなる「コレルリの主題による変奏曲」はクライスラーに献呈された作品で、彼が渡米後に書いた最初で最後のピアノ独奏曲です。「楽興の時」は古典的な形式に華麗な技巧を盛り込んだ演奏会用の小品で、シューベルトやショパンの影響も垣間見える名作です。 ( 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550349 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :1987.10.01 |
ラフマニノフのピアノ曲の中でも、豪放さと夢見るような抒情が同居して特に人気がある(巨匠ホロヴィッツが好んだ事でも有名)ソナタ第2番。一昔前なら弾き切るだけで大変だった難曲ですが、シベリア出身の若手シチェルバコフは超絶技巧派、余裕シャクシャクで料理する様は圧巻です。「幻想的小品集」は5曲とも旋律がグッドですが、特に前奏曲は知名度も内容も最高。「変奏曲Op.22」はショパン作曲のハ短調の前奏曲をネタにラフマニノフ流に自由にアレンジ(当盤ではトラックを細かく付けました)。ハイクォリティサウンドでどうぞ。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554669 |
ラフマニノフはショパンらの伝統に倣い、複数の曲集に分けてという形ではありますが、24の長短調を網羅する前奏曲集を作曲しました。当然、ラフマニノフのピアノ技法の見本市といった様相を呈しており、多彩なピアニズムと濃厚なロシア風味を堪能することができます。中でも有名なのが、「鐘」の通称で呼ばれることもあるOp.3-2で、鐘の音を思わせるような分厚い和音の連続は、彼のトレードマークともいうべきものです。幾つかのナンバーが抜粋で演奏されることが多いこれらの曲集ですが、全曲を通して聴くと、この希代の大コンポーザー=ピアニストの引き出しの多さに改めて驚かされます。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570327 |
「好きなメロディーを思うがままに歌いたい!」というカラオケ精神は、演奏行為を支える根元的パワーです。このカラオケ精神に、最高の演奏技術や作曲技法、サーヴィス精神が加わったとき、珠玉の編曲作品が誕生します。20世紀を代表するピアニスト=作曲家であったラフマニノフの名調理を、心ゆくまで御堪能下さい。原曲以上にシャレっ気たっぷりの「愛の悲しみ」や、超絶技巧の「熊蜂の飛行」といった定評ある名編曲から、ほとんど録音されることのない「ハンガリー狂詩曲」のカデンツァや「アメリカ国家」まで収めたお得盤です。*8.220093の再発売品(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550978 |
1890年ロシアのオデッサで生まれたモイセイヴィッチは14歳でウィーンに移り、名教師レシェティツキーの薫陶を受けた後1908年にイギリスに居を定め、以降華々しい活躍をしました。この経歴を見る限り、モイセイヴィッチを純粋なロシア楽派のピアニストと見なすことは出来ませんが、彼が揺籃期にロシア流のピアニズムの洗礼を受けたことには違いありません。事実、彼の保つ広いレパートリーの中で最も重要な位置を占めていたのは、リストに次いでラフマニノフでした。またモイセイヴィッチとほぼ同時代のロシア(ソ連)の作曲家たちの作品も、好んで取り上げました。ロシア国外では知名度が低かったメトネルらを西側に広めたのも、彼の功績によるところが大きいと言って良いでしょう。(2003/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110675 |