ラヴェル, モーリス(1875-1937)
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《印象派からシャンソンまで フランスリリシズムの奥義》このアルバムは、単に自分の好きなフランス音楽の小品を集めたわけではありません。私のピアノ人生にとって欠かせない出来事とリンクした作品がちりばめられており、そのすべてをここで語ることができないのが惜しまれるほどです。-ブックレット序文より 入念に考えられたアルバム・コンセプトに沿って選ばれた一連の曲は、心地よい流れに乗り聴き手の心を満たします。文字通り夢心地の雰囲気溢れる「夢」、ためらいがちに始まりながら少しずつ親しさを増していく「レントより遅く」、そして柔和で流麗なフォーレを経て、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」で一息ついたあと、最初のクライマックスともいえる「ラ・ヴァルス」の音の奔流!小粋なサティ、プーランクからアルバムの白眉ともいえるワイセンベルクの「シャルル・トレネによる6つの歌の編曲」、最後は名曲「聞かせてよ、愛の言葉を」で余韻を残してそっと消えていく・・・。音楽性、技術の粋が結実した珠玉の演奏をじっくりとお聞きください。各曲を彩るベヒシュタインの深みのある音色も聴きどころ。録音の素晴らしさも相俟って、聴き手を“福間洸太朗の内なる世界”へといざなってくれます。(2019/04/17 発売)
レーベル名 | :Naxos Japan |
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カタログ番号 | :NYCC-27308 |
【アブドゥライモフの幅広さを実感するALPHA第2弾は、来日公演でも披露された意欲的プログラム!】2009年のロンドン国際ピアノ・コンクールで優勝して以降、着実に演奏経験を重ねてきたウズベキスタン出身の新世代ピアニスト、ベフゾド・アブドゥライモフ。ムソルグスキー『展覧会の絵』とドビュッシー『子供の領分』にショパンの24の前奏曲を組み合わせた2021年のALPHAデビュー盤に続く待望の第2弾は、2023年6月に東京で行われたリサイタルで披露された演目。個性的な小品が続くプロコフィエフ『ロメオとジュリエット』と神秘的な三つの章からなるラヴェル『夜のガスパール』という対照的な2作の間に、同じウズベキスタン出身でソ連時代から活躍する作曲家ディロロム・サイダミノヴァの作品を挟んだ意欲的なプログラムです。抜群のコントロールで各作品の機微を鮮やかに浮き彫りにしながら、全体としてスケール豊かな音楽を紡いでゆく解釈は聴きどころ満載。サイダミノヴァの作品は故郷の古都ブハラを古代まで遡りながら描出する組曲で、アブドゥライモフは楽章ごとに異なる音響構成を鮮やかに描き分け、スリリングな展開から詩情豊かな余韻まで多彩な味わいを堪能させてくれます。静謐さと蠱惑な絢爛さの間を自在に行き来する『夜のガスパール』での幅広い表現と的確な構成力も隅々まで耳を惹く解釈。彼の新たな一面に驚かされる1枚です。(2024/01/12 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1028 |
ポルトガル移民の子としてアメリカに生まれ育ったエルマー・オリヴェイラは、1978年のチャイコフスキー・コンクールにおいてアメリカ人として初めて第1位を獲得、さらにナウムバーグ国際コンクールでも優勝するなど、世界的ヴァイオリニストとして活躍しました。2017年には「第1回エルマー・オリヴェイラ国際ヴァイオリンコンクール」をアメリカ・フロリダ州のリン大学と共同で創設、アーティスティック・ディレクターを務めています。ヴィヴァルディから現代音楽まで幅広いレパートリーを誇るオリヴェイラですが、ここでは20世紀の偉大なヴァイオリニスト、ハイフェッツやクライスラーなどが得意とした技巧的な小品を収録。切れのあるテクニックと美しい音色を存分に披露しています。ピアノは五嶋みどりの伴奏でも知られる名手、ロバート・マクドナルドです。制作はマルク・オボール&ジョアナ・ニクレンツが担当。MMG(Moss Music Group)原盤。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :MMG |
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カタログ番号 | :MCD10027 |
体裁はクラシックのフルート曲集、“隠れコンセプト”はゲーム音楽に使われていそうなクラシック曲を集めること。子供の頃から「ゲーム大好き」というフルーティスト・杉原夏海による、自身初となるソロ・アルバム。ビゼーの「カルメン間奏曲」やサン=サーンスの「ロマンス」といった有名曲、今回のために自分でアレンジしたラヴェルの名作「マ・メール・ロワ」、フルーティストにもあまり知られていないというプーランクの「廃墟を見守る笛吹の像」やバーバーの「往き来る人々の歌」、ラストには本物のゲーム音楽「ICO」が入る。フルートとピアノがやさしく幻想世界へ誘ってくれて、リアルに息づいた色彩に心がときめく。あたかも作曲家の指示どおりタイムマシンが故障し、「作曲家たちの夢想の中」へ飛んでしまう。杉原 夏海(フルート)福井県鯖江市出身。鯖江市惜陰小学校、鯖江中学校、高志高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。第61回全日本学生音楽コンクール高校生の部大阪大会第1位、同全国大会入選。第13回びわ湖国際フルートコンクールアドヴァンス部門第2位等を受賞。ソリストとしてセントラル愛知交響楽団と共演。学生時代より演奏活動を開始し、ソロ活動の他、プロオーケストラや吹奏楽団等への客演、ジャズやポップスなどクラシック以外のアーティストとの共演、ゲーム音楽のスタジオワークなど、幅広く活動。「和」をコンセプトとしたフルート四重奏「宵待小町」として1stCD「月下美人」、2ndCD「国色天香」をリリース。福井県文化振興事業団「越のルビーアーティスト」。ふるさと鯖江文化大使、ふくいブランド大使を務める。世界三大ミスコンのひとつ『Miss World JAPAN 2017』にてファイナリスト、タレント部門1位及び「ミス日本伝統文化」受賞。平尾 有衣(ピアノ)千葉県船橋市出身。東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院修士課程修了。度々ドイツにて研鑽を積む。 全日本学生音楽コンクール東京大会第 2 位。日本演奏家コンクールグランプリ受賞。 ウィーン国立音楽大学セミナーコンクール第 2 位。2018年、ドビュッシー没後100年に因んだドビュッシー作品のリサイタルをシリーズで開催。2019 年、「音のアトリエPiacharm」を創設(現、株式会社music&)。「さながら聴いて味わう美術館のように、クラシック音楽を楽しんでいただく」ことをコンセプトとした「Piacharm Music MuseumR」等の公演を継続的に開催中。2024年2月、三越劇場で開催された「ジョルジュ&ミッシェル ショパンを創った、ふたり」にショパン役で出演。室内楽や伴奏ピアニストとしても活動。音楽教室「music&School」主宰。YouTubeチャンネル「movie piacharm」開設。(2024/10/18 発売)
レーベル名 | :Laplace Records |
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カタログ番号 | :LPDCD116 |