ラヴェル, モーリス(1875-1937)
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数多くの作曲家が、女性の強さ、悲しさ、喜びなどの感情表現をオペラや声楽作品に取り入れ、素晴らしい作品を書きあげています。このアルバムでは、主として中東やアジアなどを舞台にした物語に登場するヒロインに焦点をあて、ラヴェルからバーバーまで7人の作曲家が書き上げた、神秘的で東洋的な旋律に彩られた女性の揺れ動く心を歌ったアリアをたっぷりと味わっていただけます。ここで見事な歌唱を披露するのは、アゼルバイジャン出身、新進気鋭のソプラノ、セルジャン・ナシブリ。ロンドンの王立音楽大学を卒業後、オックスフォード音楽祭コンクールで入賞、イギリスを中心に活躍範囲を広げています。(2020/02/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579066 |
数多くのミュージシャンとコラボレーションしてきたギタリスト・作曲家キャメロン・グライダー。もともと地元のシンガーソングライターと演奏していたグライダーは、クラシック音楽への興味が芽生えたのをきっかけに、音楽理論、ピアノ、指揮を学び直し、現在は作曲とアレンジの両方面で活躍しています。またグラミー賞ノミネートの経験を持つギタリスト、ジャック・ペトルッツェリとエレキギターのデュオ「ハイ・ロー・デュオ」を組み、ジャンルを問わない作品を演奏。このアルバムではラヴェルとバルトーク作品で斬新なアプローチによる演奏を聴かせます。(2021/11/26 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :SLE-70023 |
ウィーン生まれのピアニスト、シュテファン・ヴラダーは最近指揮者としての活動も目覚ましく、またウィーン音楽大学で教鞭を執るなど後進の指導にも力を注いでいることで知られています。モーツァルトやベートーヴェンの解釈で定評のある人ですが、ここではラヴェルの作品で、しなやかな音楽を聞かせます。彼は20年以上に渡ってラヴェルを研究してきたといい、その練り上げられた解釈は、類い稀なるテクニックを伴うことで、極めて説得力あるものとなっています。異なった性格を持つ3つの世界の融合である「夜のガスパール」での変幻自在な美しさには驚くばかりです。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5260 |
珍しいレパートリーを積極的に録音するTOCCATAレーベルとしては「例外的な」ラヴェルのピアノ作品集。もちろん通常の作品集ではなく、ピアノ版「ダフニスとクロエ」組曲がアルバムの中心となっているのが特徴です。この曲はラヴェル自身によるピアノ版も存在しますが、ここではリトアニアのピアニスト、ペトラウスカイテ自身が編曲を行い、40分程度の組曲に仕立て上げました。オリジナルのスコアを尊重した編曲は、全てを多重録音なしで演奏でき、しかもラヴェル独特の色彩的な響きが保たれています。他の良く知られている作品も素晴らしい出来栄えです。(2018/10/17 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0508 |
2025年に生誕150年を迎えるラヴェルのピアノ独奏曲全集。ラヴェルは自己批判的で慎重な作曲家でしたが、発表された作品の完成度は非常に高く、その多くが現在も演奏・録音され続けています。彼自身はヴィルトゥオーゾ・ピアニストではなかったものの、高度な技術を要すると共にピアノの演奏効果や表現力を見事に活かした作品を作曲。演奏者のバヴゼはこれを奇跡に例えています。また自身のピアノ作品を管弦楽化することも多く、演奏家やにとって多様な作品解釈の可能性を開いています。ラヴェルのピアノ曲には、生涯を通じて彼を魅了したテーマが反映されているところにも注目。鐘の響き(「鐘の谷」、「絞首台」)、水の流れ(「水の戯れ」、「海原の小舟」)、スペインの影響(「グロテスクなセレナード」、「道化師の朝の歌」)、そして彼が特に好んだ、舞踏としてのメヌエット(5曲作曲)が挙げられます。バヴゼは、ラヴェルにスパイス感、シューベルトに通じる寂寥感、オーケストラのような色彩感を読み取ると語っています。ジャン=エフラム・バヴゼは、1962年フランス生まれ。パリ音楽院でピエール・サンカンに師事、パウル・バドゥラ=スコダや二キタ・マガロフからも学びました。1986年国際ベートーヴェン・ピアノ・コンクール優勝。古典から前衛まで幅広いレパートリーを持ち、ジャズにも関心を抱く他、ビュッシーの《遊戯》の2台ピアノ編曲も手掛けるなど幅広い活躍をしています。(2025/04/11 発売)
レーベル名 | :Chandos |
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カタログ番号 | :CHAN20287 |
1999年設立、2024年に結成25周年を迎えたトリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン。デンマークを拠点に世界中で活躍するピアノ三重奏団です。この最新アルバムではラヴェルのピアノ三重奏曲とシューベルトのピアノ三重奏曲 第1番を演奏。シューベルトは前作(ORC100282)で第2番をヴァインベルク作品を組み合わせて紹介していましたが、ここでは輝くような色彩感とリズムの複雑さを持つラヴェル作品と併せることで、作品の持つ抒情的な美しさと軽快さを際立たせています。(2025/02/28 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100363 |