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レーガー, マックス(1873-1916)

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    レーガー: 弦楽三重奏曲第1番、第2番(イル・フリボンド)

    2011年に結成されたトリオ、イル・フリボンドによるレーガーの弦楽三重奏曲集。古楽アンサンブルのイル・ジャルディーノ・アルモノコやル・コンセール・デ・ナシオンとの共演も多く、バロックから20世紀前半までの多岐にわたる作品をレパートリーとしています。アンサンブル名の「Il Furibondo イル・フリボンド」は、イタリア語で“ワイルドな、怒れる熱血漢”といった意味を持ち、かつてタルティーニが大ヴァイオリニスト、ジェミニアーニの演奏について使った形容詞。その名の通り、斬新で、卓越した解釈で結成後すぐに頭角を現し、ヨーロッパ中のラジオやコンサートホールで演奏を披露、高く評価されています。(2020/04/10 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM323

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    レーガー:コラール・カンタータ集(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団/シェーンハイト/エルスター/メイヤー)

    2016年はレーガー(1873-1916)の没後100年の記念年にあたります。各レーベルから様々なアルバムが発売されますが、cpoレーベルからはこの珍しいコラール・カンタータをお届けいたします。レーガーのオルガンの独奏曲はしばしば演奏されますが、この大規模な編成を必要とするコラール・カンタータはあまり耳にする機会がありません。しかし、オルガンと声が縦横無尽に絡み合うこのカンタータは、彼の芸術の頂点をなすものの一つ。バッハと同じコラールのメロディが使われながらも、複雑な構造を持つこれらの曲は、20世紀を代表する宗教作品として、もっと愛されてもよいのではないでしょうか。今回は、伝統あるゲヴァントハウス合唱団、少年合唱団を中心としたドイツを代表する演奏家による演奏です。心に響く音楽を。(2016/04/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777984-2

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    レーガー/ダルベール/ベッカー/ブレッヒ:ドイツの声楽作品集(ダムラウ/ミューレマン/ナズミ/シュヴァイガー/バイアヌ)

    ベルリンの出版社「August Scherl」が1899年から1944年に刊行していた週刊誌「Die Woche」。ここで1903年に開催されたコンペティション“im Volkston-新しい民謡“のために30人の作曲家が曲を提出、特別号に掲載されました。どの曲も「民謡の形式」を持ってはいましたが、少々芸術的になり過ぎてしまって、本来の目的「簡潔で美しく歌いやすい曲を発見する」には至らず、出版社は2回目のコンペティションを開催することになりました。今回は出版社から作曲家に直接依頼することはなく、自然に集まった様々な曲をWoche誌に掲載。大好評を得ました(残念なことにレーガーの「森の孤独」は素晴らしい出来栄えにも拘わらず落選、誌面では発表されませんでした)。このアルバムでは、全ての応募作中から美しい作品を選び演奏したものです。(2017/10/27 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1875

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    レーガー:チェロ・ソナタ第1番、第4番(コルップ/マイスター)

    レーガーは後年、自分の初期作品を「クズ」と断じ、廃棄しています。第1番もその「クズ」の中の1曲ですが、どうしてどうして、重厚なドイツ音楽としての風格を備えた逸品で、研究者たちからも破格に良くできた初期作品として評価されています。第4番のソナタは、レーガーの後期の作風を告げる作品群の一つで、ドイツ音楽の伝統の上に独特な渋さを加えた深い世界の到来を示しています。ちなみにレーガーは1909年にシェーンベルクのピアノ曲Op.11を聴き、「ついていけません。私には私の道があります。それが例えばこのチェロソナタOp.116 です。」と友人に手紙を送っています。自信作だったのでしょう。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999394-2

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    レーガー:チェロとピアノのための作品全集(シーフェン/ロイシュナー)

    2016年、レーガー(1873-1916)の「没後100年」を記念して数多くの作品がリリースされていますが、このチェロとピアノのための作品集もそんな1枚です。ワーグナーにも匹敵するほど重厚な作品を書き、ドイツロマン派を代表すべき作曲家であるレーガー。オルガン作品ばかりが有名ですが、彼のチェロ・ソナタはブラームス風の雰囲気を持つ美しいもの。ドイツの伝統を受け継ぎながらも、晩年の第4番に出現する前衛的な部分は後のヒンデミットやショスタコーヴィチ作品の先駆ともなっています。チェリストのグィド・シーフェンはこれまでにもバッハから現代まで数多くのアルバムをリリースし、とりわけ近現代の作品の演奏について評価の高い人です。(2016/09/21 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC456

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    レーガー:ピアノ協奏曲 Op. 114/J.S. バッハ:ピアノ協奏曲 BWV 1052 (コルスティック/ミュンヘン放送管/シルマー)

    レーガー自身が初演の6週間前!に「この曲の演奏はとても困難である」と語ったピアノ協奏曲。確かにそれはブラームスの第1番の曲をもう少しモダンにして、更に晦渋にしたような作品でした。当然初演も大失敗。世間の評判もさんざんなものだったと言います。(とはいえ聴衆を敵に回すのが大好きだったレーガーとしては別に何のこともなかったのでしょうが・・・。)そんなわけでこの曲の真価は問われることもなかったのですが、今回、ドイツの中堅ピアニスト、コルスティックの堅固なる演奏によって、ようやく正しい姿を見ることが可能になりました。ブゾーニ編のバッハの協奏曲も食えない曲。ロマン派の作品が好きで好きでたまらない人にうってつけの1枚です。(2009/04/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777373-2

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    レーガー:即興曲集 Op. 18/ユモレスク Op. 20/夜に(パヴリク)

    レーガーというと、長大・複雑・難解を極めたフーガや変奏曲の大家というイメージがありますが、実は演奏時間が数分の程度の小品にも優れた筆致を見せています。ガリベン的とでも形容したくなる独特の生真面目なムードと達者なピアノ書法が織り成す世界には、なかなかに多彩で魅力的なものがあります。即興曲集や「炉辺の夢」は、ブラームスの後期作品に通ずるような温かみのある渋さを感じさせる作品が中心ですが、なかにはスクリャービン風(といったら言い過ぎか?)の不思議な響きが混ざっていたりしてドキりとさせられますし、「ユモレスク」と題されつつも漂うお堅い雰囲気に作曲者の人柄に想いを馳せるのも一興です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553331

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    レーガー:ピアノ四重奏曲 イ短調 Op. 133 /弦楽三重奏曲 ニ短調 Op. 141b (アペルトピアノ四重奏団)

    元来地味なレーガーの作品の中でも、この弦楽三重奏曲とピアノ四重奏曲は耳にする機会すらほとんどありません。先日リリースされた第1集(8.570785)で、その魅力の片鱗を見せてくれたとは言え、まだまだ人口に膾炙するまでの道のりは遠そうです。しかしこれらを一度でも聴いてみてください。派手な管弦楽作品に疲れた耳に何と新鮮に響くことでしょう。今回も名手の集まりアペルト・ピアノ四重奏団のメンバーを中心とした奏者による納得の演奏です。秋の薄日を思わせる枯れた音楽。渋茶を片手にどうぞ。(2008/12/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570786

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    レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ/アルノルト・ベックリンによる4つの音詩(ドレスデン・フィル/ヴァイグレ)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C71118

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    レーガー:モーツアルトの主題による変奏とフーガ Op. 132/ヒラーの主題による変奏とフーガ Op. 100(ニュージーランド響/フランツ・パウル・デッカー)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553079