レーガー, マックス(1873-1916)
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【レーガーとマーラーの管弦楽伴奏歌曲をピリオド楽器の演奏で!】 2023年に生誕150年を迎えたマックス・レーガーの管弦楽伴奏歌曲と、ほぼ同時代を生きたグスタフ・マーラーの歌曲を並べた1枚。ロマン派音楽にピリオド奏法で取り組む第一人者シュペリングの指揮に注目です。レーガーが死の前年に作曲した「レクイエム」は戦争の犠牲になったドイツ兵に捧げたもので、メゾ・ソプラノ独唱と合唱を交えた大編成で書かれており、民謡風の親しみやすい旋律を用いたマーラー作品に比べると、その複雑な書法が際立っています。レクイエムでソロを歌うのは、ドイツ生まれのアンケ・フォンドゥング。ミュンヘン国際音楽コンクールなどで入賞し、 ヨーロッパを中心に活躍、ドラマティックで真摯な歌唱で魅了します。バリトンはフィッシャー=ディースカウにも 師事したドイツの歌手トビアス・ベルント。やはり数々のコンクールで入賞を飾り、高く評価されています。クリストフ・シュペリングが1988年に創設したダス・ノイエ・オルケスターは、19世紀のロマン派音楽をレパートリーの中心に据えたピリオド楽器オーケストラとしてはドイツで最初のものでした。最近はバッハのカンタータにまでレパートリーを広げていますが、当盤のレパートリーは彼らにとって本領発揮。曲により10型または12型となるオーケストラと57名の合唱団が醸しだすサウンドは、濁ることなく厚みを生み出し、繊細微妙なハーモニーの移り変わりを見事に伝えてくれます。(2023/10/13 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5512 |
2016年、レーガーの没後100年を記念して企画されたオルガン作品全集。今回の2枚組の核となる長大な「交響的幻想曲とフーガ」のように、複雑な声部が絡み合うのがレーガー作品の特徴で、もちろん演奏には高い技術が要求されます。演奏しているのはcpoレーベルにバッハ全オルガン作品を録音しているヴァインベルガー。彼の完璧な技巧を楽しむのはもちろんのこと、熟考の上に導き出されたオルガンの美しい響きを丹念に捉えた高音質録音がこのシリーズの特徴です。どんなに音が重なり合っていても、一つ一つの響きがクリアに聞き取れるSACD(ハイブリッド)盤の素晴らしさも体験できます。(2017/07/21 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777760-2 |
前作「天と地の間に」(ROP6034)で恍惚の音楽を聞かせたダールラー・ヴォーカル・コンソートの新作です。16世紀の音楽から20世紀の音楽まで、「死と生命、世界」を捉えた作品を集めたこの1枚。今作にもメンバーであるゲオルク・グリュンの作品も含まれています。彼は古いウィーンの橋に刻まれた・・・Alles ist nur Ubergang(全ては正しく過ぎていく)・・・などの幾つもの含蓄ある言葉に影響され、この作品を書いたと言います。時間は目に見えずとも常に過ぎ去ってしまうこと、そんな思いも込められた自身の作品を最後に置くことで、アルバムコンセプトを強調するという彼の思いに、アンサンブルのメンバーたちはしっかり応え、静謐な響きを聞かせます。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6087 |
男声5人によるアンサンブル「ティオス・オミロス」の最新録音。前作の「1600年頃のドイツ教会音楽のコントラスト」(ROP6041)ではルネッサンス期のハーモニーをじっくり聴かせましたが、今盤はロマン派から近代までの「祈り」の旋律を歌い上げています。人はどのような時に祈るのか?それは恐怖であり、悲しみであり、また希望を求めるためとマルティン・ルターが言うように、祈りの助けを借りて人々は時を生き、様々なインスピレーションを得るのです。そんな美しい精神が宿るこの1枚。心の安らぎをもたらします。(2013/11/20 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6079 |