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レーガー, マックス(1873-1916)

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    イェンゼン:ピアノ作品集 1 (エリクセン)

    ドイツ、ケーニヒスベルクに生まれ、独学で音楽の才能を見出したといわれる作曲家イェンゼン(1837-1879)。15歳になってようやくベルリンで正式に音楽を学び始め、直後にフランツ・リストに注目され、指導を受けたという人です。ピアニストとして活動を始めてからは、音楽教師としてロシアに行ったり、ポーゼンの市立劇場の楽長を務めたりしますが、その後、またコペンハーゲンでニルス・ゲーゼの教えを受けています。当時はシューマンの後継者と目されるも、あまりにも繊細な作風のため、結局は「サロン音楽」のようなものと見做され、現在ではほとんど注目されることがありません。しかし、この美しい作品が忘れられているのは本当にもったいないこと。TOCCATAレーベルは、そんな彼の作品をもう一度眠りから目覚めさせたいと願っています。(2015/05/27 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0232

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    ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品 Op. 6/レーガー:ロマンティックな組曲/シェーンベルク:6つの管弦楽伴奏付き歌曲(ノルト/リノス・アンサンブル)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C10865

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    ヴェルテ=ミニョン・ピアノ・ロール・シリーズ 第3集(1905 - 1926)

    録音黎明期とも重なる時期、ピアノ・ロールによる記録が盛んに行われました。まだ時間制限が短く、取り直しの出来なかった録音に比べ、修正がきき、時間も比較的長く記録することが出来るという理由から、ピアノ・ロールを好んだピアニストたちもいました。そのためか、演奏にのびのびとしたところが感じられるという長所もあります。録音に比べ、ダイナミックスや微妙なペダリングの再生は望めないまでも、演奏家たちの指さばきや間の取り方など、当時のスタイルをしのぶ貴重な音源といえるでしょう。(2004/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110679

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    ヴォルフ:管弦楽伴奏歌曲集/交響詩「ペンテジレア」(アップル/イェーナ・フィル/ガウデンツ)

    「私は臆病すぎるから、まともな作曲家にはなれない」と、フーゴー・ヴォルフがウィーンの友人に告白したのは、彼が28歳のときでした。感受性に富み、気難しい性格を持つ彼は1887年の時に12の歌曲を発表、以降、9年の間に集中的に歌曲を中心とした作品を書き上げた後、精神を病み1903年にこの世を去っています。このアルバムには、ヴォルフ自身の編曲による管弦楽伴奏付きの12の歌曲と、初期作品である交響詩「ペンテジレア」を収録。管弦楽伴奏の歌曲はあまり演奏される機会がありませんが、原曲のピアノ伴奏が絶妙なアレンジにより、よりスケールの大きな作品に仕上がっています。ここで独唱しているのは1982年ドイツのレーゲンスブルク生まれのベンヤミン・アップル。フィッシャー=ディースカウが2012年に亡くなる2週間前までレッスンを受けていたという、文字通り最後の弟子で、すでに国際的に高い評価を確立しています。「ペンテジレア」は、H.V.クライストの同名戯曲に基づいて女王ペンテレジアと勇士アキレウスの物語を描いた、起伏に富んだ作品です。(2022/07/29 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555380-2

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    エストルンド:イマゴのテーマ/2つのクラリネットのためのブーケ組曲/夢の力(ハイドバー=ディッキンソン/ノークス/ホーニング/ルヴォー/グリニュク/ガッティ)

    スウェーデン出身の作曲家ジョナサン・エストルンドの作品集。若い頃から音楽家を志し、スウェーデンの大学でヤン・サンドストレムらに師事。これまでに100曲近くの作品を書き上げています。この新しいアルバムには、オーケストラ作品から声楽曲、合唱曲、器楽曲、室内楽曲などさまざまなジャンルの作品を収録。その多くは自然からインスパイアされたフランス語のタイトルを持つ印象派風の作品ですが、バッハやベートーヴェン作品を元にした曲もあり、その曲調はどれもウィットに富んだ聴きやすいものばかり。このアルバムを録音するために大規模なソリストのチームが結成され、彼らは各地に集まり、しばしばコロナ禍の影響を受けながらも2年間にわたり演奏を繰り広げました。聴きごたえのある2枚組です。(2022/02/18 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA21239

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    黄金期のクリスマス(1925 - 1950)

    「きよしこの夜」を始めとしたなじみの深い名曲が、当代一流の歌手達によって歌われています。カルーソーとの競演で名高いプリマ・ポンセル、リリック・テノールで名をはせたタウバー、フランスオペラを中心に、お国もののスペイン歌曲の第一人者でもあったデ・ロス・アンヘレス、母声の持ち主と絶賛されたシューマンハインク、メトで活躍したバリトン・ティベット、など、オペラファンの間ではいずれもなじみ深く、また高く評価されてきた歌い手達が、聖夜を讃え、慈しみを込めて歌っています。(2003/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110296

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    オルフ/ラフマニノフ/ラヴェル/レーガー/R. シュトラウス/ストラヴィンスキー/レスピーギ/プロコフィエフ:20世紀の作品集

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C49007

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    オンスロウ/レーガー/ワーグナー/リスト/グリーグ/バラキレフ:ピアノ・デュオ作品集(ブッケリー/ボルドレイ)

    (2011/08/10 発売)

    レーベル名:Cedille
    カタログ番号:CDR7002

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    ミヒャル・ギーレン・エディション 7 - ドビュッシー/ヒンデミット/アイヴズ/ヤナーチェク/ペトラッシ/ラヴェル:管弦楽作品集(ギーレン)(1961-2006)

    2017年7月20日に生誕90年を迎えたドレスデン生まれの指揮者、ミヒャエル・ギーレンの集大成BOXの第7集。今作でも世界初録音を多数含む「知られざるギーレン」が紹介されています。“近代、現代音楽のオーソリティ”として「同世代の音楽」の初演や紹介を行ったギーレンらしく、このBOXにもペトラッシの「オーケストラのための協奏曲 第1番」やドビュッシーの「聖セバスチャンの殉教」など珍しい作品が含まれていますが、中でも注目すべきは1975年から1990年にかけて演奏されたアメリカ音楽集(CD2)でしょう。アイヴズの「答えのない問い」や「宵闇のセントラルパーク」は、1956年にギーレンがドイツ初演を行った曲。初演当時はオーケストラのメンバーも混乱してしまったほどの斬新な作品でしたが、この録音の時点では、すっかりこなれた演奏が繰り広げられています。またヴァレーズの「アルカナ」やマクフィーの「タブー・タブハン」も興味深い演奏です。CD6ではテレビ放送のために収録した演奏を聴くことができ、ストックホルム王立歌劇場やフランクフルト歌劇場、ベルリン国立歌劇場で、オペラ指揮者としても高く評価されていたギーレンの手堅い指揮をバックにした歌手たちの歌唱を楽しめます。他にはチェコの音楽やラヴェル、スクリャービンなど、どれも精緻な響きに彩られた美しい演奏が繰り広げられています。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19061CD

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    グリーグ:歌曲集(ファーリー/フィルハーモニア管/ロンドン・フィル/セレブリエール)

    アメリカのソプラノ歌手キャロル・ファーリーが歌うグリーグの歌曲集。メトロポリタン歌劇場で活躍し、現代作品を得意とするファーリーは、指揮者セレブリエールの妻でもあり、2人は協力して現代作品の演奏を行っていることで知られます。ここではセレブリエールが伴奏部を色彩豊かなオーケストラ版に編曲、息のあった演奏を繰り広げています。1990年代に発売されていたアルバムの復刻盤。(2019/02/15 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:ARIADNE5001