レーガー, マックス(1873-1916)
Search results:134 件 見つかりました。
【感涙!パイネマン最初期の録音が一挙登場!】公式録音数が極端に少なく、幻のヴァイオリニストとも呼ばれるパイネマンが、1952年から65年に南西ドイツ放送で行った放送用スタジオ録音が一挙BOX化。いずれもメディアとして公式に発売されるのは今回が初めてとなり、ファンにとって大いに歓迎されるものとなるでしょう。その内容も注目に値するもので、父親ロベルト・パイネマン(エディトの生地マインツのオーケストラでコンサートマスターを務めていました)のピアノ伴奏による初々しいバロックと、早熟の片鱗をうかがわせるレーガーとヒンデミットという、15~16歳の最初期の録音も収録しています。得意としたシベリウスなどの協奏曲を二十代の瑞々しい演奏で堪能することが出来るもの魅力。またロスバウトが振るプフィッツナーは彼の最後の演奏・録音となっており、巨匠はこの直後12月29日に亡くなっています。ちなみにレーベルの資料によると、初期の録音ではチェコに近いクリンゲンタールのフィエカー製ヴァイオリン、あるいは1720年頃ロンドンのダニエル・パーカー製作の楽器を使用しており、1965年には1732年製グァルネッリ(Guarneri del Gesu)を入手したとのことです。SWRが保有するマスターテープから最新のリマスターが行われており、モノラルながらたいへん聴きやすい音となっています。(2019/04/19 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
---|---|
カタログ番号 | :SWR19074CD |
2014年に来日し、シークレットライヴを行ったというピアノ・デュオ「アンダーソン&ロエ」。しかしその目覚しい音楽性とテクニックは満場のファンを驚愕させたということです。様々な作品をピアノ・デュオ用に編曲し演奏する彼らのやり方は、ピアノの持つ可能性を限りなく拡大し、またジャンルの可能性も取り払い、ただ純粋に「音楽の楽しさ」を教えてくれるものです。今回はバッハの様々な作品を、彼らの言葉で語っています。(2015/03/25 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
---|---|
カタログ番号 | :Steinway30033 |
バイエルン州の都市アモールバッハ。この街の起源でもある修道院には、ヨハン・フィリップ・シュトゥム(1705-1776)とヨハン・ハインリヒ・シュトゥム(1715-1788)の兄弟により制作された、三段鍵盤と46のストップを持つ最大のシュトゥム・オルガンがあります。200年以上の歴史を持つこの楽器は、度重なる修復と改修を経て現在まで大切に使われており、南部ドイツにフランスの技法も取り入れたシュトゥム家によるオルガン作りの代表とされる重要なものです。この歴史的な楽器を用いてワイマール時代を中心としたバッハ作品を奏でるのは、英国のオルガン奏者ニコラス・キナストン。通好みのする選曲を、柔らかなものを中心としたストップ選択で美しく聴かせています。レーガーがオルガン用に編曲した「半音階的幻想曲とフーガ」の収録も嬉しいところ。(2019/01/18 発売)
レーベル名 | :Willowhayne Records |
---|---|
カタログ番号 | :LCSCD006 |
アメリカで最も知られる音楽家であり、ともにグラミー賞の受賞者でもあるソプラノのブルーワーとオルガニストのジェイコブス。この2人が奏でる美しく荘重な宗教的作品集です。この中で最も広く知られているのは、なんと言ってもフランクの「天使のパン」でしょう。しかし、他の曲はあまり耳にする機会の多くないものばかりであり、なかでもブーランジェ姉妹の作品は独自の美しさを放っています。また、レーガーが編曲したヴォルフの歌曲には、オルガンの名手であったレーガーらしい雄弁なオルガンの響きが満ち溢れています。聴き手に敬虔な気持ちと歓びをもたらす幸せな1枚です。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573524 |
2007年にシューマンとマガリャアエスの夫婦によって創設されたTwoPianistsレーベル。最初のリリースはラフマニノフの2台のピアノのための作品集でしたが、今回はレーガーとラインベルガーの編曲した「2台ピアノのための」ゴルトベルク変奏曲の登場です(共作ではなく、最初にラインベルガーが編曲し、後にレーガーが手を加えたものです)。このヴァージョンは、以前タール&グロートホイゼンの名演がリリースされていましたが、改めて聞いてみると凄い編曲であることに気が付くでしょう。まさに音の饗宴。バッハ(1685-1750)の音楽の雄弁さをじっくり感じることができるはずです。面白いのは、一通り変奏が終わり、最初のアリアが戻ってきた時のこと。やたら簡素なメロディになっているのが驚きですが、実はこの編曲が施された時に、このような「装飾音なし」の譜面が指定されていたのです。(2013/11/20 発売)
レーベル名 | :TwoPianists |
---|---|
カタログ番号 | :TP1039213 |
ピアノによるバッハの作品編曲集のCD、ほとんど年中行事ともいえるCD界の隠れた過当競争分野ですが、そこはNAXOS、当盤は録音がほとんどない珍しい編曲作品を取り揃えたものとなっています。シロティ編曲の「シャコンヌ」は有名なブゾーニの編曲をさらに編曲したものですが、「ブゾーニ編曲は重厚過ぎる」といわんばかりに、この名編曲を軽量化してしまったという珍しい品ですが、このシロティの判断は正解だったのか? どうぞ貴方の耳でお確かめ下さい。またカバレフスキーによる「ドリア旋法」編曲は堂々たるスケールを感じさせる極めて優れたもので、原曲も有名作品なだけに、もっともっと演奏機会に恵まれて欲しい逸品であること間違いなしです!(2000/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553761 |
1959年、デッゲンドルフで生まれ、1994年からトリーア教会大聖堂のオルガニストを務めるヨーゼフ・シュティルが、OHEMSの最高責任者ディーター・エームス氏の75歳の誕生日を記念し、彼自身が選曲して演奏したクリスマス音楽集。バッハやレーガー、カルク=エーレルトなどのドイツの伝統を汲む作品と、ほとんど耳にすることのないポーランドのロマン派、現代の作品を絶妙に配置、じっくり聴かせる1枚に仕上げています。ベッケラート・オルガンはもともとシュパイアーの司教区に据えられていましたが、2015年に解体、マンダーシャイトの由緒正しいレーベンバウム教会に移設され、オルガン製作者のH.マイヤーによって再構築、新しい響きを獲得した楽器です。教会一杯に響き渡る壮麗な音色が存分に捉えられています。(2016/11/23 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC1861 |
マーラー、ワーグナーなどの後期ロマン派作品を得意とするメゾ・ソプラノ歌手ミヒャエラ・シュースター。あの名歌手ブリギッテ・ファスベンダーも彼女に最大の賛辞を贈るほどに、素晴らしい歌手として知られています。そんな彼女の魅力を最大に引き出したこの歌曲集は、本当にロマンティックであり、また言葉と音楽の融合から生まれる美をしみじみと味わわせてくれるものです。選曲も良く練られており、ブラームスのドイツ民謡歌曲の1曲でひっそりと始まり、シューマン、レーガーで少しずつ人生の深淵を伺わせながら、最後はリヒャルト・シュトラウスの「明日の朝」で希望の光を見せてくれるという、1枚を聴きとおすと何となく嬉しくなるというものです。(2015/08/26 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
---|---|
カタログ番号 | :OC1833 |