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センター, ロナルド(1913-1973)

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    センター:器楽&室内楽作品集 1 (ギルド)

    イギリス、スコットランド北東部のアバディーンに生まれたセンター(1913-1973)は、ピアノをジュリアン・ロセッティ、オルガンをウィラン・スワインソンに学びました。1943年にハントリーに移住、ゴードン・スクールで6年間を過ごします。1944年以降、彼の作品はBBC放送で「スコットランドの現代作曲家」シリーズとして放送され高い評価を得ています。しばしば「スコットランドのバルトーク」と評されるその作品は、確かにエネルギッシュですが、バルトークの面影だけでなく、ブゾーニ、ドビュッシー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ヴォーン・ウィリアムズなどの音楽とも親和性が高く、また、極めて精緻な技法が用いられた複雑な音楽に仕上がっています。2013年4月には、母国スコットランドで彼の生誕100年の記念行事がひっそりと開催されました。このリリースはピアニスト、クリストファー・ギルドと、センター作品の研究家であるジェームズ・リード、そしてTOCCATAレーベルのオーナーであるマーティン・アンダーソンの3人の協力で生まれたものです。(2013/09/25 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0179

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    センター:器楽と室内楽作品集 2 - 弦楽四重奏曲全集(フェイェシュ四重奏団)

    スコットランド北東部のアバディーンに生まれた作曲家ロナルド・センター。ピアノをジュリアン・ロセッティ、オルガンをウィラン・スウェインソンに学びました。1943年にハントリーに移住、一生をこの地で過ごします。1944年以降、声楽家の妻モリソンのために数多くの作品を書く他、ピアニストとしても活躍、彼の作品はBBCで「スコットランドの現代作曲家」シリーズとして放送され高い評価を得ました。しばしば「スコットランドのバルトーク」と評される彼の作品は、確かにエネルギッシュですが、バルトークだけでなく、ブゾーニ、ドビュッシーら同時代の他の作曲家からも影響を受けているようです。このアルバムに収録された3曲の弦楽四重奏曲は、円熟期の作品であり、不協和音を多用しながらも、聴きやすさも備えています。ゆったりとした旋律で始まる第1番は、スコットランド民謡をルーツに持つ躍動的な第2楽章がとりわけ魅力的。やはりゆったりとした旋律で始まる第2番もいたるところにスコットランド民謡の影響がみられます。7つの楽章で構成された第3番は無調と調性の間を揺れ動きながら、強烈な音楽を織り上げていきます。第2番と第3番は世界初録音です。スコットランドを拠点とするフェイェシュ四重奏団の演奏で。(2021/09/10 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0533

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    センター:器楽と室内楽作品集 3 (フェイェシュ/レンチェシュ/ギルド)

    スコットランドの作曲家ロナルド・センターの室内楽作品集。アバディーンに生まれ、地元でピアノとオルガンを学んだセンターは、1943年にアバディーンシャーのハントリーに移り6年間の教師生活を送った後、作曲家として活動。1944年からは彼の作品がBBCで放送され人気を博しています。「スコットランドのバルトーク」と異名をとるほど、荒々しいエネルギーを備えた作品を書いていますが、作品の公開には意欲的ではなく、現在でもごく一部の作品が出版されているのみです。彼は基本的にはピアノ曲に力を注いだ作曲家であり、アルバムの最後に置かれた一連の「前奏曲とフーガ」では、対位法を自在に操る手腕も見せています。一方、1945年に出会った2人のポーランド兵(一人はチェリスト、もう一人はヴァイオリニスト)に触発され、このアルバムに収録されたソナタなどいくつかの室内楽作品も書き上げており、これらはブリテンを思わせる味わいを持っています。ピアノを演奏するクリストファー・ギルドは、これまでにもスティーヴンソンやワーズワースなど、イギリス近現代作品の解釈で高く評価されるベテランです。(2024/04/12 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0723