クロージエ, エリック(1914-1994)
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ブリテンの《ビリー・バッド》は、出演者が全て男声という特異な作品です。ウィーンでは、ブリテンの作品自体が20世紀末までほとんど上演されることがありませんでしたが、ニール・シコフの主演による《ピーター・グライムズ》が初演され好評を博したことで、その数年後の2001年に、同じくニール・シコフの出演による《ブリー・バッド》が上演されました。シコフの説得力ある歌唱は聴衆の心を掴んだだけではなく、当時40歳になっていたボー・スコウフスの見事な題名役と悪役クラッガートのハーフヴァーソンの名唱も相俟って、上演後は30分間も拍手喝采がやまなかったというほどの名演となりました。また新兵を歌うのは日本でも人気の高いジョン・健・ヌッツォ。若々しい声がよいアクセントになっています。指揮者のドナルド・ラニクルズとウィーン国立歌劇場管弦楽団は、バランス感覚を保った一糸乱れぬアンサンブルを披露、ブリテンの繊細な音楽を表現しています。※ CD-Rでの再発売となります。(2024/07/19 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C230133 |
まずは余り知られていない「キリストの生誕」をご紹介します。これは驚くことに20歳になる前の作品で、翌年の「みどりご生まれたまいぬ」へと繋がる無伴奏混声合唱曲。随所に閃きがあるこの作品の全曲初演は、作曲者の死後15年を経過してなされたのです。サンタクロースのモデルとされる人物を描いた「聖ニコラス」は、テノール独唱、混声合唱、同声合唱、ピアニスト2人、オルガン、打楽器、弦楽合奏を要し、テノール独唱、第一打楽器奏者、弦楽各パートのトップ奏者以外はアマチュアの演奏参加を念頭に置いています。独特の楽器編成を自在に操るブリテンの天才的手腕が聴きもの。「詩篇第150番」は少年合唱で奏されます。COLLINSから発売されていた貴重な音源の最発売盤です。(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557203 |