ビクトリア, トマス・ルイス・デ(1548-1611)
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(2010/08/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570169-70 |
アマリリス・ド・ラ・グリュイエールは、チーズで名高いスイスの山里グリュイエールにある男声合唱団。グリュイエール博物館の館長アンリ・グルモーとビュルの音楽教師アンドレ・コルボによって1955年に設立されました。アンドレ・コルボは名指揮者ミシェル・コルボのおじで、ミシェルが音楽の道に進む上で大きな影響を受けた人物です。設立当時は16人のメンバーで主にスイス民謡を歌っていました。その後、一時活動を中断したものの、1976年に再開。今ではメンバーも36人に増えました。このアルバムではグレゴリオ聖歌からルネサンスのポリフォニー、近現代の宗教曲を歌っています。ピンポイントで高精度に磨き上げられた歌唱とは少し雰囲気の異なる、あたたかみのあるハーモニーが魅力です。(2023/07/14 発売)
レーベル名 | :Tudor |
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カタログ番号 | :TUDOR7212 |
日本でのクリスマスのお祝いは主に12月24日と25日の2日間のみですが、ヨーロッパでは「アドヴェント=到来」という時期が設けられており、それは教派によっても呼び名や時期の違いはあるものの、概して11月の半ばから準備をはじめ、古い時代はこの時期に断食しひたすら静かに過ごしましたが、最近ではその習慣はなく、人々はろうそくを灯し、子供たちはお菓子の箱を開けながら「その日」を心待ちにするのです。この時期に奏される音楽も、静かなものであり、定められた日以外はオルガンすらも用いられることがありません。このように心から待ちわびることで、クリスマスの日が一層素晴らしいものとなるのでしょう。ルネサンス時代から現代までのたくさんの作曲家たちによる、静かな音楽に心洗われます。(2014/12/24 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6098 |
【バロック・チェロの名手コクセが、ガンバを手に紐解く16世紀の低音弦作品集!】バロック初期から初期古典派にかけての低音弦音楽を、それぞれの作品にあわせて周到に研究、「チェロ」の定型に甘んじることなく、時代ごとの低音弦のあり方を追求してきたバロック・チェロ奏者ブリュノ・コクセ。Alphaレーベルでリリースがあるたび、必ず何か新たな発見がそこに詰め込まれているのですが、それは彼が低音弦研究に秀でた音楽学者マルク・ファンスへーウェイクや古楽器製作家シャルル・リシェなど、協力者に恵まれてきたことの結実と言えるでしょう。しかも最近ではヴィオラ・ダ・ガンバの名手グイード・バレストラッチとも協力関係を続け、チェロとガンバの歴史が互いに不可分だった17世紀前後の作品演奏にも積極的に取り組んでいます。本盤はまさにそうしたコクセの活動あればこそ、の注目すべき新録音です。フレスコバルディのカンツォーナ集やガンバの異才トバイアス・ヒュームなど17世紀の低音弦世界の真相を探ってきたコクセは、ここでさらに時を遡り、まだチェロという楽器ができる前の、さまざまな低音弦楽器が併存していた16世紀に光をあてます。重点的に扱われるのは、ガンバのための作曲家として知られたスペイン生まれのローマの巨匠、ディエゴ・オルティス。コクセは俊才バレストラッチ(アルペジョーネを使ったユニークな新譜を出したばかり!)の協力のもと、シャルル・リシェ制作のガンバ属の楽器を自らもさまざまに弾き分けながら、16世紀の低音弦楽器音楽がどのような世界だったかをくまなく探ってゆきます。オルガンやチェンバロ、ビウエラ(ルネサンス期の撥弦楽器)などで同時代音楽を混ぜてゆくアルバム制作姿勢も好感度大。今回も闊達な弓さばきと丁寧な解釈に期待です。(2020/03/27 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA563 |
金管アンサンブル「セプトゥーラ」のシリーズ第4集は、彼らの出発点にもなったというイタリアの作曲家ジョヴァンニ・ガブリエリの作品を中心とした、16世紀の音楽集です。ここでは宗教的合唱曲を金管アンサンブルに編曲するというユニークなことをやってのけますが、これが全く違和感なく、ごく自然な音楽の流れの中に輝かしい響きを融合するという完成度の高いものとなっています。ここに選ばれた4人の作曲家たちは、イタリア、スペイン、フランドルと活躍の場は様々ですが、例えばパレストリーナはビクトリアの師であったり、ガブリエリはラッススに師事してたりと、互いに影響しあっているのです。そして4人それぞれ、異なるルネサンス合唱の伝統の源であり、彼らが創り上げた神聖派なポリフォニーは当時の教会音楽にも強く影響を与えています。その時々でメンバーの顔ぶれが少しずつ変化しているセプトゥーラですが、緊密なアンサンブルは決して変わることがありません。 【第1集…8.573314第2集…8.573386第3集…8.573475】(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573526 |
クラシックをかなり好きになっても、バッハより古い音楽など聴いたことが無いという方は多いことでしょう。それは勿体無い!そこには、バッハ以降の音楽よりヒトのカラダに近い、理屈など一切抜きで、作曲者や曲名も忘れて純粋に楽しめる音楽の森があるのです。ナクソスは、そんなアーリー・ミュージックも、いつの間にか、たーくさん揃えてしまいました。この2枚組は既発売のアルバムから全51トラックも厳選した、ホントに凄いハイライト盤。貴方のお気に入りが、きっと見つかります。英文ですが、音楽史の勉強になる解説と、ナクソスの古楽CDのラインナップ付き。(2000/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554770-71 |
サラザルというバスク地方出身の作曲家の名前は、よほどルネッサンスからバロックの音楽に詳しい人でも知らないかもしれません。それにしても、この晩課の余りにも美しい音楽を、どう賞賛すればよいのでしょうか。優秀な声楽陣を中心とする演奏の良さや、豊かな倍音や美しい残響を捉えた録音の見事さも相まって、ここには未知の宗教音楽の宝石を発見する喜びがあります。例えばモンテヴェルディの同種の音楽すら想起させる熟達した声楽の扱いには、この時代の音楽に興味がある人なら誰もが、耳をそばだてることでしょう。同時代の作曲家の作品も集め、晩課の全体を再構成した演奏です。(2005/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555907 |
「われらが父よ・・・」この2つの言葉は、キリスト教の最も知られた祈りの言葉であり、イエスが弟子たちに教えた言葉でもあります。その弟子たちは数え切れないほど多くの人々にこの言葉を伝え、何世紀にも渡って祈られ続けています。このアルバムは父であり、また神である「主への祈り」が25編収録されています。その時代は様々ですが、人々の深い思いは何時の時代も変わることがありません。2009年度のグラミー賞を受賞したキングス・シンガーズによる、えも言われぬ美しい響きは心の底に溜まったいろいろなものを全て洗い流してくれるでしょう。(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572987 |
【プロハスカとコパチンスカヤ、挑戦を恐れない2つの個性が描く、2人のマリアの物語】2022年に発売されたイザベル・ファウストとの共演盤『カフカ断章』(HMF)が高い評価を受けたアンナ・プロハスカ。ALPHAレーベルからも個性的なアルバムをリリースしてきている彼女が、今回は長年の盟友、奇才パトリツィア・コパチンスカヤと手を組み、新約聖書に登場する聖母マリアとマグダラのマリアという2人の物語に挑みます。コパチンスカヤにとっては2019年リリースの『つかの間と、永遠と』の流れを汲む企画と言え、そこでマルタンの『キリスト受難の6つの印象(複連祭壇画)』を中心に据えたのと同様、今回も同じマルタンの『マリア三部作(三連祭壇画)』を核とした選曲により、聖なるマリア、母としてのマリア、そして卑しい身分の象徴としてのマリアとその救済という側面に切り込み、西洋世界に於ける女性のイメージの二面性を描き出すとともに、その意味を問うという内容となっています。2人が絶大な信頼を置く作曲家、ヴァイオリニストであるミチ(美智)・ウィアンコが多くの曲で編曲を務めており、カメラータ・ベルンの高いアンサンブル能力と、その音色が持つ煌びやかさを内に秘めたほの暗さを魅力的に引き出しました。さらにはプロハスカとコパチンスカヤによる、作品の振幅の激しさをものともしない表現力と強烈な個性が、時に寄り添い時に激しくぶつかり合いながら、このアルバムの得も言われぬ魅力を作り出しています。(2023/04/21 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA739 |