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ピツェッティ, イルデブランド(1880-1968)

Search results:10 件 見つかりました。

  • 世界の合唱作品[9枚組]

    【世界中の合唱の名曲を集めた好企画、待望のBOX化!】約17年に渡って南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブルの首席指揮者を務めたマーカス・クリードの退任と、SWRレーベルの20周年を記念したBOXセット。世界の名曲を合唱で、ではなく、合唱のために書かれたオリジナルの名作を国(あるいは地域)ごとに、もちろん原語で歌っていくという、世界中の合唱ファンを狂喜させた企画が、約6年間を経ていよいよ完結しました。その歌唱技量と表現力の高さは、昨年発売された「日本」編の美しさで私たちにも実証済み。同時発売の最終巻「バルト三国」編も含めた9枚組で、合唱の世界の奥深さをたっぷりと堪能することが出来ます。それぞれのアルバムをそのままBOXに収めた仕様で、歌唱言語による歌詞を掲載したオリジナル・ブックレットを読むことが出来るのも嬉しいところ。(2020/06/19 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19100CD

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    ストラヴィンスキー:歌劇「エディプス王」/ピツェッティ:ソフォクレスの「オイディプス王」への3つの交響的前奏曲(グルッカート/フィレンツェ五月音楽祭管/ガッティ)

    古代ギリシャ悲劇の最高傑作の一つに挙げられる『オイディプス王(エディプス王)』を素材にして、ピツェッティ(1880-1968)とストラヴィンスキー(1882-1972)という同時代を生きた二人の作曲家が書いた対照的な作品 を並べた意欲的なコンサートのライヴ録音。 「ソフォクレスの『オイディプス王』への3つの交響的前奏曲」はピツェッティ24歳の作品。ミラノの劇場でのソフォクレス:『オイディプス王』上演のために書かれました。バロック音楽やルネサンス音楽に対して強い関心を持っていたピツェッティが古代ギリシャに思いを馳せて書いた清澄な響きが興味を惹きます。ストラヴィンスキーのオペラ=オラトリオ《エディプス王》は、ジャン・コクトーが『オイディプス王』に依って書いた台本のラテン語訳を用いたナレーション付きの音楽劇。 1927年、バレエ・リュスのパリ公演の一環として作曲家自身の指揮で初演されました。 ここではダニエレ・ガッティの指揮の下、端正なたたずまいと高い緊張感に貫かれた演奏が聴きものです。 (2023/07/28 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7981

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    J.S. バッハ/エネスク/ピツェッティ:ヴァイオリン・ソナタ集(メニューイン)(1929, 1936, 1938)

    「ソナタ」という形式ながら時代も様式も全く異なる3つの作品を、それぞれ異なる特長をメニューインはとらえつつ愛奏しました。バッハは「気高く清らかな音質が必要」であり、過度な情緒を排除し用意周到なアプローチをもって演奏しています。ジプシー的な即興に憧れていた幼少期に親しんだエネスコの3番のソナタは、「当時は即興には不向きだった自分のスタイル」に、ジプシーらしい奔放な表現を可能としてくれたと述懐しています。「レクィエム」と皇紀2600年の記念に委嘱された「交響曲」でなお残しているピッツェッティのソナタは、1932年のイギリスツアーの際にレパートリーに取り入れられたもので、幽玄な響きが特長です。(2006/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111127

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    ピツェッティ:弦楽四重奏曲第1番、第2番(ライタ四重奏団)

    まるでドヴォルザーク?と聴きながらジャケットを見直してしまいそうな、第1番の弦楽四重奏曲。これを書いたのは、マリピエーロ、カセッラ、レスピーギと同世代のイタリアの作曲家ピツェッティ(1880-1968)です。彼はどちらかというと先進的な和声には嫌悪感を抱いていたようで、初期バロックやルネサンス音楽への回帰を目指していましたが、とはいうものの、抒情的な旋律を用い、和声も半音階的だったりと、かなり時代の風潮には忠実だったようです。さわやか香りを持つ前述の第1番に比べ、その約26年後に書かれた第2番は、明らかに後期ロマン派風の成熟した濃厚な音楽であり、ゆったりとした第1楽章では、おなじみのBACHの名前も音として引用されています。神秘的な音の流れは、そのまま第2楽章へと続き、見事な構造を持つスケルツォを経て、激しい終楽章へとなだれ込むのです。まさに「音のドラマ」です。(2011/10/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570876

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    ピツェッティ:弦楽四重奏曲 イ長調, ニ長調(ライタ四重奏団)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Marco Polo
    カタログ番号:8.223722

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    ピツェッティ:交響曲 イ長調/ハープ協奏曲(バッサーニ/トリノRAI響/イオリオ)

    1940年は日本の紀元2600年に当たる年でした。これを祝すために企画されたのが「日本と友好の厚い国」に作品を委嘱し、これを演奏するというもの。国をあげての演奏会のために「紀元二千六百年奉祝交響楽団」が組織され、イギリス(ブリテン)、ドイツ(リヒャルト・シュトラウス)、フランス(イベール)、ハンガリー(ヴェレシュ)、そしてイタリアのピツェッティが作品を提供、物議をかもしたブリテンの作品を除く4作品が1940年12月、東京と大阪で演奏され好評を博しました。このピツェッティの作品はイタリアの指揮者ガエターノ・コメリによって初演されたものの、その後はほとんど演奏されずに歴史の流れの中に眠っていました。曲想は決して祝祭的な雰囲気を湛えておらず、ブリテンの「シンフォニア・ダ・レクイエム」にも似た哀しみと怒りが強く表出されています。これに対し、ハープ協奏曲は極めて快活な作品です。/(2017/05/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573613

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    ピツェッティ:夏の協奏曲/管弦楽のための3部作「パンアテネの祭り」(テッサローニキ州立響/ミカイリディス)

    1968年4月(ピッツェッティの死から2か月後)、音楽学者ウォーターハウスは「カセッラおよびマリピエーロと並ぶイタリア現代作曲家であるピッツェッティ」に対する讃美の文章を発表しました。彼は1940年代にはファシズム政権と親しかったり、「皇紀2600年奉祝曲」(交響曲イ調)を作曲したりとユニークな経歴の持ち主でもあります。このアルバムには、彼の40年に及ぶ創作活動から生まれた珠玉の作品の中から世界初録音を含む4曲を収録しています。バロックの形式を踏襲した「夏の協奏曲」、初期の作品の中でもきわめて独創的な「交響的前奏曲」、他晩年の作品まで、現在決して人気が高いとは言えないピッツェッティの作品の偉大なる片鱗が明らかになることでしょう。(2009/06/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572013

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    ピツェッティ:真夏の歌/歌劇「フェードラ」 - 前奏曲/カビリーア - 炎の交響曲(ロベルト・シューマン・フィル/カエターニ)

    以前MARCO POLOレーベルから出ていたピッツェッティの数少ない録音がNAXOSより再発となりました。このむせかえるようなロマンティックな音楽を多くの人に聴いていただけるのは、なんという大きな喜びなのでしょう!ピッツェッティが幸せの絶頂期にあった時に書かれたピアノ協奏曲「真夏の歌」は(残念ながらこの演奏には含まれていませんが)、イタリアの名ピアニスト、ベネデッティ・ミケランジェリのために作曲家自身がカデンツァを書いたことでも知られています。そしてダヌンツィオの悲劇「フェドーラ」による歌劇の情熱的な前奏曲と無声映画「炎の交響曲」のために書かれたカリビーアも聴きごたえのある名曲です。(2009/10/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570874

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    ピツェッティ/マリピエロ/アレグリ/マクミラン/プッチーニ:合唱作品集(ヴァサーリ・シンガーズ)

    DE PROFUNDISとは聖書の詩篇第130番(129番)の言葉で、日本語では「深き淵より」と訳されています。絶望の底に沈んだ人々が神に向かって、自らの願いを聞き入れてもらおうと願う祈りの言葉は、多くの作曲家にインスピレーションを与え、様々な曲が付けられることになったのです。このアルバムでは2人のイタリアの近代作曲家ピツェッツィとマリピエロの「深き淵より」を収録。無伴奏合唱で清楚に歌われるピツェッツィの作品と、対照的にヴィオラ、オルガン、バス・ドラムとバリトンという編成で歌われるマリピエロの作品の聴き比べは何とも興味深いものです。そして有名なアレグリの「ミゼレーレ」。詩篇第51番の言葉を元に書かれたこの究極のハーモニーは、あのモーツァルトが一度聞いただけで採譜してしまったという門外不出の名作です。そしておよそ350年の時を経て書かれた次の「ミゼレーレ」はイギリスの作曲家、ジェームズ・マクミランの作品で、こちらは神秘的な響きに包まれた現代の「憐れみたまえ」です。続く2つの「レクイエム」はプッチーニとピツェッツィの作品。珍しいプッチーニの「レクイエム」はヴェルディの没後4周年である1905年の記念式典のために書かれたもので、短いながらも成熟した作風を持つ、プッチーニの心からの追悼の音楽です。ピツェッツイのレクイエムは、彼の妻マリアの追悼のために作曲されたもの。グレゴリオ聖歌のメロディをはじめとした様々な旋律を用いた無伴奏合唱で歌われる作品です。サンクトゥスで少しだけ明るさを見せますが、その他は終始静かな悲しみを湛えています。(2014/12/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573196

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    ピッツェティ:ピアノ三重奏曲/ヴァイオリン・ソナタ/3つの歌(ラショーニ/フェニェー/エルチュンゲアルプ)

    1921年にロンドンで刊行された「ミュージカル・タイムズ」誌上で「今日の最も偉大なるイタリアの作曲家」として紹介されたのは当時41歳のピッツェッティでした。とは言うものの、この時にはまだプッチーニは存命であり、音楽界で超大な影響力を誇っていたため、ピッツェッティの存在に目を留める人などほとんどおらず、彼がメジャーな作曲家となるにはまだまだ年月を要することでしょう。このアルバムに収められたヴァイオリン・ソナタはそんな絶賛を浴びる少し前に書かれたもので、戦争時の暗い不安を感じさせながらも、セザール・フランクのヴァイオリン・ソナタとの共通性を感じさせる力強く輝かしい作品です。1925年に書かれたピアノ三重奏も同じ傾向を持つ曲で、なかなか親しみ易い楽想に満ちた美しい作品です。「3つの歌」は彼の娘、マリア・テレサに捧げられた比較的簡素な小品。ほっとするような静けさに満ちています。(2010/09/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570875