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ペルト, アルヴォ(1935-)

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    プレヴィン/グールド/J.S. バッハ/ペルト:ヴァイオリンとピアノのための作品集(シミェタナ/ベレゾフスキー)

    1983年、ポーランドのクラクフに生まれたヴァイオリニスト、アリシア・スミエターナの「バッハから現代音楽」までの作品集です。イスラエルのコンクールで1位を獲り、またゲオルク・ショルティ財団から後援を受けるなど、将来を嘱望されている彼女が選んだのは、何とも意欲的な曲ばかり。異なる場所で書かれ、様々な作曲技法を有する4つの曲は、一見全く違う世界に属するように見えますが、彼女は、ここから見事に共通項を見つけ出し、作曲家たちのインスピレーションを露わにしています。その一つは間違うことなき「音への憧れと賛美」でしょうか。拡散と凝縮、そんな言葉も感じさせてくれる、多くの示唆に富んだ魅力的な1枚です。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM176

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    ベスト・オブ・ジンガー・プア

    1992年3月にデビューしたドイツのヴォーカル・アンサンブル「ジンガー・プア」。この2枚組は彼らの活動25年を記念してリリースされるコンピレーション・アルバムです。/2004年からCDをリリースし、これまでに発売した20種類以上のディスコグラフィから選りすぐられた曲は、ルネサンス期から現代(チック・コリアやスティングも含む)にまで及び、その多種多様さには驚くばかりです。高度なテクニックに裏打ちされた美しいハーモニーをたっぷりお楽しみください。/(2017/05/26 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1869

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    ペルト:「B-A-C-H」の主題によるコラージュ/7つのマニフィカト・アンティフォナ/チェチーリア、ローマの乙女(バイエルン放送合唱団/ヒリヤード・アンサンブル/ミュンヘン放送管)

    世界中で人気が高いエストニアの作曲家ペルトの作品集。創作の初期は「BACHの主題のコラージュ」のような新古典主義の様式に則って作品を書いていたペルトですが、「ブリテンへの追悼歌」が作曲された1970年代後半から次第に様式を変化させ、宗教的モティーフを多く用い、また使う音もシンプルになり、自身で「ティンティナブリ(鈴声)の様式」と呼ぶ独自のスタイルを創り上げました。このアルバムには、管弦楽のための作品とあまり耳にする機会のない曲も含む一連の合唱作品を収録。ダイクストラ、シルマーは、どの作品も密度の高い演奏を聴かせています。また、声楽作品を得意とするヴィオッティが慈しむかのように指揮する「リタニ」も聴きものです。/(2017/05/19 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900319

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    アルヴォ・ペルト・ポートレイト

    (2009/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos Educational
    カタログ番号:8.558182-83

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    ペルト/ウェーベルン/メシアン/武満徹/パーセル/エコノム:ヴァイオリンとピアノのための作品集(ティチアーティ/モーウェ)

    ロマン派の時代の音楽は、作曲家の意志が明確に表現されていて、演奏家は楽譜に解釈を施していくやり方がほとんどでした。しかし、バロックや初期の古典派の時代は、楽譜には最低限のことのみ書かれており、演奏家たちの手に委ねる部分も多かったのです。近現代にも同じような試みがとられ、そんな時の演奏家たちは素材を膨らませて、即興的に音楽を生み出さなくてはいけません。このアルバムに共通するのは様々な色と光、そして比喩、感情。これでもかとばかりに繰り出される眩しいばかりの音の洪水。そして沈黙。音楽とは何か?と考えたくなるアルバムです。(2014/02/19 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100038

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    ペルト/ウルフ/ショウ:合唱作品集(アルス・ノーヴァ・コペンハーゲン/ヒリアー)

    名指揮者ポール・ヒリアーとアルス・ノヴァ・コペンハーゲンが贈る「…and…」 と題された印象的なアルバム。1980年代後半に巻き起こった“アルヴォ・ペルト・ブーム”を牽引したヒリアーが選んだのは、ペルト、ジュリア・ウルフ、キャロライン・ショウの宗教的作品と、13世紀に中部トスカーナ地方で作られた「コルトーナのラウダ集」からの曲の組み合わせ。明確な調性が生まれる以前の音楽と、緩やかに調性が崩壊した後の音楽は驚くほどに似た風合いを持ち、800年の時を隔てた作品から生まれた幽玄な音世界は聴き手の耳にまっすぐ届きます。美しく澄み切った人の声のハーモニーを存分に味わっていただけることでしょう。(2020/11/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574281

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    ペルト:合唱作品集(ラトヴィア放送合唱団/クラーヴァ)

    合唱王国ラトビアは、多くの人が幼い頃から合唱団に属し、歌いながら音楽の訓練を積んでいます。大人になってからも、人々が集うとそこにはハーモニーが生まれ、5年に一度の「大合唱祭」では全国の合唱団が集結し、輝くハーモニーを聞かせることで知られています。「ラトビア放送合唱団」はその中でも最高の実力を有するプロの合唱団です。既にリリースされている「シルヴェストロフ:合唱作品集」が2016年のグラモフォン賞にノミネートされているクリャーヴァとラトビア放送合唱団のシリーズの最新作は、日本でも人気の高いアルヴォ・ペルト(1935-)の宗教作品集。1988年から2012年まで、ほぼ25年間に渡る作品からは、ペルトが模索、追求した彼にとっての「理想の音楽像」が見えてきます。もちろん1980年代後半にはティンティナブリ(鈴声)の様式が確立しており、音楽が簡素化される傾向にありましたが、年月を重ねるに従ってその様式は更に磨き上げられ、余分なものを削ぎ落としながら調性にも回帰。本当に美しい無伴奏の合唱は聴き手の精神に直接届く「癒しの音楽」としても愛されるようになったのです。(2016/09/28 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1286-2

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    ペルト:サクソフォン四重奏曲と編曲集(アレア・サクソフォン四重奏団)

    世界中で高い人気を誇るアルヴォ・ペルトの作品をサクソフォン四重奏用に編曲した注目のアルバム。ペルトとサックスは意外な取り合わせのようにも思いますが、19世紀中頃にアドルフ・サックスによって考案された楽器「サックス」の音色をきいたベルリオーズが「神秘的な鐘の振動にも似ている」と評したこともあり、実際に聴いてみると、実に雰囲気豊かで作品に沿うものであることに気が付きます。タイトルの「ANIMA」とはラテン語の空気、魂、精神の意味を持つ言葉です。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:col legno
    カタログ番号:WWE1CD20437

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    ペルト/サティ/グロス/シューベルト/ショパン/ボルコム:ピアノ作品集(リヴィングストン)

    ピアニスト、リヴィングストンによる「コンセプト・アルバム3部作」の最後を飾る1枚です。既発の「HERATSHADOW(DSL92137)」では、シューマンを中心に、ビーラワ、ウォーリネンと言った現代作を配したもので、「NIGHT BREAK(DSL92144)は、ブラームス、リストの内省的な作品と、グラスの「ドラキュラ組曲」を合わせると言うもの。今作も期待大ではありませんか。
    「STILL SOUND」と題されるだけあって、静かで意味深な曲が並びます。中でもボルコムの「ニューヨーク・ライツ」は世界初演でもあり、とても興味深い作品です。感情を高ぶらせることなく、最小限の音で描かれた永遠の静寂感の中に、ほんのときおり見られる感情の爆発。何かを考えたくなるアルバムです。録音 2005年9月…3-5.7-10.12-13/2009年10月…1-2.6.11(2012/06/13 発売)

    レーベル名:Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92148

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    ペルト:宗教的合唱曲集(ウィルトン修道院少年合唱団/シュテッヒャー)

    インスブルックを拠点とするヴィルテン修道院。ここで13世紀から活動する少年合唱団によるアルヴォ・ペルトの宗教作品集。ペルト80歳を記念して2015年にリリースされたこのアルバムは、全編静謐で美しい響きに満たされています。永遠の時の中の一瞬を切り取ったかのような、少年たちのピュアな声が織りなす神秘的な音楽です。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:col legno
    カタログ番号:WWE1CD20427