ハベル, レイモンド(1879-1954)
Search results:4 件 見つかりました。
ジャズ界は、「バップ以前」と「バップ以後」とか、「コルトレーン以前」と「コルトレーン以後」とか色々な派閥分類があるが、「芸人派」と「非芸人派」という分類も有効な概念整理であると思う。これは音楽の「価値」判断とは無関係であることに注意したい。で、ファッツ・ウォーラーである。「ファッツ(ふとっちょ)」というネーミングからも、彼が前者であることは明らかであるが、それ以上に大事なのは、彼の音楽がいわゆる「普通の人」が考える「陽気なジャズ」すなわちビバップ以前のジャズの最大公約数的イメージを体現しているということだろう。彼のオリジナルもさることながら、他人の曲をやっても同様。神髄ってこれですね。(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
---|---|
カタログ番号 | :8.120692 |
モダン・ジャズ・ベースの巨人、オスカー・ペティフォードのドイツ、バーデン=バーデンとカールスルーエでのセッション盤。ペティフォードは、ジャズ・ベースのビバップ奏法の初期の実践者であると同時に、ジャズにおけるチェロ演奏の創始者としても歴史に名を残したミュージシャンです。これが録音された1958年に訪れたドイツ・ツアーですっかりバーデン=バーデンが気に入り、家族を連れて移住しました。その時にペティフォードにいち早く録音の場を提供したのが彼の大ファンであったドイツのジャズ・ジャーナリストでありプロデューサーのヨアヒム・ベーレント。アメリカから移住してきたペティフォードのために、地元の名手、トランペットのダスコ・ゴイコヴィッチやクラリネットのロルフ・キューン、ドラムのハルトヴィヒ・バルツばかりでなく、すでに有名な演奏家であったサックスのハンス・コラーやギターのアッティラ・ゾラー、そしてアメリカからはドラムのケニー・クラークやサックスのラッキー・トンプソンらをスタジオに招集しました。この後もスタンダード・ナンバーを中心とした録音が行われましたが、1960年9月8日にペティフォードが急逝。この録音は、偉大なビバップのスインギング・グルーヴ・ベースの巨人、オスカー・ペティフォードの芸術をしっかりと記録したアルバムとなっています。(2020/05/29 発売)
レーベル名 | :SWR Jazzhaus |
---|---|
カタログ番号 | :JAH-419 |
(2017/06/30 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
---|---|
カタログ番号 | :SWR19039CD |
1914年に第一次世界大戦が勃発、ニューヨークに住んでいたクライスラーも召集され、東部戦線に出征しますが、重傷を負い名誉の除隊となります。その後、演奏活動を再開、このアルバムで演奏が聴くことができる1916年から1919年頃は、彼のアーティストとしての絶頂期といっても過言ではないでしょう。1916年に録音された「愛の喜び」を含む一連の作品は、驚異的な技術と、彼独特の「話すように歌う」奏法が駆使されていて、グラナドスの「アンダルーサ」や、チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」などは、その特徴をはっきり物語るものと言えます。また「美しきオハイオ」は後に州の公式ソングにもなるほどの人気を博しました。(2012/05/16 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.111384 |