Dramin, E.
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何度も何度も書くけど、ナット・キング・コールのピアニストとしての素晴らしさは過小評価されている。このCDは、フィーチュアリング・マキシン・ジョンソンとか言って音程の良くない女の歌を収録していることが「売り」であるかのようだが、こんなモンどうでも良いのであり、ひたすらにキング・コールのピアノのイントロ、オブリガード、短いアドリブ・ソロに耳を傾けるべきCDである。特にイントロの上手さは、殆どトミフラやハンク・ジョーンズに匹敵しうる。いや、彼らが寧ろキング・コール並と言うべきか。(2004/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120705 |
キング・コール・トリオももう第6集です。聴き続けて気付いたことがあります。この「pf+g+b」編成のトリオで、相当に大きな鍵を握っているのは、ギターのオスカー・ムーアではないですかね。このトリオが曲をどうやってアレンジしているか判りませんが、多分、最初はキング・コールがリハ時にヘッド・アレンジでイメージを伝えながら、譜面に落とす段階までにはオスカー・ムーアのアイデアをだいぶ入れ込みながらやっているのではないかな。掛け合いや時々入るユニゾンのセカンド・リフ等は、寧ろオスカー・ムーアのギターを活かすような形になっている。三位一体トリオの名に恥じぬ。(2004/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120727 |