スヴェインソン, アトリ・ヘイミル(1938-2019)
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たまには無性に現代音楽が聴きたくなるという貴方、これですよ、これ!一応、管弦楽、独唱者と合唱のためのオラトリオ部分が21曲あって、20曲の間奏曲と交互に登場。全41曲、編成が全て異なるという凝りよう。作曲者もオーケストレーションは即興的と述べているように、特に間奏曲の部分は、様々な楽器が四方八方支離滅裂大暴れ状態。絶海の孤島アイスランド、一体この国の芸術音楽はどうなっているのか、興味は増すばかりです。バレエを想定しているのに、当盤制作時点では作曲者も舞台で見るのが夢だそうです、叶えてあげたい!(2002/10/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999865-2 |
第3番のピアノ三重奏は2008年にこのハイペリオン三重奏団によって初演されています。作曲家は彼らに作品を提供し、彼らはその作品を演奏することで地位を確立するという理想的な関係を保っているようです。彼のピアノ三重奏曲に見られる特徴的な「極端に移り変わるコントラストとデュナーミク」は不可解でありながらも本質的な静けさに満ちていると言えるでしょう。永遠に向かって留まりゆく音。これはソクラテス以前の哲学者ヘラクレイトスが唱えた「panta rhei…万物は流転する」を実感させるように書いたという作曲家自身の詩的な言葉を味わいつつ聴いてみてください。静寂の寸前の音楽…これこそスヴェインソンの音楽を表現するにふさわしい言葉でしょう。(2010/01/27 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777429-2 |
女性ヴァイオリニスト・作曲家ウナ・スヴェインビャルナルドッティルのアルバム。アイスランドのラジオ放送局"Ra's 1"で正午のニュースの直前に「Last Song」と称して放送される、アイスランドの伝統的な歌や愛の歌、子守歌、人々を畏怖させる自然への頌歌、イタリアの歌やスカンジナビアの悲歌。これに倣い、さまざまな気分を持つ曲が選ばれています。アルバムの中心となるのはヨウルン・ヴィーザルの「アイスランド組曲」。これは1974年のアイスランド入植1100年を記念して書かれた作品で、アイスランドの伝統的な要素が多分に含まれています。彼女はヴィーザルと会った途端に意気投合し、以来、大きな影響を受けていると言います。「3つのマリアの祈り」の作曲家スヴェインソンは彼女としばしばデュオを組むほどの友人。そして、全ての元になった「Last Song Before the News」はヴァイオリニストの友人、ヨハン・ヨハンソンの死を悼む音楽。死という避けようもない運命の前兆が音として表現されています。(2021/11/12 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92248 |