エステーリッヒ, ゲオルク(1664-1735)
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17世紀後半のドイツで流行したコラール・カンタータ "Per Omnes Versus"の様式による作品を集めたセット。ドイツ・バロックに力を注ぐcpoらしい企画です。この様式によるカンタータではテキストはすべてルター派コラールの言葉から採られているのが特徴。自由詩等を交えてよりドラマティックな展開を可能にしたカンタータとは一線を画しています。素材が限られるだけに各作曲家の腕が問われるところ。アルバムの最後はこのジャンルの最後の大輪の花と呼ぶべきバッハのカンタータ第4番「キリストは死の絆につかせたまえり」で結ばれます。(2023/09/08 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555456-2 |
現シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州に存在したホルシュタイン公国は、16世紀から18世紀にかけて、デンマークの王家の分家であったホルシュタイン=ゴットルフ家が世襲制で統治していました。このゴットルフ城は建造物としても重要ですが、ここには数多くの文化人、音楽家たちが集まり、独自の文化を形成していたことも忘れてはなりません。このアルバムは、そんな音楽家の一人であるエスターライヒ(1664-1735)の声楽曲集です。エスターライヒはベルリン国立図書館が所蔵する17世紀から18世紀の最も重要な音楽コレクション「ボークマイヤー」の創始者とみなされ、また彼の70曲ほどある教会カンタータも、当時盛んに演奏されました。彼は1869年から1702年にゴットルフ宮殿に仕えていたのですが、当時の公国はとても政治的に不安定であり、結局のところ楽団は解散を余儀なくされてしまいました。しかしゴットルフ城に保存してあった彼の作品は、どれも失われることもなく、きちんと保存されており、現在このように彼の音楽を再現することが可能です。バッハにも匹敵する端正なカンタータを、ブレーメン・ヴェゼル=ルネサンスとコルデスの演奏で。(2015/06/24 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777944-2 |
デンマークの王家オルデンブルク家の分家にあたる貴族の家系であったホルシュタイン=ゴットルフ家は、16世紀から18世紀にかけてシュレスヴィヒ公国とホルシュタイン公国を、オルデンブルク家と共同で統治していました。強大な力を持ち、数多くの君主を輩出したこの土地では、宮廷音楽家も教会も重要な役割が与えられ、折々の音楽を演奏していたことで知られています。これまでもコルデスとブレーメン・ヴェーゼル=ルネサンスは色々な音楽を録音していますが、今作では厳粛な「葬送のための音楽」に取り組みました。当時シュレスヴィヒ大聖堂で演奏された作品を、ほとんどそのまま再現したこの録音は歴史的にも価値あるものです。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555010-2 |