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カサドシュ, アンリ(1879-1947)

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  • 詳細

    ベルリオーズ:交響曲「イタリアのハロルド」/ウォルトン:ヴィオラ協奏曲 (プリムローズ)

    オーケストラの弦楽器でやや控えめな存在であったヴィオラを、「内声の補佐役」から旋律を奏でる楽器へと引き上げた先駆者に、ライオネル・ターティスがいます。さらに前進させ、立派な独奏楽器としてのポジションを確立させた功績は、プリムローズによるところが大きいでしょう。ハイフェッツ、ピアテゴルスキーとのトリオにおけるアンサンブルの力量もさることながら、男性的で朗々とした音質~ことにC線の美しさと、卓越した技巧をもって歌い上げる演奏は、ヴィオラを輝ける存在へと高めたのでした。擬古バロック様式における堅牢性も魅力ですが、「イタリアのハロルド」における天かける自在度と英雄性は、ヴィオラ演奏史上の金字塔ともいえるでしょう。(2005/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110316

  • ルドルフ・バルシャイ・コレクション - 管弦楽と室内楽作品集

    【日本でも大人気を博した指揮者バルシャイ、生誕95周年記念アルバムが登場!】1924年、ロシアのラビンスクに生まれ、モスクワ音楽院でヴァイオリンとヴィオラを学び、当初はヴィオラ奏者として活動を始めたルドルフ・バルシャイ。1955年から指揮者に転向、自ら創設したモスクワ室内管弦楽団を率いて、ソ連国内で活発な活動を行い、同世代の作曲家の作品を次々と初演。なかでもショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲は自ら「室内交響曲」に編曲するなど、アレンジャーとしても素晴らしい成果を上げています。また、晩年は若いころから愛していたというマーラーの「交響曲第10番」を補筆完成、録音を残したことでも知られています。この5枚組では、優れたヴィオラ奏者としての活動と、指揮者としての非の打ちどころのない完璧な演奏を3枚のアルバムに収録、残る2枚には、晩年、病床にあっても編曲を続けていたという「フーガの技法」全曲と、同じくバルシャイが編曲したプロコフィエフの小品を併せることで、彼の音楽に対する愛情と偉大な功績を探ることに成功しています。(2020/03/27 発売)

    レーベル名:Melodiya
    カタログ番号:MELCD1002600