テンプルトン, アレック(1909-1963)
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ベニー・グッドマンと言えばシング・シング・シング。逆もまた真なり。ここでの録音はまさに決定盤の名にたがわぬもの。シング・シング・シングは昔、山下洋輔がパンジャ・スイング・オーケストラで和太鼓までやっていたが、これの愉しさは、同じことをエンエンとやり続けることで脳味噌がイッちゃうことにある。これがスイングなのですね。殆ど落語をやるところを見ない落語家が「スイング、スイング」とかうなるヘンなCMがありますが、意外と嫌味でなく楽しげな感じがするのも、この作用のなせるワザか。メンツ見ると、さりげなくベイシーやライオネル・ハンプトン、チャーリー・クリスチャンあたりが入っている等、なかなかです。(2005/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120768 |
リストの高弟タウジヒ以降、多くのピアニストがシュトラウス・ワルツの編曲を手がけました。その多くは、単にオケ版を鍵盤に移行したものではなく、ピアニスティックな効果を盛り込んだ創意・工夫のあふれるものでした。複数主題のコンビネーション、きらめくフィギュレーションといった書法を盛り込み、時には原曲を上回る幻想的な作品ともなりました。これら編曲の頂点に立つのは紛れもなくゴドフスキーで、彼の作品はリバイバルの波に乗りつつありますが、彼に準ずる魅力ある編曲が数多く埋もれています。このCDには19世紀ロマンティシズムの流れを色濃く残すピアニスト達が演奏した、リバイバルに値するそれら編曲の演奏を収録。絢爛たる鍵盤の妙技を堪能することが出来ることでしょう。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111226 |
ピアノの88鍵を全て使って、海の風景を表現すること……古今東西の作曲家たちが幾度となく試み、それぞれの世界を描き出して来ました。このアルバムでは、そんな様々な「海の風景」を楽しむことができます。どちらかと言うと、嵐の海や、迫り来る波などが描写されることが多く、冒頭のスメタナの作品を聴いただけでも、その鮮やかさに驚くことでしょう。空の色を克明に写した海、多くの川が溶け込む海、海に漂う海藻、そして船頭の歌。どこまでもイメージが広がるステキな1枚です。ピアニストのジャニス・ウェーバーはニュージャージー州生まれ。早くから音楽の才能を顕し、イーストマン音楽学校を首席で卒業しています。数多くのリサイタルを開いていますが、中でもリストの「超絶技巧練習曲の第2稿(1838年版)」の世界初演はタイム誌でも絶賛されました。また彼女は作家という別の顔を持っており、1985年、最初に出版された「エヴァ・アサウェイの秘密の生活」は多くの読者の心を掴んだようで、現在は6作目までが出版されています。(2015/06/24 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92188 |