ヴェルレーヌ, ポール(1844-1896)
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【歌姫ピオーの美声を堪能!管弦楽伴奏によるフランス歌曲集】2019年にリリースされ世界的ヒットとなった『恋の相手は…』以来となる、サンドリーヌ・ピオーの管弦楽伴奏フランス歌曲集。前作では、特にバロック歌手として成功してきた彼女に馴染み深いピリオド・オケとの共演でしたが、今回はモダン・オケとの共演となっており、さらに磨きをかけた彼女の幅広い表現を堪能することが出来ます。ドイツ歌曲を集めた『光と影』でも共演したヴェルディエ指揮ヴィクトル・ユーゴー管弦楽団は、ピオーの奥行きのある歌声に終始柔らかく寄り添い、それぞれの作品が持つ浮遊感、儚さ、神秘性などを纏った世界感を美しく描き出します。管弦楽のみによる2曲のドビュッシー作品は、場面転換のようにアルバム全体を引き締める効果を発揮。歌曲ファンのみならずフランス音楽を愛する広い層にお薦めしたい、たいへん優美な一枚です。(2024/01/12 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1019 |
フランス・オペラの大御所にして、バロック作品も評価の高いローラン・ナウリによる、フォーレを中心としたフランス近代歌曲集、ですが、伴奏を務めるのはジャズ・ギタリストのフレデリク・ロワゾーという、風変わりなアルバムです。彼らのアレンジはジャズのイディオムこそ積極的に用いられてはいませんが、譜面を起こすようなきっちりとしたものではなく、即興的な要素を多分に含んでおり、これらの歌曲が潜在的に持っている、ポップスのような自由さを上手く引き出しています。ナウリは決して朗々と歌わず、またロワゾーのエレキ・ギターも終始柔らかく、アルバムのタイトルどおり囁くような音作りで、優しいシャンソンを聴く雰囲気に包み込まれるアルバムです。ナウリは見事な口笛も披露。(2020/10/09 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA628 |
【歌姫ジャンスと奇才ニケによる、フランス・ロマン派の秘曲集】豪華共演によるフランス・ロマン派の管弦楽伴奏歌曲を集めた一枚。パラツェット・ブリュ・ザーネ(ロマン派フランス音楽センター)の全面協力のもと、歌曲はもとより間奏曲のように挿入された管弦楽曲も含め、現在ではほとんど知られていない作品ばかりなのも嬉しいところです。ゆったりとしたテンポながら大きな山を築く曲想が多く、ジャンスの柔らかな声質とドラマティックな表現が、ニケにより妥協なく組み上げられる構成に支えられ作品の中で美しく映えています。(2024/03/22 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1030 |
2014年、“イフラヴァ”で開催された「グスタフ・マーラー音楽祭」のライヴ録音。カールスバート国際コンクールの受賞者たちが、マーラー生誕の地であるイフラヴァの教会で歌うコンサートを収録。彼と同時代の作曲家たちによるあまり知られていない歌曲を収録しています。1曲目の「フェルステル:スターバト・マーテル」のみ合唱で、他は全て独唱曲。一口にマーラーと同世代と言っても、その作風は様々。民謡風の簡素な作品があれば、ロマンティックで重厚な作品もあり、作曲家の個性を存分に楽しむことができます。ライバルと称されるハンス・ロットの愛らしい歌曲やフェルステルの個性的な歌曲が聴きもの。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :ArcoDiva |
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カタログ番号 | :UP0164-2 |
フォーレ(1845-1924)の歌曲は、バリトンやソプラノで歌われたものを聴く機会が多いかもしれませんが、作品の中にはもともと「バスのために」書かれたものもいくつか存在します。このアルバムはそんな"低く深い声"で歌われたッフォーレの歌曲集です。良く知られた曲とあまり知られていない曲がバランスよく配置され、フォーレの最初の意図が克明に描かれていきます。シュウォーツの歌唱は、フランス風の品の良さよりも、もっと人間的な暖かみを重視したもので、時には叫びに近い声も使うなど、これまでのフォーレ歌唱とは一線を画した斬新なものです。ペータース社の新版を用いた初の録音となります。(2015/11/25 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0268 |
【精鋭の演奏陣で真価に迫る、不当に見過ごされてきた天才女性作曲家たち】近年まで……いや今でも圧倒的に男性優位が続いているのが、クラシック音楽における「過去の作曲家の再評価」。脚光を浴びる機会を不当にも奪われ続けてきた女性作曲家たちの中に、どれほど豊かに音楽的な貢献を果たしてきた天才たちがいたか、ヨーロッパでは21世紀に入ってから急速に見直しが進んでいます。19世紀音楽の真相探求と再評価に意欲的に取り組んできたロマン派フランス音楽センター(パラツェット・ブリュ・ザーネ)は今回、CD8枚にも及ぶ充実した音源(全て2019年以降の新録音!)を通じ、ベルリオーズやサン=サーンス、ドビュッシーといった有名作曲家たちの活躍した19世紀から20世紀初頭にかけてのフランスに焦点を当て、そこで活躍した重要な女性作曲家たち21人を特集。交響曲や交響詩、カンタータといった大規模編成の作品から室内楽、歌曲やピアノ曲に至るまで、さまざまな規模の名品を通じてその偉業の真相に迫ります。ピリオド楽器楽団レ・シエクルを率いるフランソワ=グザヴィエ・ロト、気鋭のベルギー人指揮者ダヴィド・レラン、フランス歌曲の新たなスタンダードを打ち出しつつあるシリル・デュボワやヤン・ブーロンなど、フランスとイタリアなどの演奏陣による妥協ない解釈は、先入観抜きに作品そのものと対峙しても十分観賞の価値ある充実名演の連続!19世紀初頭に活躍した鍵盤音楽家モンジュローに始まり、近年再評価めざましい初期ロマン派のファランク、ヴィアルドやジャエルら19世紀半ばの才人、メル・ボニやシャミナードら世紀転換期の多作な偉人に加え、新録音が驚くほど少ないオーギュスタ・オルメスや仏語版Wikipedia・IMSLPの解説すらない幾人かの稀少作曲家の作品など、このレーベルならではの新鮮な出会いにも事欠きません。貴重な図版を多く含むブックレット(仏英独語)には各作曲家の適切な紹介も含まれ、資料的価値も計り知れないセットとなっています。 (ブックレットに歌詞の掲載はございません。)(2023/03/10 発売)
レーベル名 | :Bru Zane |
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カタログ番号 | :BZ2006 |
舞台音楽に多数の名作を残したブリテンだから、管弦楽付きの声楽曲というのも得意分野でした。特に「イリュミナシオン」は、フランスの詩人ランボーのフランス語テキストを使用、ソプラノと管弦楽のための連作歌曲集として書かれ、詩と音楽の融合という点では最高の名作の一つとされています。イギリスを代表する歌手ロットと、ブリテンのスペシャリスト、ベッドフォードによる演奏は、正にスタンダードと言える名演。青春期に書かれたとは信じられない早熟さを示す「4つのフランス語の歌」や、質の高さの割りに知られていない「狩をする私たちの祖先」も、存分に耳を楽しませてくれます。コリンズ・レーベルの再発売盤。(2004/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557206 |