ローズ, ウィリアム(1602-1645)
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(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Cedille |
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カタログ番号 | :CDRBOX1002 |
シカゴを基点に活躍するCEDILLEの人気古楽アンサンブル、トリオ・セッテチェントの最新作はイギリスのバロック作品集です。過去の彼らのアルバムはイタリア、ドイツ、フランスをテーマとしていて、このイギリスがツアーの最後を飾ることになります。英語で「ファンシー」というのは幻想、空想という意味であり、また上質、装飾的という意味も持っています。ここに収録された様々な曲は、民謡風であったり、描写的な劇音楽であったりと多彩な表情を持っていて、音楽の持つ可能性をじっくり感じることができるのではないでしょうか。ある時には上品に、ある時には大胆に。そんな16世紀から17世紀の音楽をぜひお楽しみください。(2013/02/20 発売)
レーベル名 | :Cedille |
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カタログ番号 | :CDR90000-135 |
【凝った再現楽器が奏でる、瑞々しいヴァイオル合奏】多彩な音楽家であり音楽理論家であったトーマス・メイスが1676年に著した『音楽の記念碑 Musick’s Monument』は、ヴァイオル(ヴィオール)の合奏が全盛期を迎えていた当時のロンドンで聴かれた様々な音楽の形がまとめられているほか、演奏にむけての練習法や楽器の作り方までが書かれた大変貴重な資料です。ジュベール=カイエ率いるラシュロンは、この記述に沿って1セット6挺のヴァイオルを作り、さらに今回新たにヴァージナルとコンソート・オルガンも新調し、ヴァイオル合奏黄金期の作品に取り組みました。モンテヴェルディのマドリガーレ以外は、イタリア風の名前も含めて全て当時イギリスで活躍した作曲家たち。ともすると、しめやかな表現に終始してしまうコンソート・オブ・ヴァイオルズですが、ここでのラシュロンの演奏は時に躍動的なまでの動きが感じられ、鍵盤楽器も大変効果的で音楽の流れが実に鮮やか。これらの作品の新たな魅力を発見できる、美しくも楽しいアルバムです。(2020/04/10 発売)
レーベル名 | :Ricercar |
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カタログ番号 | :RIC413 |
【ポッジャーと実力派古楽奏者たちが追求する、英国バロック室内楽の真髄】バロック・ヴァイオリンの世界を席捲する英国の名手レイチェル・ポッジャーによる、17~18世紀初頭の英国室内楽を集めた充実プログラム。15世紀から16世紀にかけたエリザベス女王の時代に欧州最大級の洗練された音楽文化を誇ったイングランドは、17世紀半ばの清教徒革命による文化破壊でその伝統が途絶えかけたものの、1660年の王政復古を経て徐々にかつての活況と豊かさを取り戻し、フランスやイタリアの最先端の流行からも大きな影響を受けつつ新たな音楽世界を花開かせます。本盤はその勢いの只中で活路を見出したドイツ人作曲家ヘンデルのソナタに始まり、王政復古期の新潮流の礎を築いた革命前夜の室内楽まで時代を遡った後、バロック期の英国人たちを惹きつけたスコットランドやアイルランドの伝承音楽にも触れながら、徐々に18世紀へと年代を追って英国音楽の変化を辿ってゆく流れ。ポッジャーのヴァイオリンはもちろんのこと、英国を拠点に幅広い活躍をみせてきたガンバ奏者の市瀬礼子や、ルネサンス・バロック2種のリュートを使いこなす撥弦奏者エリザベス・ケニーなど、全ての奏者が音楽的対話を通じみずみずしい存在感を示し続ける様子はさながら、自発性と高いコミュニケーション感覚で紡ぎ出されていった英国貴族たちの語らいのよう。名技師ジャレッド・サックスならではの精妙なエンジニアリングもそれぞれの古楽器の味わいを最大限に伝え、やんごとなき人々の社交の嗜みの中で大きな意味を持った当時の音楽芸術の素顔がありありと蘇る奥深い1枚です。(2024/05/24 発売)
レーベル名 | :Channel Classics |
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カタログ番号 | :CCS46324 |
ウィリアム・バードはイングランドで活躍したルネサンス時代の作曲家。ラテン語のミサ曲広く知られていますが、鍵盤音楽の分野でも当時最先端の様式を用いた革新的な作品を残し、同時代の作曲家たちに大きな影響を与えました。バーゼルのスコラ・カントルムで学んだチェンバロ奏者フリーデリケ・シュレクはこの時代の音楽の研究者であり、アルバムではバードの作品を中心に、彼を取り巻く作曲家たちの作品を配置し、バードの音楽の持つ独自性を探求していきます。(2019/02/15 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1702 |
【フランス発ならでは!生々しい息吹とともに甦る、17世紀英国の劇場世界】昔から数多の劇場が人々のフラストレーションを飲み込み、スタイリッシュな文化へ昇華させてきた大都市ロンドン。その勢いは革命に揺れた17世紀にも健在だったどころか、フランスやイタリアから新しい音楽がもたらされ、高度に発展していた英語演劇のステージを華やがせていました。特定作曲家によるまとまった曲が印刷譜で残っている例が少ないため、復元が困難で埋もれがちな分野ですが、それら17世紀の英国劇付随音楽は現代の古楽器奏者たちにとっても魅力的な演目。セーヴルに拠点を置くザ・シアター・オヴ・ミュージックは、一座の花形歌手ジャンヌ・ゼプフェルをはじめフランス語話者たちのアンサンブルだからこそ、ともいうべき演目との相性をみせながら、今の英語よりもずっとフランス語に近かったという17世紀英語の演劇世界を鮮やかに音で活写してゆきます。しっとり抒情的な歌声に緩急自在のガット弦サウンドが絡み、アイリッシュ・トラッドにも通じる雰囲気抜群の舞曲トラックから、詩句の響きの妙をじっくり聴かせるナンバーまで、ルネサンス末期やバロック期の英国ならではの豊かな音楽をさまざまに味わえる演奏。オペラ前夜の音楽劇分野ともいうべき「マスク」や、風刺を効かせ奇想天外な展開に特化した「アンティマスク」など、当時の演劇上演のあり方を意識したプログラム構成も興味深いところ。活気に満ちた昔日のロンドンの舞台が思い浮かぶような瞬間の連続です。(2021/11/12 発売)
レーベル名 | :Ramee |
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カタログ番号 | :RAM2002 |