ル・フレム, ポール(1881-1984)
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フランス、オルヌ県ラドンに生まれ、パリのスコラ・カントルムでヴァンサン・ダンディとアルベール・ルーセルに師事、教育者としても活躍し、エリック・サティやアンドレ・ジョリヴェを指導したというポール・ル・フレム(1881-1984)。マルティヌー、チェレプニン、タンスマンと親しく交流し、彼らから大きな影響を受けています。またブルターニュの音楽にも強い愛着を持ち、自作に民族的な要素を積極的に取り入れました。彼は103歳という長寿を全うしましたが、作曲活動は第一次世界大戦の際に一時中断、1938年に活動を再開したときには、作風もかなり変化しています。ピアノ曲はその翌年の1939年に書かれた《エモーション》が最後の作品であり、以降は歌劇やバレエ曲、映画音楽といった大規模なものへと嗜好が移ってしまったようです。そんなル・フレムのピアノ曲からは、ショーソンやドビュッシー作品にも似た、良きフランスの香りが漂います。スペイン近代作品とマルティヌー作品を得意とするジョルジオ・コウクルの演奏です。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP695 |