安倍圭子(1937-)
Search results:4 件 見つかりました。
【ドイツの人気打楽器奏者が誘う、パーカッションの新しい可能性】バイエルン州ホーフでブルガリア系音楽一家に生まれたヴァシレヴァ。幼いころからヴァイオリンを学んでいましたが、ある夏、ブルガリア滞在中にパーカッションの演奏に接し開眼して以来、並行してその習得をはじめました。ミュンヘンでペーター・ザードロに学んだのち様々なコンクールで優勝を収め、今日ではドイツでも人気のソロ打楽器奏者へと成長しています。本格的な活動を始めてからは初めてとなる今回のアルバムでは、自らを通じた音楽で物語を伝えたいという彼女のコンセプトのもと、様々な国の作曲家による多様な作品が収められました。フォルクローレの要素を取り込んだジャズで人気のアルゼンチンのギタリスト、ギジョ・エスペルによる「サンバ」(ブラジルのSambaと違い、アルゼンチンの優美なZamba)、パリ管弦楽団の首席打楽器奏者で、作・編曲でも知られるエリック・サミュによる「セイリング・フォー・フィル」など、打楽器のレパートリーとして比較的知られた作品も収録しています。マリンバの第一人者として世界的に評価されている安倍圭子の「涙のパヴァーヌ」は、有名なダウランドの「ラクリメあるいは7つの涙」の主題によるたいへん美しい変奏曲。また2015年に結成されたヴァシレヴァのクインテット、そしてブラジル出身のギタリスト、ルカス・カンパラ・ディニスの活躍も特筆もので、彼女と息の合った演奏を聴かせています。(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :Alpha |
---|---|
カタログ番号 | :ALPHA463 |
ベルギー出身のフルートの名手グローウェルスは、あのピアソラやモリコーネらが曲を献呈するほどの人物。当盤では、ピアソラ「タンゴの歴史」を理屈抜きに味わいましょう。共演者シマールは、マリンバを中心に打楽器を操ります。2人のコンビに捧げられた作品も収録しました。オスティナートが印象的な「イニシエーション」、自然の息吹が感じられる「フルートとボンゴ 第1番」「自然へのオード」、「蝶々夫人」に触発された「蝶」、我らが安倍圭子の痛快な「竹林」(この作品のみ、マリンバ独奏でフルート無し)、終結に向けて徐々に高まる、エキゾティックな「魅惑の朝」。フルートと打楽器が織り成す快楽音空間に目を見張るアルバムです。(2005/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557782 |