グンスト, エフゲニー(1877-1950)
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ロシアの知られざる作曲家、エフゲニー・グンスト。2010年にバーゼル大学のセミナー室の地下から発見されたスコアによるピアノ作品集(OC899)では、スクリャービンとも似た独特の個性を伺い知ることができると、大きな話題になった人です。今作は、彼の数少ないヴァイオリン作品も含んだ作品集で、彼が生涯の最後に到達したパリの雰囲気も備えた興味深い曲が詰まっています。同時に収録されたドビュッシーの有名曲と聞き比べるのも面白いでしょう。演奏は前作と同じくスザンヌ・ラングがピアノを担当、この作曲家にかける思いを綴っています。ヴァイオリンはオレグ・カガンとヴァレリー・キモフ(オイストラフの弟子)に師事したヴェテラン、デニソーヴァです。(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1842 |
2010年春、バーゼル大学の音楽学セミナー室の地下から、ロシアの作曲家エフゲニー・グンスト(1877-1950)の作品が発見されました。この作曲家、今ではほとんど忘れられてしまっていますが、彼が活躍していた時代はいくつかの点で高く評価されていた芸術家であり、革命前のロシア音楽界に大いなる影響を与えた人でもありました。スクリャービンの側近であり、革命が起きてからは、1920年にエストニアを経由してパリに亡命。そこで寂しく生涯を終えたのです。彼の自筆スコアは非常に几帳面に書かれていますが、そこから立ち上る音は、これまでに聞いた事のないような独自なものであり、先人であるメトネルやスクリャービンとも違う不思議な雰囲気を醸し出しています。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC899 |