メイ, ヘンリー
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ケントンのモダンさは何度も書いたが、本当に素晴らしい。で、アニタ・オデイのキュートな歌がいい(ジューン・クリスティの方が「いい女」っぽくて私は好きですが)。ケントンって、こんなに楽しかったんだ、と実感させるCDです。で、最大の「売り」は、若き日のスタン・ゲッツの参加。Sergeant’s Mess で早速のソロ。後年の余裕あるサブトーンは出ないし、何だかセカセカして自信なさそうです。She’s Funny That Way では、もったいぶった間奏のあとにこれまた短いソロ。若干ゲッツぽくなりますが、「あんたが大将」とは行きません。ま、色々と面白みのあるCDです。(2004/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120714 |
キング・コール・トリオももう第6集です。聴き続けて気付いたことがあります。この「pf+g+b」編成のトリオで、相当に大きな鍵を握っているのは、ギターのオスカー・ムーアではないですかね。このトリオが曲をどうやってアレンジしているか判りませんが、多分、最初はキング・コールがリハ時にヘッド・アレンジでイメージを伝えながら、譜面に落とす段階までにはオスカー・ムーアのアイデアをだいぶ入れ込みながらやっているのではないかな。掛け合いや時々入るユニゾンのセカンド・リフ等は、寧ろオスカー・ムーアのギターを活かすような形になっている。三位一体トリオの名に恥じぬ。(2004/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120727 |