アローナ, コルンボ(1820-1869)
Search results:2 件 見つかりました。
オペラ好きの人なら、デル・モナコ、ジーリ、スキーパ、ディ・ステファノはいうまでもなく「冷たき手を」でハイCを出したヴァレンテ、「ボリス」でのディミートリィ役の名録音が残るトカチャン、捕虜収容所で亡くなった悲劇のテノール、シュミット、フランス語版(ハイライト)「トスカ」を残したマッツェイと、9人の名前を見れば次々と彼らの美声がよみがえってくるに違いありません。イタリア・オペラ界を支えた名テノールたちの中でも、とりわけその麗しい声の持ち主たちがセレクトされています。イタリアの歌を情緒豊かに歌う彼らの歌唱法は、オペラの時と違い幾分リラックスし、それぞれの個性ともいえる「歌い崩し」が入っていますが、それが独特の色気や哀愁を醸し出しています。(2006/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110773 |
エンリコ・カルーソー(1873-1921)の録音全集の第11集では、1918年11月の第一次世界大戦終結をはさんだ、1918年4月から19年9月にかけての録音を収めています。スペインや中南米、それにイタリアの歌曲などが多数を占めますが、戦時下の状況を反映して、行進曲や賛歌が含まれているのもこの頃の特徴です。たとえば《オーヴァー・ゼア》は当時欧州に遠征して戦局を決定づけたアメリカ兵たちのテーマ・ソングのような人気曲ですし、《ガリバルディ賛歌》はカルーソーの母国イタリアの統一の英雄をたたえた歌で、トスカニーニもよく指揮した曲です。(山崎浩太郎)(2004/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
---|---|
カタログ番号 | :8.110752 |