ペニャローサ, フランシスコ・デ(1470-1528)
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これは驚きの美しさ!音楽史の本で名前はしばしば目にするアンチエータですが、実際に作品を音で聴くことは非常に珍しいところ、当盤の出現は、多くの古楽ファンに発見の喜びを与えることでしょう。「ミサ・シネ・ノミネ(別名:第四旋法のミサ曲)」全曲を、実際の典礼を再現するために、当時の他の音楽を織り交ぜて演奏。例えば、かの有名な冒頭1の旋律はミサ曲の中で使用されているものです。男性だけの歌手陣が織り成す美しいポリフォニーは、心地よい倍音を伴って、極上の癒し空間を醸成します。スペインのルネッサンス音楽の輝きに、改めて目を開かせる曲・演奏です。(2004/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555772 |
スペイン・ルネサンス期の2人の作曲家による「聖母マリアのための音楽」を集めた1枚。フランシスコ・デ・ペニャローサはセビーリャで教会楽長として活躍、1518年から21年まではローマ教皇庁にも使えた才人。ジョスカン・デプレらフランドル楽派のスタイルを採り入れた宗教曲を書き高く評価されましたが、出版された作品が少なかったため、スペイン以外の国で広くその作品が広まることがありませんでした。アルバムを演奏する"ペニャローサ・アンサンブル"はこの大作曲家の名を冠しています。かたやトマス・ルイス・デ・ビクトリアはペニャローサより80年ほど後の世代の作曲家で、ポリフォニー音楽の作曲家としてパレストリーナに次ぐ存在とみなされています。彼もローマでイエズス会の司祭を務めましたが、1586年にスペインに帰国し、マドリッドのデスカルサス・レアレス女子修道会に奉職します。ここでは皇太后マリアに仕え、司祭・作曲家・合唱指揮者・オルガニストとして多方面な活躍をしました。彼の作品は印刷されヨーロッパ全体に普及し他の作曲家たちを刺激、現在でもその洗練された音楽は広く愛されています。(2022/01/28 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555398-2 |