Home > CD & DVD > Comporsers

 CD & DVD/BD



アーン, レイナルド(1874-1947)

Search results:45 件 見つかりました。

  • 詳細

    アーン:歌劇「未だ見ぬ人よ」(ジャンス/ドライ/パンクラツィ/ドリエ/アヴィニョン=プロヴァンス地方管/ジャン)

    【アーン壮年期の舞台作品は洗練の極致! ジャンスら歌手陣も絶好調】『失われた時を求めて』の作家プルーストとの親交で知られる世紀転換期フランスの作曲家レイナルド・アーンは、大の社交家らしく、早くから舞台音楽でも成功を収めていますが、これはかなり後期の作品。両大戦間の1933年、かつてオッフェンバックが自らのオペレッタ上演の牙城としていたブフ=パリジャン劇場で初演された際には、のちに『北ホテル』や『天井桟敷の人々』といった名画で銀幕を賑わせることになる名女優歌手アルレットも乳母フェリシ役で登場。台本は、こちらも後年映画監督として活躍をみせたサシャ・ギトリ。名作《シブレット》でタッグを組んで以来10年ぶりのアーンとの仕事は、ここでも大きな成功につながりました。新聞広告で密かに浮気相手を募ったところ、数々の応募者の中に自分の妻、娘、娘の乳母らが含まれていると知り大慌てする帽子屋プロスペールの喜劇……荒唐無稽な内容でありながら、アーンはフランス近代音楽らしいオーケストラを使い(管楽器はフルート、クラリネット、サクソフォン、バスーン各1にクラリネット2本のみ)、彼の歌曲やピアノ曲に通じるような、親しみやすくも極めて洗練された音楽を付けています。演劇の都としても知られる南仏アヴィニョンのオーケストラを鮮やかにまとめてゆくサミュエル・ジャンのタクトも絶妙なら、ヴェロニク・ジャンスをはじめとした歌手陣も、音楽の美しさと機微をとらえた歌唱で作品の味わいをじっくり引き出してゆきます。Bru Zaneレーベルならではの200ページを超える充実したブックレットでは、いつも通りの口絵の多さと解説の充実に加え、録音では省略されている音楽抜きの台詞部分まで含めたギトリ執筆の台本全編も英訳付で読むことができます。(2021/02/12 発売)

    レーベル名:Bru Zane
    カタログ番号:BZ1043

  • 詳細

    アーン:歌劇「夢の島」(ギュメット/デュボワ/モレル/ル・コンセール・スピリチュエル合唱団/ミュンヘン放送管/ニケ)

    【早熟の天才作曲家が初めて手掛けた歌劇、ニケによる世界初録音】わずか12歳で作曲した「私の詩に翼があったなら」が最大の有名曲という早熟の天才、レイナルド・アーンが23歳の頃に手掛けた最初の歌劇。フランス19世紀の異国もの文学で絶大な人気を誇ったピエール・ロチがタヒチで書いた著作をヒントに、ポリネシアの島を牧歌的に描いたオペレッタです。豪華なメンバーによる初録音。Bru Zaneならではの図版満載の英仏2言語ブックレットも充実しています。(2020/10/30 発売)

    レーベル名:Bru Zane
    カタログ番号:BZ1042

  • 詳細

    アーン:当惑したナイチンゲール(エイディ)

    もともとはベネズエラで生まれ、フランスに帰化したレイナルド・アーン(1874-1947)。10歳でパリ音楽院に入学、マスネやサン=サーンスに師事したという彼の作品で、最も知られているのは、歌曲「私の詩に翼があったなら」でしょう。しかしこの歌は彼がなんど12歳の時の作品で、本当に早熟の天才だったのです。TIMPANIレーベルには、なぜかアーンの作品がこれまでになく、この「当惑したナイチンゲール」が初めての作品集となります。1902年から1910年に作曲されたピアノの連作集で、全体は4つの部分に分かれた53曲から出来ています。彼の親友であったマルセル・プルーストの影響が多分にありアーンによると「涙の中で書いた」ものであり、幼い頃の記憶を辿るような感傷的で静かな音楽です。ピアニスト、エイディはTIMPANIレーベルでお馴染みの人。その繊細な表現力が高く評価されています。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:Timpani
    カタログ番号:2C2229

  • 詳細

    アーン:当惑したナイチンゲール(ユーニー・ハン)

    【アーンの大作に待望の新録音登場】ベネゼエラに生まれてフランスに学び、そのまま帰化したアーン。マスネに師事し、指揮者としても活躍した彼は、作曲家としても早熟な才能を発揮しますが、その作品は12歳の頃に書いたという歌曲「私の詩に翼があったなら」を除き、今日演奏機会にあまり恵まれているとは言えません。そんな彼が残したピアノ曲「当惑したナイチンゲール」は、4つの組曲からなる全53曲で構成された小品集。どの曲も特徴的な性格を持ちながら、小説家プルーストとの親交でも知られる彼らしく、内省的な美しさに満ちています。この大作に臨むのは韓国出身のユーニー・ハン。Steinwayで3枚目のアルバムとなる今回は、1枚目でも取り上げていたアーンを色彩豊かに聴かせます。(2019/08/16 発売)

    レーベル名:Steinway and Sons
    カタログ番号:Steinway30108

  • 詳細

    アーン/フォーレ/ローアー/ファリャ/シューマン/チャイコフスキー/サン=サーンス:夜想曲集(キール/オレア=サンチェス/ノル)

    バーゼル交響楽団のハープ奏者を務めるアウレリー・ノル、同じくバーゼル交響楽団のチェリスト、ヨレナ・オレア・サンチェス、古楽系のレパートリーで知られるソプラノ歌手マリア・クリスティーナ・キール、この3人が中心となり、アーンやファリャ、フォーレらの色彩豊かな作品を奏でた1枚。アルバムの中には、スイスの作曲家シルヴァン・ローラーの作品も含まれており、彼の繊細かつ印象的な作風による音楽は、他のロマン派の作品に見事に溶け込んでいます。(2024/03/29 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM427

  • 詳細

    アーン:夜の祭りのためのディヴェルティスマン/バレエ音楽「エステ家のベアトリーチェの舞踏会」/セレナード(アンサンブル・イニシウム/サヴォア地方管/シャルヴァン)

    もともとはベネズエラの生まれで、父はドイツ系ユダヤ人、母はスペインのバスク人であった作曲家レイナルド・アーン(1874-1947)。3歳の時にフランスに移住し、マスネ、サン=サーンスに師事し、わずか15歳で「私の詩に翼があったなら」を作曲。将来を多いに嘱望され、その後は1912年にフランスに帰化し、再びベネズエラに戻ることはなく、フランス人として一生を終えました。多くの作品を書きましたが、現在知られているのは、もっぱら20歳になる前の作品であり、このアルバムに収録されたような管弦楽作品や室内楽はほとんど聞かれることがありません。とりわけ管楽四重奏によるセレナーデと、異国的な風情を持つ「祭りの夜へのディヴェルスマン」は世界初録音となります。(2015/07/29 発売)

    レーベル名:Timpani
    カタログ番号:1C1231

  • 詳細

    禁断の果実~歌曲集(アップル)

    【ベンヤミン・アップルが問いかける、禁断の果実とは?】フィッシャー=ディースカウ最後の弟子と言われるドイツのバリトン、ベンヤミン・アップルのALPHAレーベル第2弾。エデンの園でアダムとエバ(イヴ)が食べた禁断の果実をモチーフとした、民謡からロマン派、近代、現代、そしてミュージカルのナンバーまでを収め、その解釈の多様性を巡りながら、現代の禁断の果実とはなにか、蛇は今もどこかに潜んでいないかと、問いかける内容となっています。長くパートナーを務めるジェームズ・ベイリューとの息もぴったり。曲間にはアップルが語る『創世記』からの語句が短く添えられ、彼の美声と幅広い表現力を様々な角度から堪能することの出来るアルバムです。(2023/06/23 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA912

  • 詳細

    グルック/リスト/アーン/プロコフィエフ/グラナドス/ウィプラッド:ピアノ作品集(ユーニー・ハン)

    「流れる音、詩的なフレージング、そして天上の美しさを感じさせるメロディの歌わせ方」シンシナティ・エンクァイア紙でその演奏を絶賛された北韓国のピアニスト、ハン・ユーニー。バッカナウアー国際ピアノ・コンクールを始めとした数々のコンクールで入賞を飾り、その将来を嘱望されている彼女のデビューアルバムは、そんな美質を存分に生かした選曲となっています。どの曲にも愛の喜びと憂鬱、そしてそこはかとなく「死の香り」が付き纏い、これらが相俟って、時には清々しく、また妖艶な表情を創りだすのです。トラック12の「エル・ハレオ」は彼女のために書かれた音楽で、この演奏が世界初録音となります。(2014/06/25 発売)

    レーベル名:Steinway and Sons
    カタログ番号:Steinway30030

  • 詳細

    サン=サーンス/アーン:合唱作品集(光に寄す)(アクサンチュス室内合唱団/コーン/グラプロン)

    【新時代に向かう精鋭集団アクサンチュス、フランスの後期ロマン派を代表する二人の世界へ】合唱という形態が聴かせる表現の驚くべき幅広さを、気鋭指揮者ローラン・エキルベイとともに世界に印象づけてきたアクサンチュス。彼らの拠点でもあるフランスにおいて、21世紀の音盤世界でユニークな立ち位置を占めるレーベルAlphaからのリリースは、19世紀フランス楽壇に新境地を切り開いた名匠サン=サーンスと、早くから才能を開花させ世紀をまたいで音楽シーンを賑わせたアーンの合唱作品集です。どちらもそれぞれの関心から、バロック以前のポリフォニー音楽を作風の一助としてきた作曲家だけに、注目される機会が多いとは言えない合唱曲の分野にも名品が続々。ロマン派時代ならではの音作りながら古楽との相性が意外にも良い彼らの音楽と、美しい響きに独特の人間的温もりをたたえたアクサンチュスの歌唱が相まって、このアルバムに大きな存在感を与えています。指揮はエキルベイのもとで経験を積み、ミンコフスキを支える合唱指揮者としても19世紀フランスの声楽作品で実績を上げてきたクリストフ・グラッペロン。俊英室内合唱団の輝かしい新時代の幕開けを飾る注目の新録音です。(2022/08/26 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA864

  • 詳細

    ジェニー・トゥーレル - 声の肖像(1946-1952)

    ジェニー・トゥーレル(1900?-73)は1940年代からアメリカで活躍、その艶のあるメゾの歌声で聴衆を魅了しつづけた歌手です。白ロシアのヴィテブスクに生まれ、ロシア革命で出国ののちパリに学んで、33年から39年にはパリのオペラ・コミークの歌手として活動しました。37年にメトロポリタン歌劇場に《ミニョン》でデビュー、以後は第2次世界大戦の激化によってアメリカに活動の拠点を移しました。同時に、オペラからコンサートにその重点をしだいに変え、実演でもレコードでも高い人気を得ました。ここでは露仏の歌曲を中心に歌っています。(山崎浩太郎)(2003/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110735