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ライヒ, スティーヴ(1936-)

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    ダヴィドフスキー/ライヒ/フルマー/ゴスフィールド/ソルヴァルドスドッティル/オリヴァー・ラ・ローザ:チェロ作品集(ニコラス)

    ニューヨークで活躍するチェリスト、マイケル・ニコラス。彼は国際現代アンサンブル(ICE)のメンバーとして、常に新しい音楽を追求しています。世界中の現代作曲家たちは彼のために新作を書き、それらを初演すること、また即興と電子音を組み合わせ新たな音を創造することなど、彼が投げかける斬新な音楽は、聴き手に驚きを与えています。このSONO LUMINUSレーベルへのデビュー・アルバムに収録された6つの作品は、ほぼ50年に渡る作曲年代の開きがありながらも、どれもが無機質で機械的な響きを音楽に取り入れるという実験的な手法が凝らされており、人類とコンピュータの平和的共存について、そして音楽の変遷についての彼の考察が示されているというものです。(2016/06/29 発売)

    レーベル名:Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92202

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    ディスカバー・ミュージック - 20世紀の音楽

    (2008/02/22 発売)

    レーベル名:Naxos Educational
    カタログ番号:8.558168-69

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    ライヒ:エイト・ラインズ/シティ・ライフ/ヴァーモント・カウンターポイント/2台、またはそれ以上のピアノのための音楽(ホルスト・シンフォニエッタ/ジモン)

    20世紀後半のアメリカ音楽界におけるもっとも重要な人物の一人スティーヴ・ライヒ。ミニマル・ミュージックだけではなく、持ち前の探求心による表現法の拡大から生まれた様々な音楽は、ジャズや電子音楽など多岐に渡る分野のアーティストたちに多大な影響を与えています。このアルバムには1960年代から1990年代までに作曲された5作品を収録。1964年の「2台、またはそれ以上のピアノのための音楽」は9つのコードで構成された作品で、リズムや繰り返す回数は奏者たちに任された自由度の高いもの。1979年の八重奏曲は典型的なミニマル・ミュージックで、のちの1983年に「エイト・ラインズ」へと再構成されています。「ヴァーモント・カウンターポイント」と「ニューヨーク・カウンターポイント」は同種の楽器から生まれる多層的な響きが陶酔を生む作品。大都市の波打つ活気を再現することが試みられています。1994年の「シティ・ライフ」はニューヨークの雑多な風景が切り取られた、これまでよりも更に大規模な構成とストーリーを持つ作品。サンプリングされたクラクションや生活音などが見事な音楽に昇華しています。フライブルクを拠点とする室内アンサンブル、ホルスト=シンフォニエッタの緻密な演奏で。(2020/12/11 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559682

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    ライヒ/ケージ/カーター/ダショウ/カンペーラ:現代のギター作品集(タッリーニ/アシオーネ/ダショウ)

    21世紀に入ってからギターのレパートリーは一層充実し奏者の技術も向上、エレクトリック・ギターや多重録音を導入するなど様々に発展しています。1987年に開催された第20回ミケーレ・ピッタルーガ国際クラシック・ギター・コンクールで優勝したアルトゥーロ・タッリーニも様々なギターを弾きこなす名手の一人。このアルバムではパット・メセニーのために書かれたスティーヴ・ライヒの名作「エレクトリック・カウンターポイント」を冒頭に置き、彼の友人であった亡きギタリスト、ドメニコ・アッシオーネが録音してあったテープ録音に併せソロ・パートを演奏しています。他には自身がプリペアド・ギターのためにアレンジしたケージの「ルーム」や、世界初録音を2作含むクラシック・ギターのための4曲を演奏。カンペーラの「パーカッション・スタディ」では歌やつぶやきも合わせながら超絶技巧を披露します。(2022/11/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574394

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    ライヒ:セクステット/ピアノ・フェイズ/エイト・ラインズ

    2004年12月に結成されたロンドン・スティーヴ・ライヒ・アンサンブルはロンドンで学ぶ若きミュージシャンたちによる気鋭の団体です。既に国際的評価も高く、今回のアルバムも期待に違わぬ出来となっています。(2007/12/12 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777337-2

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    ライヒ/ハウエルズ/フェントン/フィトキン:20-21世紀のクラリネット作品集(ロブソン/チャンバース/ハリス/チェンバレン)

    4曲の世界初録音を含む、クラリネット奏者バーナビー・ロブソンの20世紀と21世紀の作品集。冒頭に置かれているのは、英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)音響賞の受賞経験を持つサウンド・デザイナー、マーティン・キャントウェルとロブソンのコラボレーションによるライヒの「ニューヨーク・カウタンーポイント」。8つの録音済のクラリネットの旋律が複雑に絡みあい、スリリングな世界を作り出しています。続くハウエルズのクラリネット・ソナタ(1946年版)をはじめとした4作品は世界初録音。哀愁を帯びた「レッド・ヘリング・ブルース」の作曲者はバリトン歌手として活躍するロデリック・ウィリアムズというのも驚きです。軽妙なプーランクのソナタではロブソンは2つのパートを多重録音し、最後はドビュッシーの「第1狂詩曲」で締めくくるというクラリネット好きには大注目の1枚です。(2021/11/19 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100184

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    ライヒ/ハリソン/ウィテカー/ラヴェル:打楽器作品集(スモーク&ミラーズ・パーカッション・アンサンブル)

    まるでたった一人で演奏しているかのような、完璧な統制を誇るこのパーカッション・アンサンブル「スモーク&ミラーズ」。ここに収録された曲はどれもが独自の個性を持ち、打楽器の限りない可能性を示唆する興味深いものばかりです。(2013/03/20 発売)

    レーベル名:Yarlung Records
    カタログ番号:YAR87598

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    ライヒ/ブライアーズ/フェルドマン:クラリネット作品集(ヒートン/リンブリック/スミス)

    クラリネット奏者&指揮者ロジャー・ヒートンは、ギャビン・ブライアーズ・アンサンブルのメンバーとして数多くの現代音楽の演奏に携わってきました。/ヒートンの初のアルバムであるこの「NewMusicforClarinets」は、多重録音を駆使し、ライヒの11本のクラリネットのための「ニューヨーク・カウンターポイント」などの複数の楽器のための作品を一人で演奏するという離れ業によるものです。あまりの出来栄えの良さに、BBCマガジンはこのアルバムを「1995年度クラシック・アルバムTOP50」に加えたほどです。/(2017/09/29 発売)

    レーベル名:Clarinet and Saxophone Classics
    カタログ番号:CC0009

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    ライヒ:マレット四重奏曲/セクステット/ナゴヤ・マリンバ/木片のための音楽(サード・コースト・パーカッション)

    20世紀が終わる頃、スティーヴ・ライヒ(1936-)の音楽は爆発的な人気を誇っていました。ミニマル・ミュージックの先駆者として、当時のニューヨーカー誌では「現代における最も独創的な音楽思想家」とまで讃えられるほど、その音楽とスタイルは独特なものであり、ジャンルを越えた芸術家たちにも強い影響を与えたのです。このアルバムで一連のライヒ作品を演奏している「サード・コースト・パーカッション」は、そんな時代を知らない「若い世代」のプレイヤーによって結成されているアンサンブルです。彼らがこの世に生を受けたときには、ライヒの音楽は当たり前のように身近にあり、すでに過去の偉大なる存在となっていたのです。2016年に80歳の誕生日を迎えるライヒを祝してのこのアルバムには、当時のクロノス・カルテットのような熱さとは違う、客観的な感情が見てとれます。(2016/04/27 発売)

    レーベル名:Cedille
    カタログ番号:CDR90000-161