ホフマイスター, フランツ・アントン(1754-1812)
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(2019/04/05 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :MP1805 |
狩猟時の信号用楽器を原点とするホルンは、18世紀になるとソロ楽器としての地位を確立し、ハイドンやモーツァルトをはじめとする数多くの作曲家たちがホルンのための作品を作曲、その中には2本以上のホルンのための作品も多く含まれます。このアルバムに収録されたホルン協奏曲は、いずれも当時のホルン奏者の技術的進歩と作曲技法の充実を示しています。ベートーヴェンと同じ年に生まれたフリードリヒ・ヴィットの作品は、力強い第1楽章、優雅なロマンス、舞曲を思わせる終楽章で構成されており、ホフマイスターの作品は、親しみやすいテーマと技巧的な展開を特徴としています。レオポルト・モーツァルトの協奏曲では、ホルンと弦楽器が緊密に絡み合い、軽快なリズムと技巧的な要素が加わっています。ポコルニーのヘ長調の協奏曲は、2本のフルートがソロ・パートに彩りを加え、優雅なラルゲットが生き生きとした楽章に挟まれています。 バッファロー・フィルの首席ホルン奏者ヤチェク・ムズィクと副首席ホルン奏者ダニエル・ケルデレヴィチが巧みなソロを披露します。(2024/10/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574646 |
マンハイム楽派の傑出した音楽家であるシュターミッツと、出版事業でも知られるホフマイスター。彼らの作品は、どうしても同時代の天才、モーツァルトの影に隠れがちですが、こうして改めて聴いてみると、その独自性溢れる音楽には感嘆せずにはおれません。父ヨハンから音楽教育を受け、パリでヴァイオリニストとして活躍したシュターミッツの作品は、超絶技巧をふんだんに使った華麗なもの。オーケストラ・パートの充実した書法も魅力的です。かたやホフマイスターの作品は、どちらかというと簡潔な書法で書かれ、優雅さが際立つものです。「すばらしく深く、対話に満ちた音」とボルティモアの新聞評で絶賛された女性ヴィオリスト、チャンの演奏で。(2011/09/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572162 |
18世紀から19世紀にかけて、ウィーンで最も人気のある作曲家の一人として知られていたフランツ・アントン・ホフマイスターは、9作のオペラ、約70の交響曲、50近い弦楽四重奏曲をはじめ、多くの協奏曲や宗教曲、声楽作品を作曲し、音楽出版者としても活躍しました。彼は当時の音楽愛好家が好む作品をよく理解しており、自身の新しいアイデアも作品に反映、その洗練された音楽スタイルは「最も注目すべき、優れた、そして多作な作曲家」として広く評価されました。このアルバムにはホフマイスターの1780年代から1790年代の作品を収録。ホルン協奏曲での2人の熟練したソリストのための華麗なパッセージ、「狩り」交響曲で聴かれる優雅で溌剌としたな狩猟のテーマと、滑らかで心地よいオーケストラの響きが全曲にわたって展開された「ラ・プリマヴェーラ(春)」の3曲をお楽しみください。ホルン協奏曲ではバンベルク交響楽団の首席ホルン奏者を務めるクリストフ・エスと、彼が創設したジャーマン・ホルン・サウンドのメンバーでアレンジャーのシュテファン・ショットシュテットが快演を聴かせます。(2024/12/13 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555417-2 |
このアルバムに登場する2人の作曲家は、当時密接な関係を持っていました。と、いうのも、当時のホフマイスターは作曲家としてではなく、音楽出版者としての活躍の方が目立っていて、自身の作品はもちろんのこと、モーツァルト、ハイドン、クレメンティ、そしてベートーヴェンの作品も積極的に出版し、世に送り出していたからなのです。ホフマイスターを取り巻く作曲家たちは、皆仲が良く、ベートーヴェンは自身の手紙の中で、ホフマイスターを「最も愛しい兄弟」と綴るほどに慕っていました。そんな時代、ヴァイオリンとチェロの二重奏曲は、家庭で演奏するのにふさわしいサイズであったため、広く愛されていました。そこでホフマイスターはアマチュアでも演奏しやすい作品を作曲し、出版することでこの需要に応えたのです。またベートーヴェンの作品も、本来はクラリネットとファゴットの二重奏曲を、少し後の時代の作曲家ヘルマン(1828-1907)がヴァイオリンとチェロのために編曲、こちらも親密な響きが溢れています。ヴァイオリン奏者ミルズが演奏するヴァイオリンは1735年、ヤヌアリウス・ガリアーノ製の楽器。当時の雰囲気が伝わる柔らかい音色です。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573541 |
現在では楽譜出版者としてのみ知られるホフマイスターですが、作曲家としても多くの作品を残しています。ここに収められたクラリネット四重奏曲は未出版のもので、これが初録音になります。モーツァルトがクラリネット五重奏曲を書いた名手アントン・シュタードラーのために作曲されたと考えられている曲で、古典派のクラリネット隠れ名曲として見逃せません。全体に明るく流麗な音楽ですが、ニ長調の曲の第2楽章は深みのある短調で、モーツァルトの短調緩徐楽章を連想させますし、変ホ長調の曲の第3楽章は独立した3つの部分からなるという変わった構成で、新機軸を見せています。(2002/06/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999812-2 |
97年にイスラエルで創設されたアヴィヴ四重奏団は、その後コンクールなどで目覚しく活躍中。2人のヴァイオリニストはロシア人、他の2人がイスラエル生まれという構成です。ここで演奏されるホフマイスターという人物、むしろ音楽出版で知られ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンもお世話になったわけですが、50を超える交響曲を書くなど、当時は作曲家としても尊敬され、実際ここで聴ける弦楽四重奏曲の高水準は、正直驚きです。特に「変ロ長調」の優美極まりない第2楽章と、思わずほくそえんでしまうユーモアたっぷりの終楽章はお薦め。18世紀ウィーンの四重奏曲の貴重なレパートリーと言えるでしょう。(2003/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555952 |
ドイツ生まれのホフマイスター(1754-1812)は作曲家としても高名でしたが、現在では「音楽出版者」としての功績の方が高く評価されているようです。確かに彼のおかげでハイドンやモーツァルト、ベートーヴェン、クレメンティらの作品が世に出版され、知名度を獲得したことは間違いありません。しかし彼自身は作曲活動をやめるつもりはなく、1790年代にはフルーティストの友人とツアーを行ったりと、活発な創作活動を行っていたことでも知られています。彼は交響曲をおよそ50曲書いていますが、そのほとんどは1790年代に作曲されたものであり、特に、このアルバムに収録されているニ長調の交響曲は聴衆から熱烈に支持されたと言われています。また彼の最も成功した舞台作品「イタカ島の王子」の序曲も、全曲を聴いてみたくなるほどの魅力を秘めたものです。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777895-2 |